アーレ・ハイネセン(宇宙暦400年代 - 宇宙歴527年以前)は自由惑星同盟の偉人。原作登場人物である。

略歴

 宇宙歴473年、極寒の惑星アルタイルで奴隷として重労働に従事していたハイネセンは同じ奴隷の少年、イオン・ファゼカスがドライアイスで船を造り、湖の上で遊んでいるのを見て、宇宙船の材料にドライアイスを使うことを思いつく。イオン・ファゼカス号と名付けられたこの宇宙船によって約四十万人が星系からの脱出に成功、「長征一万光年」の始まりである。
 彼自身はこの旅の中で事故死するが、生き残りバーラト星系にたどり着いた長征グループは彼の偉業を称え、首都星をハイネセンと名付けた。その他、五大難関校の一つであるハイネセン記念大学、自由戦士勲章に次ぐ勲章であるハイネセン記念特別勲功大章等に彼の名前が残っている。また、ハイネセン主義と呼ばれる思想が残っているが、マルタン・ラロシュ議員やサンドル・アラルコン提督ら過激派はハイネセンとは関係なく、後世の人間がでっち上げた思想だという立場を取っている。
最終更新:2019年07月28日 13:26