ギンジ


プロファイル

  • 【ギンジ】
    • やりたいこともない、夢なんてない、将来なんてどうでもいい。少年はいつも無関心。そしてそんな「無」を好んだ。斧型ドライバ【ヤシャヒメ】を振り回し、力こそが正義だと、力だけを信じた。自分さえよければ他はどうでもいい、全てに無関心なその刃は、残酷なまでに、自分以外の全てをこなごなに粉砕する。
  • 【斧士ギンジ】
    • 力を増した【ヤシャヒメ:弐式】を手に暴れ倒す。全てを、交わった世界を無に帰す為に。このまま全て、無くなってしまえばいい。手にした「無」の力に酔いしれるがまま破壊を繰り返すギンジ。それが、その力が生まれた理由であるかの様に。無を求めるが故の、無による衝動は、全てを無に帰すまで終わらない。
  • 【無斧士ギンジ】
    • 我は想ふ、無とはこの世の理なり。我は問う、果たしてそれが真実か。無の起源<オリジン>でありながら、自分の出生すら知らない無を司る精霊に諭されるが如く、無の持つ意味に疑問を感じるギンジ。全てを無に帰すという黄昏の審判の真意を見極めに、【ヤシャヒメ:参式】と共に常界<テラスティア>へと。
  • 【絶無斧士ギンジ】
    • 無の生まれた真実を求め、地底郷<アガルタ>へ。他の5つとは異なる力、自分に与えられた力のみが持つ真実を。全てを知ったギンジは生まれ変わった【ヤシャヒメ:ミヤビ】を携え、皆と同じ道を歩み出す。それは、交わったこの統合世界<ユナイティリア>の、交わってしまった、という事象を「無」に帰す為に。
  • 【無英斧士ギンジ】
    • 神様のごっこ遊びは幕を閉じた。世界評議会から悪戯王聖王は消え、道化竜は戦犯者として統合世界全土へ指名手配に。また、黄昏の審判を阻止した一人の英雄も存在していた。その男の名前は無英斧士ギンジ。彼は全てを知りながら全てを語ることなく、世界評議会最高幹部の席へと就いた。まだ、終わってないんだ。


関連テキスト

ゼロ

  • 【ゼロ】
    • 自分は何の為に産まれたのだろうか、産まれたことに意味はあるのだろうか、無の起源<オリジン>であり、無を司る大精霊でありながら、そのあまりにもはっきりしない存在理由に頭を悩ませていたゼロ。繰り返す自問自答、出ない答えと、出る疑問。ある仮説へ辿り着いた頃、その問いに相応しい斧士が訪れた。
  • 【無精王ゼロ】
    • 無を好む少年と共に向かった地底郷<アガルタ>。そこには何も無かった。そう、自分の産まれたことに意味はなかった。無と無の共鳴<リンク>は繰り返される空白。そしてその空白が、選べる未来だと気付いた時、ゼロは無精王へと生まれ変わる。何者でもない彼女は、何者にでもなれる少年と共に、審判の日へと。

ガレス

  • 【聖銃士ガレス】
    • 聖王の真意に反対しながらも、若き世代への橋渡しをすべく聖銃士へと。若さ故の過ちを犯そうとする絶無の斧士を正す為、可変させた【ボーマン:リボルブ】で応戦を。傷ついた体と心が癒えるよう、戦いの後に機関の仲間達へ振る舞うスープは薄口、だけどそれが、戦うことしか知らない皆の、一番の安らぎだった。

アワユキ

  • 【アワユキ】
    • 手段は違えど目的は同じと、皆と同じ道を歩き始めたはずの一人の少年は、自分にしか出来ないことがあると言い残し、一人故郷の極東国<ジャポネシア>へ。枯れることを知らない桜の前で、諸行無常の響きの直後に聞こえてきたのは第五世代自律兵器型ドライバ【アワユキ】の機動音と、鞘から刀を引き抜く音だった。
  • 【アワユキ:ミヤビ】
    • 圧倒的な破壊力を前に、止むを得ず力を共にした無の斧と刀。生憎と罪人以外を斬る趣味はないのでな。最期のひと振りを少年に預け、無刑者は一足先に刀を収めた。綺麗に咲き誇る桜の下、再起動<リブート>を終えた【アワユキ:ミヤビ】が自らの存在理由を口にした頃、無刑者の背中は既に夕日の先へと溶けていた。

トキワ

  • 【風拘獣トキワ】
    • ありがとにゃん。風拘獣トキワは少女にお礼を告げ、小銭を片手に焼き魚を求め、定食屋の敷居を跨いだ。ふと向かいのテーブルに目をやると、まるで恋する思春期の様な赤ら顔の少年と無表情の自律兵器の二人が。悪戯に投げる視線、更に赤くなる少年。ただ少年は彼の拘束着が、男を示す黒色であったことを知らない。

ドラシェルチョコ

  • 【コドラシェルチョコ】
    • ホワイトデーはお返しの日だと誰が決めたのだろうか。そんなルールを無に帰すかの様に一人の少年へと渡すプレゼントを買う為に。ただ、そんな想いとは裏腹の重い足取り。それでも必死に、一歩一歩前へ。遂に辿り着いた洋菓子店、コドラシェルチョコは飾られていた。
  • 【ドラシェルチョコ】
    • 二人顔を合わせてから、既に20分が経過していた。渡すことの出来ない思春期の少年は、ただ頬を赤く染め立ち尽くしていた。神様、俺に勇気を。背中に隠したプレゼントを出そうとした時、訪れた時間切れ、暴れだすドラシェルチョコ。僕に嫌がらせだなんて、いい度胸してるにゃん。少年のホワイトデーは終わった。

ラショウ

  • 【ラショウ】
    • 無に帰すことが叶わなかった白い日の約束事、肩を落とした少年の前、何も無かったはずの空間に、何事も無かったかの様に夢幻の駅が存在していた。汽車から降り立ったのは鎧型ドライバ【イバラキドウジ】を纏ったラショウ。漢が何を落ち込んでおる。俺の気持ちがわかるのかよ。恋に破れた少年は、斧を振り上げた。
  • 【無番人ラショウ】
    • 少年は恋に打ち破れ、そして【イバラキドウジ:弐式】を纏ったラショウを打ち破った。そなたを送り届けよと、我らが古の竜王より仰せつかっておる。男が差し出した手を拒み、決意の眼差しを返す少年。おかげで目が覚めたよ、俺にしか出来ないことをするんだった。少年は汽車に乗らず、自らのその足で歩き出した。

200万DL記念エリア

  • 【200万DL記念・その3】BOSS:無斧士ギンジ
    • 何も持たない者だからこそ、何者にでもなれる可能性、それは同時に、存在の否定でもあり、肯定でもあった。このまま何も無かったことに、無に帰したとしたら、自分は。だけど、少年に迷いはなかった。初めて手にした何かと共に、聖なる扉へと。

黄昏の審判:炎の軌跡

  • 【♯09 黄昏の炎】BOSS:火炎甲士アカネ
    • 観測者に導かれるように向かった塔、そこではまさに最後の審判が行われようとしていた。そして顔を合わせる四人の友達。その場にいない二人のことを思いながら、そんな二人の為にも、最後の力を振り絞るのだった。全ては、聖なる入口を壊す為に。

黄昏の審判:水の軌跡

  • 【♯14 黄昏の水】BOSS:流水刀士アオト
    • 神へと抗う最上階、再会した四人の少年少女。少年は傷ついた三人を癒し、また、その行為に言葉は必要なかった。僕たちは、生きるんだ。あぁ、そのつもりだ。うん、もちろんよ。おう、ったりめーよ。鞘から抜かれた刀、それが総攻撃の合図だった。

黄昏の審判:風の軌跡

  • 【♯19 黄昏の風】BOSS:疾風棍士ミドリ
    • みんな、風に乗って。塔の最上階、少女が巻き起こした竜巻は、四人を開かれた扉の神の元へと。風向きは変わり、そして、その風は戦局を変えた。吹き続ける追い風。激しい嵐が過ぎ去った時、四人の少年少女は束の間の喜びを分かち合ったのだった。
四人の少年少女はアカネ,アオト,ギンジ

黄昏の審判:無の軌跡

  • 【♯31 別の道】BOSS:ギンジ
    • 少年には何もなかった。周りが羨ましかった。だが、少年は旅を続け、自分の存在の理由に気がついた。そして、そんな少年と友達になってくれた五人がいた。友達ってヤツも、悪いもんじゃないな。だから少年は、一人、別の道を進んで行くのだった。
  • 【♯32 極東国】BOSS:斧士ギンジ
    • 仲間達と旅する極東国。出会い、別れ、目指すべき終着点。この旅が終われば、自分の役目は終わる、少年はそう思っていた。やっと、無に帰れるんだ。だが、少年は少し寂しかった。何も持たなかったはずの少年に、大切な友達が出来てしまったから。
ここでの仲間達はゼロ,アワユキ,トキワ
  • 【♯33 無心】BOSS:無斧士ギンジ
    • 悲劇を塗り潰す力に辿り着こうとした矢先の突然の襲来により消えゆく仲間達。無くした心、流れない涙。残ったのは無神と少年の二人。そして、消えたはずのもう一人の存在。安心しろ、我は姿無くとも傍にいる。それは、存在しえない証明だった。
悲劇を塗りつぶす力は極東庭園参照
  • 【♯34 黄昏の無】BOSS:絶無斧士ギンジ
    • 少年の旅は終わり、無事に辿り着くことの出来た聖なる入口。だが、揃ったのは四人だけだった。きっとアイツらも、自分の戦いをしているんだ。その場の敵に、開かれた扉の神へと意識を集中する少年。例え、全てを、無に帰すことが出来なくても。
  • 【♯35 五人の為に】BOSS:無英斧士ギンジ
    • 新生世界評議会最高幹部の席に就いた少年は全てを知っていた。あの時あの場所で、何が起きたのか。だが、少年は何も語らなかった。今のうちに、どうかあの二人を。それは現れなかった二人。あの三人なら、きっと。それは咎人の三人のことだった。
現れなかった二人はヒカリ,ユカリ。咎人の三人はアカネ,アオト,ミドリ

ディレイ

  • 【無調者ディレイ】
    • 自立型ドライバ【リピート】を展開した無調者ディレイは、自分に与えられた調律する力は、何でもない力であると悟っていた。だから私は、応援するしかないんです。覗き込んだ世界、地位を得た代わりに自由を失った少年の眼差しに、その想いを応援するしか出来なかった。どうか、繰り返される世界に負けないで。


キャラクターデータ

名前 ☆3【ギンジ】→☆4【斧士ギンジ】→☆5【無斧士ギンジ】→☆6【絶無斧士ギンジ】→☆7【無英斧士ギンジ】
ドライバ 斧型ドライバ【ヤシャヒメ】→【ヤシャヒメ:弐式】→【ヤシャヒメ:参式】→【ヤシャヒメ:ミヤビ】】→【ヤシャヒメ:ゼロ】
スキル LS ノンライズ:アサルト → ノンライズ:アサルトII → ノンライズ:ライフシフトII
AS ノンインパクト → ホロウインパクト → イノセントマインド
NS1 ヤシャヒメ → ヤシャヒメ:弐式 → ヤシャヒメ:参式 → ヤシャヒメ:ミヤビ → ヤシャヒメ:ゼロ
NS2 ストラグル・ヴェイン → ストラグル・ヴァニタス → インフィニティ・リバース
元ネタ ディバインゲートオリジナルキャラ
無属性主人公。高校生。好きな食べ物は銀杏。
アオト、アカネより身長が高い。兄弟が3人いるらしい。
他の仲間(主人公たち)と別行動で故郷の極東国<ジャポネシア>へ立ち寄り、そこで出会ったトキワに好意を寄せていた。
ストラグルは英語で「もがく、闘う」ヴェインは「空虚な、無駄な」、ヴァニタスはラテン語で「空虚」

セリフ

  • 「あーつまんね、全部無くなっちまえばいいのに」
  • 「神様、俺に勇気を」ドラシェルチョコ
  • 「俺の気持ちがわかるのかよ。」ラショウ
  • 「おかげで目が覚めたよ、俺にしか出来ないことをするんだった。」無番人ラショウ
  • 「その筆で、塗りつぶしてくれないか。」「この世界の悲劇を塗りつぶし、五人の友達を助けたいんだ。」マツ
  • 「力を、貸して欲しいんだ。」キリ
  • 「だとしても、そうならない方法を探すだけさ。」ススキ
  • 「ならどうすればいい。」フジ
  • 「間に合わなかったとしても、他の方法を探せばいいだけの話さ。」ヤナギ
  • 「きっと、アイツなりに考えがあってのことさ。」闇花獣ヤナギ
  • 「何でだ、何でなんだよ」無神ヘルヴォル
  • 「まだ、終わってないんだ。」
  • 「おう、ったりめーよ。」黄昏の審判:水の軌跡【#14 黄昏の水】
  • 「友達ってヤツも、悪いもんじゃないな。」黄昏の審判:無の軌跡【#31 別の道】
  • 「やっと、無に帰れるんだ。」黄昏の審判:無の軌跡【#32 極東国】
  • 「きっとアイツらも、自分の戦いをしているんだ。」黄昏の審判:無の軌跡【#34 黄昏の無】
  • 「今のうちに、どうかあの二人を。」「あの三人なら、きっと。」黄昏の審判:無の軌跡【#35 五人の為に】


考察

主にキャラの目的だとか、キャラの行動時系列だとか。

<<本編>>
▼【ヤシャヒメ】を振り回し暴れていた。
▼ゼロと出会い無の持つ意味について、黄昏の審判の真意について見極めに【ヤシャヒメ:参式】と共に常界<テラスティア>へ向かう。
▼地底郷<アガルタ>でゼロと共鳴<リンク>し、【ヤシャヒメ:参式】を【ヤシャヒメ:ミヤビ】に進化させ、皆と同じ道を歩み出す。
▼故郷の極東国<ジャポネシア>にてアワユキの襲撃を受け、ムミョウガタナと共闘。アワユキを【アワユキ:ミヤビ】へ再起動させ行動を共にする。
└その後入った定食屋にてトキワと出会い、思いを寄せる(ただし性別は知らない)
└ホワイトデーにドラシェルチョコを渡そうとしたが、ドラシェルチョコに暴れられてしまいあえなく失恋。
└その後傷心のギンジにラショウが迎えに来る。試練はパスしたが、ギンジは自分の目的を思い出したといい、その足で歩いて行った。
▼極東庭園にて「全てを塗りつぶす」ことを目的に庭園の主たちの試練を受ける。ロキの行いに対しての唯一の対抗手段とのこと。
▼5つ目の庭園の主、ヤナギの試練を受けた後、ヘルヴォルと遭遇。ゼロ、アワユキは倒され、トキワは逃走。無の起源となったゼロの力を得て再醒、ヘルヴォルを打ち破る。
クロノスグリュプスの迎えで神へ抗う塔へ。アカネ、アオト、ミドリとともに扉の君を打ち倒す。
▼その後、黄昏の審判を防いだ者として英雄扱いを受け、世界評議会のトップに据えられる。

<<時系列不明>>

※トキワは逃走するも、最後の庭園の主、ウメのもとへ向かいギンジの代わりに試練を受ける。その後、ヤシロ達と合流した模様。

コメント

  • 名前はなくても投稿できます。 -- 名無しさん (2014-03-04 09:07:57)
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最終更新:2014年11月12日 01:15