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・できないことを伝える

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hara

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■「できないことを伝える」とは?

自分の商品・サービスで「あえて提供しないこと・対応できないこと」を、正直に伝えること。
たとえば、
「うちはスピード重視の仕事はできません。その代わり、丁寧でミスが少ないです。」
というように、できないことを正直に話すことで、信頼感が増すテクニックです。

■ 具体的な方法

① できないことを明記する
サービス内容に「非対応項目」を載せる
「夜間対応はしていません」「即納はできません」

② 注意点を先に伝える
利用前に「こういう人には合いません」と伝える
「早く結果を出したい方には向いていません」

③ 限定することで信頼を得る
あえて対象を絞る
「個人事業主限定のプログラムです」

④ 断る勇気を持つ
自社に合わないお客様には無理に売らない
「この条件では効果が出ないためご契約できません」

⑤ 他社を紹介する
自分では対応できないものを他社に回す
「急ぎなら○○社の方が向いてますよ」

■ メリットとデメリット

メリット
  • 信頼感がアップする
  • クレーム・ミスマッチを防げる
  • 本当に合う人だけが残る

デメリット
  • 売上チャンスを逃すことも
  • 「融通がきかない」と思われることも
  • 最初はお客さんが減ったように感じる

■ 成功させるために気をつけること

① あくまで「お客様のため」だと伝える
「やりません」ではなく「あなたの満足度が下がるのでやらないんです」と理由も伝えると信頼感がぐんと上がります。
例:「急いで仕上げると、仕上がりの質が下がってしまうため、お時間をいただいています。」

② 否定だけで終わらせない
「できません」で終わると印象が悪くなるので、その代わりにできることをしっかり伝える。
例:「早くはないですが、必ず納得のいく仕上がりをご提供します。」

③ 「向いていない人」と「向いている人」の両方を書く
チラシやホームページなどでは、
「○○な人には合わないかも」「○○な人にはピッタリ!」
とセットで書くと、選ばれやすくなります。

■ まとめ

「全部できます!おまかせください!」という人よりも、
「これとこれは得意だけど、それはできません」と言ってくれる人の方が信頼できますよね?

ビジネスも同じで、「できないこと」を伝えることは、誠実さの証(あかし)。

無理に売るのではなく、本当に必要な人とつながるための大事な方法です。
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