■ 「お客様を“先生”にして単価を上げる」戦略
■ 具体的な方法(どうやって“先生”にするか)
・ 「講師養成講座」を作る
バックエンド商品を習得した人向けに「教えられる側から、教える側へ」の上級講座を販売する
バックエンド商品を習得した人向けに「教えられる側から、教える側へ」の上級講座を販売する
・ 「認定講師制度」を設ける
一定の基準をクリアした顧客に「○○認定講師」などの肩書きを与え、教える立場に昇格させる
一定の基準をクリアした顧客に「○○認定講師」などの肩書きを与え、教える立場に昇格させる
・ セミナー登壇チャンスを提供
コミュニティやイベントで、登壇者として活躍できるステージを用意し、そのための準備講座を有料提供
コミュニティやイベントで、登壇者として活躍できるステージを用意し、そのための準備講座を有料提供
・ 経験談インタビューを依頼
成果を出した顧客に「成果ストーリー」を話してもらい“模範事例”としてフィーチャーする
(=講師の入口)
成果を出した顧客に「成果ストーリー」を話してもらい“模範事例”としてフィーチャーする
(=講師の入口)
・ 自分の支部やクラスを持たせる
地域ごとのミニ勉強会やグループを任せ、「教える場」を提供し、段階的に上位商品へ誘導する
地域ごとのミニ勉強会やグループを任せ、「教える場」を提供し、段階的に上位商品へ誘導する
■ メリットとデメリット
メリット
- お客様が「憧れられる立場」になり、満足度と継続率が高まる
- 上級商品が“自己成長のため”という正当な理由になる
- お客様が講師になることで、新規客を呼んでくれる場合もある
- ステップアップの導線が自然にできる
デメリット
- 教える力が不足していると、内容の質がブレる
- 他の参加者との“実力差”による嫉妬やトラブルの可能性
- 教える立場になると「学ぶ気」が減る可能性もある
- 認定制度などの管理体制を整える必要がある
■ 成功させるために気をつけること
・ 「先生になる理由」を明確に伝える
「ただのアップセル」ではなく、「影響力を広げるチャンス」として価値を感じてもらう
「ただのアップセル」ではなく、「影響力を広げるチャンス」として価値を感じてもらう
・ 教える技術もセットで伝える
スキルはあっても「教えるのが苦手」な人もいるので、指導法の教育が重要
スキルはあっても「教えるのが苦手」な人もいるので、指導法の教育が重要
・ 生徒がつく設計をする
先生になっても誰も話を聞いてくれないと意味がない。
学びたい初心者層とのマッチングも支援
先生になっても誰も話を聞いてくれないと意味がない。
学びたい初心者層とのマッチングも支援
・ 認定の信頼性を高める
形だけの「講師ごっこ」にならないよう、認定の仕組みやテストを設けて価値を保つ
形だけの「講師ごっこ」にならないよう、認定の仕組みやテストを設けて価値を保つ
・ 「共に教える仲間」として扱う
上から目線ではなく、「ブランドの一部を担うパートナー」として信頼関係を築く
上から目線ではなく、「ブランドの一部を担うパートナー」として信頼関係を築く
デザイン講座を販売している場合の例
初級:
バックエンド講座(10万円)
→ Photoshopの基本操作を学ぶ
バックエンド講座(10万円)
→ Photoshopの基本操作を学ぶ
上級:
「認定デザイン講師コース」(30万円)
→ 人に教える技術+デザイン力を磨くコース
「認定デザイン講師コース」(30万円)
→ 人に教える技術+デザイン力を磨くコース
特典:
あなたの講座を主催できます
→ 自分の名前で「デザイン初級講座」を開講OK!(ロイヤリティモデルで利益シェア)
あなたの講座を主催できます
→ 自分の名前で「デザイン初級講座」を開講OK!(ロイヤリティモデルで利益シェア)
■ まとめ
「先生になる=“主役になる”体験を売る」ということ。
自分が教える側になると、
「もっと学ぼう」と思ったり、「もっと成果を出そう」と自然に意識が高まります。
ステップアップ=価格が上がっても、「自分の未来に必要だから」と納得して購入されやすくなります。
自分が教える側になると、
「もっと学ぼう」と思ったり、「もっと成果を出そう」と自然に意識が高まります。
ステップアップ=価格が上がっても、「自分の未来に必要だから」と納得して購入されやすくなります。