■ 「お客様を“専門家”にして単価を上げる」戦略
■ 具体的な方法(どうやって“専門家”になってもらうか)
・「専門スキル強化講座」を提供する
さらに深く学びたい人向けに、専門的な知識・スキルを強化する講座
(例:応用編、実践編)を用意する
さらに深く学びたい人向けに、専門的な知識・スキルを強化する講座
(例:応用編、実践編)を用意する
・「資格制度・認定制度」を設ける
バックエンド商品の内容を深めた上級者向けの「○○認定」などを作り、
その認定に価値を持たせる
バックエンド商品の内容を深めた上級者向けの「○○認定」などを作り、
その認定に価値を持たせる
・「専門的な意見を求める」機会を与える
商品開発やイベント企画の際に「プロ視点」での意見を募り、専門家の扱いをする
(=心理的ステップアップ)
商品開発やイベント企画の際に「プロ視点」での意見を募り、専門家の扱いをする
(=心理的ステップアップ)
・「アウトプット機会」を設計する
SNS投稿や事例共有、ブログ執筆など、
得た知識を人に伝える場を提供することで“専門家モード”へ導く
SNS投稿や事例共有、ブログ執筆など、
得た知識を人に伝える場を提供することで“専門家モード”へ導く
・「教えられるくらいに学ぶ講座」を作る
「○○のプロとして教えられるようになるためのコース」などを有料で案内する
(=そのまま先生コースへも接続可能)
「○○のプロとして教えられるようになるためのコース」などを有料で案内する
(=そのまま先生コースへも接続可能)
■ メリットとデメリット
メリット
- 専門家としての自覚が高まると、ブランドへの愛着も高まる
- 上級商品が「知識を深めるための商品」として自然に売れる
- 専門性を持った顧客は、他人にも紹介しやすくなる
- 「自分もここまで来た」と思える達成感が継続意欲になる
デメリット
- 自信を持てない人が「自分は専門家ではない」と感じて離脱するリスクあり
- 専門的すぎると「難しそう」と感じて購入を迷われる
- 教える前提だと、内容に責任感が必要で、構築にも労力がかかる
- 専門家化が早すぎると“卒業”して離脱してしまう可能性もある
■ 成功させるために気をつけること
・「段階的な専門化」を設計する
最初から高度すぎる内容にせず、初級→中級→上級とステップアップできる構成にする
最初から高度すぎる内容にせず、初級→中級→上級とステップアップできる構成にする
・「専門家=教える人だけ」と限定しない
「深く知っているファン」「よく理解しているユーザー」も立派な専門家。役割を広く捉える
「深く知っているファン」「よく理解しているユーザー」も立派な専門家。役割を広く捉える
・ 他の商品や企画と連動させる
専門家向けの商品だけでなく、「専門家が欲しくなるグッズ」「話すイベント」などと連動させて滞在時間を延ばす
専門家向けの商品だけでなく、「専門家が欲しくなるグッズ」「話すイベント」などと連動させて滞在時間を延ばす
・ 承認と称賛をセットにする
専門家と呼ばれたくない人も、「あなたは他の人より理解が深い」と伝えるだけで自覚が変わる
専門家と呼ばれたくない人も、「あなたは他の人より理解が深い」と伝えるだけで自覚が変わる
マンガで例えると…
たとえば、「漫画の描き方を教える講座」なら、
・初級(バックエンド)
漫画作画講座(10万円)
→ キャラの描き方や構図の基本を学ぶ
漫画作画講座(10万円)
→ キャラの描き方や構図の基本を学ぶ
・中級(ステップアップ)
ストーリーメイキング実践編(15万円)
→ プロ作家が使っている脚本テクニックを学ぶ
ストーリーメイキング実践編(15万円)
→ プロ作家が使っている脚本テクニックを学ぶ
・上級(専門家化)
「漫画レビュー講師養成講座」(30万円)
→ 他人の作品を見てアドバイスができる立場へ
「漫画レビュー講師養成講座」(30万円)
→ 他人の作品を見てアドバイスができる立場へ
■ まとめ
「専門家になってもらう」とは、
「教える人になる」だけでなく、「その分野に詳しい・語れる人」になること。
「教える人になる」だけでなく、「その分野に詳しい・語れる人」になること。
ステップアップしていくうちに、自分でも気づかないうちに“単価の高い商品”に自然に進んでいける設計がポイント。
「あなたはもう、初心者とは違う視点を持っていますよ」
という声かけで、顧客の自尊心と継続率を上げられます。
という声かけで、顧客の自尊心と継続率を上げられます。