・高級化する - 独自化道場：5ステップの打ち手@wiki | 独自化打ち手

■ 「高級化して単価を上げる」

■ 具体的な方法（“高級感”で価値UP）

・ プレミアムバージョンを作る
通常版より素材や内容、対応が上質な「上位商品」を作る
（例：特別編集コース）

・ ラグジュアリーな空間、体験を提供
高級ホテルや特別な場所でサービスを実施
（例：高級サロンでの施術、特別セミナー）

・ 限定数・選ばれた人向け
「○人限定」「招待制」などで特別感を演出
（例：選ばれた人だけの講座）

・ パッケージの外観・体裁を上質に
化粧箱・ギフト仕様・金や革の装丁など
（例：革表紙のノート講座キット）

・有名人・専門家とのつながりを加える
講師が有名、著者本人が出る、芸能人推薦など
（例：○○先生の直筆コメント付き）

■ メリットとデメリット

メリット
◯ 顧客の満足度とステータス感が高まる
◯ 「値段が高い＝質がいい」と認識されやすい
◯ 他と差別化しやすい（比較されにくい）
◯ リピート率・紹介率が上がる

デメリット
✗ 一部の人にしか響かない（ターゲットを選ぶ）
✗ 実力がともなっていないと信頼を失う
✗ 高級にしすぎて売れ残るリスクあり

■ 成功させるために気をつけること

・ 「本当に価値がある」と思わせる演出を
内容・体験・雰囲気すべてが“値段以上”に見えるように工夫

・ 高級＝派手 ではない
静かな品のある演出の方が刺さることも
（例：アニメーションを使わないサイト、和風、自然素材）

・ サービス・対応も上質に
高級感を出すなら、おもてなし・フォローも“特別仕様”に

・ 段階的な導線を作る
最初は低価格→中級→高級とステップアップできるように

・ 顧客の「理想の自分像」に合わせる
ただ高いだけでなく、「なりたい自分に近づける」高級化を目指す

■ 具体例

▼ 通常商品
英会話：普通の英会話コース（月5,000円）
講習会：動画教材（PDF＋動画）
カウンセリング：普通のカウンセリング（1時間）
セミナー：通常セミナー

▼ 高級化バージョン（単価アップ）
英会話：ネイティブ講師×マンツーマン＋個室レッスン（1回10,000円）
講習会：本革製テキスト＋USB＋木箱＋記念証付きコース（50,000円）
カウンセリング：ホテルラウンジ＋アロマ＋紅茶付きの特別セッション（1時間15,000円）
セミナー：高級旅館での少人数限定合宿型講座（15万円）

■ まとめ

高級化とは、価格ではなく“体験と感情の演出”。

価格を上げるには、「納得できる理由」が必要です。
大切なのは、“その人が誰かに自慢したくなる”商品にすること！