概要
Ⅰから存在する伝統ある鎧。Ⅳ以外はシリーズ皆勤。
どの作品でも中盤あたりに登場し、その名の通りいずれの作品でも呪文攻撃のダメージを軽減できる。
性能自体は悪くないのだが、古参防具の例に漏れず、シリーズを経るごとに他の防具に押され、どんどん影が薄くなっている。
復権の時は来るのだろうか。
DQⅠ
守備力24。
【メルキド】と
【リムルダール】で7700Gで売られている。
作品中第2位の高い守備力に加え、攻撃呪文のダメージを2/3に軽減し、さらには4歩歩くごとにHPが1回復する。
準
【ロトのよろい】ともいえる強力な鎧だった。
リメイク版では呪文軽減が3/4とやや弱体化しているが、GB版ではHP回復が2歩ごとに1回復と強化されている。
DQⅡ
守備力25、
【テパ】と
【デルコンダル】で4300Gで市販。
HP回復機能は失われているものの、攻撃呪文軽減は健在で、呪文ダメージを3/4にする。
【サマルトリアの王子】の最強鎧…は
【みずのはごろも】なのだが、
水の羽衣は
裏技を使わない限り、多分
【ムーンブルクの王女】に取られるため、
サマルトリアの王子が最終的に装備している防具は非常に高い確率でコレである。
これが曲者で、サマルトリアの王子はパーティ中唯一炎の軽減もダメージ床の無効化もできない上、
【シドー】が全く攻撃呪文を使わないため、ラスボス戦を耐性ゼロで挑まざるを得ないという厄介な事に。
サマルトリアの王子の器用貧乏さを後押しする事になった罪な防具。
シドー戦などでは、
【みかわしのふく】を装備して回避してくれることを願う方がマシである。
リメイク版
守備力が25から35になるも、なぜかミンクのコートが30から60へ倍増。
更に身かわしの服まで20から35に上昇。どれを使うかはプレイヤー次第だが、シドー戦での期待値はやはり身かわしの服が上。
DQⅢ
リメイク版
DQⅤ
Ⅳでなぜか欠席したが本作では健在。守備力が60に上昇した。
【スライム系】を始め多くの
モンスターが装備できるが、耐性はイオ系以外の呪文ダメージを10軽減するのみとなっている。
12000Gという値段も考えると微妙だが、一部装備に恵まれない
仲間モンスターにとっては最終装備候補になる。
DQⅥ
DQⅦ
DQⅧ
守備力55。耐性はⅦと一緒。
【主人公(Ⅷ)】と
【ククール】が装備できる。
【サザンビーク】のバザーで売られているが、6100Gと高いので手が出しにくい。
【ドルマゲス】戦の直前であるために装備はできるだけ整えておきたいところだが、
コストパフォーマンスで
【シルバーメイル】に劣る(4300Gで守備力50。1800Gの価格差で守備力は魔法の鎧と5しか違わない)。
耐性もシルバーメイルの方が上。錬金素材としてもシルバーメイルの方が利用価値が高い。
なので大抵はシルバーメイルの方が選ばれるだろう。残念だ。
しかし、これと
【やいばのブーメラン】を錬金して
【やいばのよろい】を作って売れば2000G以上儲かる。
ただし、5個以上売ると値下がりするので注意。
役に立たないわけではないが、お金稼ぎに使われるようになってしまうとは……。
もはや初期作品の頃の面影はない。
DQⅨ
グビアナ城で5800Gで購入できる。
守備力は37とそれなりに高く、さらに攻撃魔力と回復魔力が+4される。
耐性は炎、氷、風、雷属性のダメージを12%、闇属性ダメージを10%軽減できるようになった。
敵ではキラーアーマーとマジックアーマーが通常ドロップとして所持している。
特にキラーアーマーはレアドロップでまもりのたねを所持しているため、
【錬金大成功】を狙うプレイヤーはコレが袋の中にどんどん溜まっていくこととなる。
2900Gと悪くない値段で売れるため、ときのすいしょうの購入を捻出するには有用。
…とまぁ、色々と役には立つのだが、これ自体が装備される機会は多くなく、最終的には金策目的に使われてしまうのが悲しいところである。初期作品での輝きを取り戻す日はまだまだ遠いようだ。
DQMBⅡ
第1章に登場。
上昇するステータスは、かしこさ+16 みのまもり+25 すばやさ+15。
能力値は若干低いものの、どの職業でもステータスが下がったりせず、敵の攻撃呪文のダメージを軽減できる。
反面、全属性攻撃に弱くなってしまうので、盾でカバーしよう。
戦士や武闘家で魔法主体のチームに挑む時にはコレを。
最終更新:2013年10月17日 01:46