
オイリス島に生育する珍種の食肉植物ミロガンダの幼体が、ガンマ線を浴びて幼体成熟と異常進化によって怪獣化したもの。移動能力を備えており、通った後にナメクジが這ったときにできるキチン質の物質が残るという。花びらの中心から緑色の麻酔液「モンスガス」を出し、生物を失神させて食べる。弱点は花弁にあるクロロフィル核。成長に必要なオイリス島の珪素を含んだ水を飲んだ調査団員を次々と襲撃していった。最後に残った団員の秋山カメラマンが狙われると睨んだ科学特捜隊の読み通り、秋山カメラマンの自宅に出現。アラシ隊員やハヤタ隊員のスーパーガンを浴びて池に落ちたが逃走し、体内に蓄積したエネルギーを元に急成長して夜の丸の内ビル街に巨大化して出現。ウルトラマンと戦った。ウルトラマンをモンスガスで痺れさせて苦しめたが、最後はスペシウム光線をクロロフィル核に浴びて焼死した。
データ
別名 | 怪奇植物 |
身長 | 2~40m |
体重 | 10~2万t |
出身地 | オイリス島 |
初登場作品 | ウルトラマン 第5話「ミロガンダの秘密」(1966年8月14日放送) |
ドラゴニュートの人形劇では…
サイドストーリー「ゴーデスの復活」にて初登場、ベリアル軍の戦力として定期的に登場しており、初登場時はウルトラマンパワードのメガスペシウム光線でムササビードル共々倒された。映画第3作には何と2体も登場しており、1体目はアイアロン率いるベリアル軍の戦力として登場し、マークザインにゾアムルチ共々斬り倒された。2体目は第二次シャロームシティ防衛戦に参加しており、デスティニーガンダムの高エネルギービームライフルを食らってキラートマト共々倒された。撮影にはソフビ道を使用している。
余談
- 鳴き声はフランケンシュタイン(東宝版)の声の速度を落としたもの。
- 名前の由来は「緑の怪物」こと「グリーンモンスター」。
- ベリュドラの身体を構成している。
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