「あわわわわ……これは大変なことになってきましたね……」
茶色の髪の小柄な少女が今の状況を必死に飲み込もうとする。
この『決闘』の場で自分はあまりにも無力な存在である。
この『決闘』の場で自分はあまりにも無力な存在である。
二川二水は人類の敵ヒュージと戦う存在――リリィである。
人類の敵と戦う存在であるリリィが人の命を奪っていいものか?
否である。そもそも自身のチャーム(武器)がない。
否である。そもそも自身のチャーム(武器)がない。
リリィとしての知識は抜群の彼女ではあるが、リリィとしての実力は……といえば。
(なんで私のような補欠合格のリリィが……)
リリィとしての実力は未熟そのもの。
百合ヶ丘の試験には最下位でギリギリの補欠合格。
一柳隊の一員としても周りには劣る。
百合ヶ丘の試験には最下位でギリギリの補欠合格。
一柳隊の一員としても周りには劣る。
伝説である初代アールヴヘイムの一人であり『百合ヶ丘のエース』である 白井夢結。
同じく初代アールヴヘイムの一人の『切り札(ジョーカー)』吉村・Thi・梅。
強化リリィにしてファンタズム持ちの『血煙のリリィ』安藤鶴紗。
『百合ヶ丘の至宝』と称されるグランギニョル社の令嬢 楓・J・ヌーベル。
百合ヶ丘の幼稚舎からの生え抜きのリリィ、郭神琳。
名門王家の次女で元ヘイムスクリングラトレードゴード校のリリィ、王雨嘉。
『戦うアーセナル』ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウス。
そして、希少なレアスキルである『カリスマ』を持つ一柳隊の隊長、一柳梨璃。
同じく初代アールヴヘイムの一人の『切り札(ジョーカー)』吉村・Thi・梅。
強化リリィにしてファンタズム持ちの『血煙のリリィ』安藤鶴紗。
『百合ヶ丘の至宝』と称されるグランギニョル社の令嬢 楓・J・ヌーベル。
百合ヶ丘の幼稚舎からの生え抜きのリリィ、郭神琳。
名門王家の次女で元ヘイムスクリングラトレードゴード校のリリィ、王雨嘉。
『戦うアーセナル』ミリアム・ヒルデガルド・v・グロピウス。
そして、希少なレアスキルである『カリスマ』を持つ一柳隊の隊長、一柳梨璃。
彼女たちに比べると自分なんてへっぽこリリィである。
だが、このような状況だからか、逆に二水は冷静になった。
出来ないことが多い彼女だからこそ取捨選択が早い。
出来ないことが多い彼女だからこそ取捨選択が早い。
この島を脱出するために。
・首輪を外すのは最優先事項。
・この島の場所の特定し、外部への連絡。
大体この二つである。
・首輪を外すのは最優先事項。
・この島の場所の特定し、外部への連絡。
大体この二つである。
あの冥王を名乗るハ・デスは―――怖い。
と、それが彼女が感じた第一印象であった。
明らかにヒュージよりも恐ろしい上位存在。
と、それが彼女が感じた第一印象であった。
明らかにヒュージよりも恐ろしい上位存在。
(あのハ・デスの口車に乗ってしまう人たちもいるのでしょうか……)
このような場所に拉致されたことも。
あの場で声を上げられなかったことも。
魔法か、それともこの首輪の効果か。
どちらにしろわからないことは多い。
あの場で声を上げられなかったことも。
魔法か、それともこの首輪の効果か。
どちらにしろわからないことは多い。
(うーん、この場所に留まっているべきなのでしょうか)
いつもならレアスキル『鷹の目』を使えば、この島くらいの広さなら索敵は可能だ。
もっとも、制限が掛っている可能性が非常に高い。
現に先程『鷹の目』を使った瞬間に体力をごっそり持っていかれた。
しかも、索敵範囲も心なしか狭くも感じた。
もっとも、制限が掛っている可能性が非常に高い。
現に先程『鷹の目』を使った瞬間に体力をごっそり持っていかれた。
しかも、索敵範囲も心なしか狭くも感じた。
動きたくても身体が重い。
体力にもあまり自信がない。
体力にもあまり自信がない。
「これは困りました……」
支給された水を口にする。
普通の水だ、生臭さもあまりない普通の水だ。
だが、目がまだ眩み、すこしふらつく。
普通の水だ、生臭さもあまりない普通の水だ。
だが、目がまだ眩み、すこしふらつく。
その時であった。
「君、大丈夫か!」
「!?」
「!?」
二水はある男に声を掛けられた。
その男はオレンジの長髪に白銀のボディ、金色のアーマー。
そして、二水は男に尋ねた。
その男はオレンジの長髪に白銀のボディ、金色のアーマー。
そして、二水は男に尋ねた。
「……えーっと、それはなんのアニメのコスプレですか?」
「コスプレ……?」
「コスプレ……?」
◆ ◆ ◆
獅子王凱は、勇者である。
自身の危険を顧みず、正義と勇気を最後まで貫くことが出来る。
まさに『勇者』と呼ぶに相応しい男である。
まさに『勇者』と呼ぶに相応しい男である。
「磯野、冥王ハ・デス……俺達はゲームの駒なんかじゃないぞ……!」
彼がハ・デスや磯野に対して抱いた感情は怒りであった。
目の前で少年を殺され、決闘という名の殺し合いを強要されている。
目の前で少年を殺され、決闘という名の殺し合いを強要されている。
人の命を一体なんだと思っている。
殺し合い、断固として拒否だ。
勇気ある者として、そんなことはさせない。
殺し合い、断固として拒否だ。
勇気ある者として、そんなことはさせない。
彼がすべきことは既にわかっていた。
磯野とハ・デスを打ち倒しこの殺し合いを止める。
磯野とハ・デスを打ち倒しこの殺し合いを止める。
「まずはあの遊戯という少年を探すか」
あの場で名前を呼ばれた遊戯という少年を探す。
目の前で友人を殺されて、精神的にもきっと不安定な状態であろう。
まずはメンタルケアだ。彼は保護すべき対象であろう。
目の前で友人を殺されて、精神的にもきっと不安定な状態であろう。
まずはメンタルケアだ。彼は保護すべき対象であろう。
「よし、行くか!」
凱は歩き……いや、走りだした。
地上最強のサイボーグである凱。
その脚力は新幹線と並走出来るほどであるが。
地上最強のサイボーグである凱。
その脚力は新幹線と並走出来るほどであるが。
「くっ、身体が重い……!」
これが制限というものだろうか。
普通の乗用車程度の速度しか出なかった。(それでも十分に速い)
凱としてはこれほどまでに歯痒いことはなかった。
普通の乗用車程度の速度しか出なかった。(それでも十分に速い)
凱としてはこれほどまでに歯痒いことはなかった。
それでも走るのを止めない凱。
その最中、目の前でふらつき今にも倒れそうな少女を発見したのであった。
その最中、目の前でふらつき今にも倒れそうな少女を発見したのであった。
「俺はGGG行動隊長、獅子王凱だ!」
「えーっとGGGとは一体なんでしょうか?」
「……なるほどな」
「?」
「えーっとGGGとは一体なんでしょうか?」
「……なるほどな」
「?」
凱と二水と軽い情報交換をした。
互いに聞きなれない単語が飛び交う。
その都度に互いに解説を入れるのでスムーズに話は進んだ。
互いに聞きなれない単語が飛び交う。
その都度に互いに解説を入れるのでスムーズに話は進んだ。
「少し信じられないですね……」
だが、二水としては考えられない事柄ばかりであった。
しかし、今のこの状況で凱が適当なことを言っているとは思えなかった。
しかし、今のこの状況で凱が適当なことを言っているとは思えなかった。
「そうか! リリィとは勇気ある者たちのことなんだな!」
一方の凱は素直に二水の話を信じた。
一生懸命に話す彼女の目は嘘偽りのないものだと信じているからだ。
一生懸命に話す彼女の目は嘘偽りのないものだと信じているからだ。
「はい! ……でも、私はリリィとしてはその……」
「いや、そんなことはないさ! 二水ちゃん!
人を守るために勇気を持って戦うことが出来る者は誰だって強いさ!」
「いや、そんなことはないさ! 二水ちゃん!
人を守るために勇気を持って戦うことが出来る者は誰だって強いさ!」
あまりにも真っすぐである凱の言葉に二水は少しの安心感を覚えた。
凱が信用出来る人であることはほぼ間違いないだろう。
凱が信用出来る人であることはほぼ間違いないだろう。
「でも、今の私はチャームも持ってなければ、レアスキルも上手く使えないですし……
あるのは仮面ライダーゾルダのデッキと……牛丼くらいですね」
「牛丼だって……?」
「食べますか?」
「……いや、遠慮しておこう」
「沢山ありますけど?」
「なら、お言葉に甘えて一杯だけ貰おうか!」
あるのは仮面ライダーゾルダのデッキと……牛丼くらいですね」
「牛丼だって……?」
「食べますか?」
「……いや、遠慮しておこう」
「沢山ありますけど?」
「なら、お言葉に甘えて一杯だけ貰おうか!」
凱も二水も牛丼は好物だ。
だが、二水にとってチーズが掛ってないことには少々不満だった。
だが、二水にとってチーズが掛ってないことには少々不満だった。
今は少しの腹ごしらえが必要だった。
【二川二水@アサルトリリィ】
[状態]:疲労(小)
[装備]:ゾルダのカードデッキ@仮面ライダー龍騎
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1(確認済み)、牛丼@現実(残り8食分)
[思考]
基本方針:殺し合いから脱出。
1:首輪の解除法を探す。
2:ゾルダのデッキを使ってみたいが……(ごちゃごちゃした戦いは好きじゃないんで♪)
[備考]
※参戦時期はアニメ最終回以降
※レアスキル『鷹の目』に大幅な制限が掛っています。
[状態]:疲労(小)
[装備]:ゾルダのカードデッキ@仮面ライダー龍騎
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1(確認済み)、牛丼@現実(残り8食分)
[思考]
基本方針:殺し合いから脱出。
1:首輪の解除法を探す。
2:ゾルダのデッキを使ってみたいが……(ごちゃごちゃした戦いは好きじゃないんで♪)
[備考]
※参戦時期はアニメ最終回以降
※レアスキル『鷹の目』に大幅な制限が掛っています。
【獅子王凱@勇者王ガオガイガー】
[状態]:疲労(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~3(確認済み)
[思考]
基本方針:磯野、ハ・デスを打ち倒しこの殺し合いを止める。
1:遊戯という少年や二水ちゃん、戦う力がない者を守り抜く。
2:仲間を集める。
[備考]
※参戦時期は第47話『機界昇華終結』でZマスターを倒した後。
※身体能力に制限が掛っています。
※ギャレオンを会場に呼び出すことは現状では不可。
[状態]:疲労(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~3(確認済み)
[思考]
基本方針:磯野、ハ・デスを打ち倒しこの殺し合いを止める。
1:遊戯という少年や二水ちゃん、戦う力がない者を守り抜く。
2:仲間を集める。
[備考]
※参戦時期は第47話『機界昇華終結』でZマスターを倒した後。
※身体能力に制限が掛っています。
※ギャレオンを会場に呼び出すことは現状では不可。
『支給品紹介』
ゾルダのカードデッキ@仮面ライダー龍騎
黒を白に変えるスーパー弁護士、北岡秀一が持つデッキ。
契約モンスターはバッファロー型のミラーモンスター、マグナギガ。
ゾルダのカードデッキ@仮面ライダー龍騎
黒を白に変えるスーパー弁護士、北岡秀一が持つデッキ。
契約モンスターはバッファロー型のミラーモンスター、マグナギガ。
牛丼@現実
薄く切った牛肉とタマネギなどを醤油などで甘辛く煮込み、丼に盛った飯の上に載せた日本料理。
日本の大衆向け料理で親子丼と並ぶメジャーな料理であるが、食肉文化は明治からなので歴史はだいぶ浅い。
どこでも手軽に食べられるようになったのは80年代以降の話であり、それ以前は都会でしか食べられない一種の憧れとして見られていた。
家庭料理として作る場合は恐らく最も作りやすい料理の一種かもしれない。
薄く切った牛肉とタマネギなどを醤油などで甘辛く煮込み、丼に盛った飯の上に載せた日本料理。
日本の大衆向け料理で親子丼と並ぶメジャーな料理であるが、食肉文化は明治からなので歴史はだいぶ浅い。
どこでも手軽に食べられるようになったのは80年代以降の話であり、それ以前は都会でしか食べられない一種の憧れとして見られていた。
家庭料理として作る場合は恐らく最も作りやすい料理の一種かもしれない。