近付いて殴る。
素手での戦いにおいて基本中の基本と言える動作。
銃どころかナイフ一本すら持っていないなら、当然距離を詰めねば拳も蹴りも当たらない。
だからこそ如何に素早く接近し、相手に対応させず殴りつけるか。
それが素手で戦う上でのポイントとなる。
素手での戦いにおいて基本中の基本と言える動作。
銃どころかナイフ一本すら持っていないなら、当然距離を詰めねば拳も蹴りも当たらない。
だからこそ如何に素早く接近し、相手に対応させず殴りつけるか。
それが素手で戦う上でのポイントとなる。
「――ッ!!!」
では、今起こっているこれは何なのだろうか。
離れた位置にいる敵への接近、それで床が砕け散り椅子や案内板が天井に届くまで吹き飛んだ。
距離を詰めたら真っ直ぐに拳を突き出す。
その速さたるや、人間が目で追える限界を軽く超えている。
威力もまた人間が出せるソレではない。人体どころかコンクリートですらいとも簡単に破壊可能な程。
離れた位置にいる敵への接近、それで床が砕け散り椅子や案内板が天井に届くまで吹き飛んだ。
距離を詰めたら真っ直ぐに拳を突き出す。
その速さたるや、人間が目で追える限界を軽く超えている。
威力もまた人間が出せるソレではない。人体どころかコンクリートですらいとも簡単に破壊可能な程。
近付いて殴る。
大尉が行えばたったこれだけの動きですら、絶大な脅威として機能するのだ。
だから彼は化け物。人を超えた力を持ち、人に恐れられて来た人狼。
大尉が行えばたったこれだけの動きですら、絶大な脅威として機能するのだ。
だから彼は化け物。人を超えた力を持ち、人に恐れられて来た人狼。
「スタープラチナ!」
だが人は絶対に化け物には勝てないと、誰が決めたのか。
大尉と相対する少年は空条承太郎。吸血鬼との死闘をも制した最強のスタンド使い。
力強い呼びかけに応え現れる、白金を名に冠した拳闘士。
近接戦においてトップクラスの性能を誇る自慢の拳が、大尉の拳と真っ向から激突。
顔を熟れたトマトのように潰される末路を見事に回避した。
大尉と相対する少年は空条承太郎。吸血鬼との死闘をも制した最強のスタンド使い。
力強い呼びかけに応え現れる、白金を名に冠した拳闘士。
近接戦においてトップクラスの性能を誇る自慢の拳が、大尉の拳と真っ向から激突。
顔を熟れたトマトのように潰される末路を見事に回避した。
「テメェ…」
拳を叩きつけ合った瞬間に、敵の強大さを改めて理解。
冗談のようなスピードもさることながら、パワーもまた桁違い。
生身だというのにスタープラチナを出さねば止められず、しかも相手の拳は破壊されていない。
戦闘に手を抜く気が一切無いとはいえ、これは全力で当たらねば勝ち目は無いと確信。
冗談のようなスピードもさることながら、パワーもまた桁違い。
生身だというのにスタープラチナを出さねば止められず、しかも相手の拳は破壊されていない。
戦闘に手を抜く気が一切無いとはいえ、これは全力で当たらねば勝ち目は無いと確信。
「オラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」
二撃目、三撃目と同時に放たれる互いの拳。
人狼とスタープラチナ、どちらも破壊力・スピード共に引けを取らない。
顔面や胴体を狙った拳はお互い悉く防がれる。
険しい顔の承太郎とは反対に、大尉は人形染みた無表情。
されど攻撃の勢いが衰える事は無い。
人狼とスタープラチナ、どちらも破壊力・スピード共に引けを取らない。
顔面や胴体を狙った拳はお互い悉く防がれる。
険しい顔の承太郎とは反対に、大尉は人形染みた無表情。
されど攻撃の勢いが衰える事は無い。
「「変身!」」
『潰れる!流れる!溢れ出る!ロボット・イン・グリス!』
『When the five horns cross, the golden soldier THOUSER is born. Presented by ZAIA.』
突如響くのは異なる二つの電子音声。
グリスとサウザー、黄金色の装甲を纏った仮面ライダーが変身を遂げていた。
一海は北都代表の仮面ライダーだけあって非常に高い格闘能力を持ち合わせている。
天津もまた、45歳という年齢ながら仮面ライダーアバドン数名を生身であしらえるくらいには身体能力が高い。
だが変身している状態ならともかく、生身で大尉の動きに反応するのは不可能。
迫る拳に唯一対処出来たのは、同じ超常の能力を持つ承太郎のスタープラチナくらいだ。
その為暫し遅れを取ったものの承太郎のみに任せるつもりは無く、両名共に変身をしたのだ。
グリスとサウザー、黄金色の装甲を纏った仮面ライダーが変身を遂げていた。
一海は北都代表の仮面ライダーだけあって非常に高い格闘能力を持ち合わせている。
天津もまた、45歳という年齢ながら仮面ライダーアバドン数名を生身であしらえるくらいには身体能力が高い。
だが変身している状態ならともかく、生身で大尉の動きに反応するのは不可能。
迫る拳に唯一対処出来たのは、同じ超常の能力を持つ承太郎のスタープラチナくらいだ。
その為暫し遅れを取ったものの承太郎のみに任せるつもりは無く、両名共に変身をしたのだ。
「ゥオラッ!」
駆け出しながらグリスはドライバーを操作し、両腕にツインブレイカーを装備。
慣れた感触を確かめ、承太郎と交戦中の大尉に殴りかかる。
生身の相手に仮面ライダーの力を使うなど、普通は有り得ない。
しかし、スタープラチナと生身で渡り合う輩を普通に当て嵌める方がおかしい。
慣れた感触を確かめ、承太郎と交戦中の大尉に殴りかかる。
生身の相手に仮面ライダーの力を使うなど、普通は有り得ない。
しかし、スタープラチナと生身で渡り合う輩を普通に当て嵌める方がおかしい。
「ぐっ!?」
くぐもった声は承太郎から。
グリスの接近を察知した大尉は拳の応酬を中断、代わりにスタープラチナへ前蹴りを放つ。
両腕のガードこそ間に合ったが、本当にただの蹴りかと疑いたくなるような衝撃が来たのだ。
グリスの接近を察知した大尉は拳の応酬を中断、代わりにスタープラチナへ前蹴りを放つ。
両腕のガードこそ間に合ったが、本当にただの蹴りかと疑いたくなるような衝撃が来たのだ。
本体へのフィードバックにより両腕に痺れを感じる承太郎。
僅かに顔を顰めるも、既に大尉は標的をグリスに変更。
高速回転する打撃装置、レイジングバイルは仮面ライダーの装甲であろうと削り取る威力だ。
それも当たればの話。
体へ風穴を開けられる前にグリスの腕部を掴み、五指に力を込める。
ヴァリアブルゼリーを硬化させた装甲がミシリと嫌な音を立て、このままでは装甲諸共へし折られるのは明白。
阻止するべく左腕のツインブレイカーで殴るが、そちらもアッサリと掴まれた。
僅かに顔を顰めるも、既に大尉は標的をグリスに変更。
高速回転する打撃装置、レイジングバイルは仮面ライダーの装甲であろうと削り取る威力だ。
それも当たればの話。
体へ風穴を開けられる前にグリスの腕部を掴み、五指に力を込める。
ヴァリアブルゼリーを硬化させた装甲がミシリと嫌な音を立て、このままでは装甲諸共へし折られるのは明白。
阻止するべく左腕のツインブレイカーで殴るが、そちらもアッサリと掴まれた。
仲間の危機を黙って見ているだけの者はここにいない。
三人目の男が動く。
三人目の男が動く。
脚力増強装置により爆発的な加速で以てサウザーが急接近。
突き出されるは刺突剣型の装備、サウザンドジャッカー。
顔を逸らし回避されたが、大尉の頬には赤い一本線が付けられる。
更に僅かながら両手の力が緩んだ、またとないチャンス。
突き出されるは刺突剣型の装備、サウザンドジャッカー。
顔を逸らし回避されたが、大尉の頬には赤い一本線が付けられる。
更に僅かながら両手の力が緩んだ、またとないチャンス。
「放し…やがれぇっ!!」
雄叫びと共にグリスの力が増す。
スーツ内部の伸縮ゲルパッドが腕力を強化し、拘束を強引に振り払った。
腕の自由を取り戻したグリス、掴まれていた際の痛みを無視して大尉へ腕を突き出す。
別方向からはサウザンドジャッカーによる突きが迫り、このままでは二つも穴が開けられる。
大尉は微塵も動揺を態度に表さず対処へ回った。
リーチがあるサウザンドジャッカーが先だ、モデル顔負けの長い脚で刀身を蹴り上げる。
サウザンドジャッカーを握った右腕がサウザーの意思とは無関係に跳ね上がった。
スーツ内部の伸縮ゲルパッドが腕力を強化し、拘束を強引に振り払った。
腕の自由を取り戻したグリス、掴まれていた際の痛みを無視して大尉へ腕を突き出す。
別方向からはサウザンドジャッカーによる突きが迫り、このままでは二つも穴が開けられる。
大尉は微塵も動揺を態度に表さず対処へ回った。
リーチがあるサウザンドジャッカーが先だ、モデル顔負けの長い脚で刀身を蹴り上げる。
サウザンドジャッカーを握った右腕がサウザーの意思とは無関係に跳ね上がった。
これで容易くがら空きの胴体が完成。
続けて視線を向けずに体を捻り、ツインブレイカーを回避。
ただ避けて終わりではない。
回避と同時にグリスの腕を再び掴む。
今度はさっきのように握り潰す為ではない、突進した勢いを後押しするかのようにグリスを突き放す。
ツインブレイカーが向かう先はサウザーの胴体、よりにもよって味方へ本気の拳が向けられた。
慌てて引っ込めようにも既に遅く、サウザーの対処も間に合わない。
続けて視線を向けずに体を捻り、ツインブレイカーを回避。
ただ避けて終わりではない。
回避と同時にグリスの腕を再び掴む。
今度はさっきのように握り潰す為ではない、突進した勢いを後押しするかのようにグリスを突き放す。
ツインブレイカーが向かう先はサウザーの胴体、よりにもよって味方へ本気の拳が向けられた。
慌てて引っ込めようにも既に遅く、サウザーの対処も間に合わない。
「変身」
『ロックオン!ソーダ!チェリーエナジーアームズ!』
グリスとサウザーだけでどうしようもないのなら、もう一人が何とかするだけ。
エネルギーを変化させた矢がレイジングバイルに命中。
衝撃に狙いが逸れ、どうにかサウザーの胴体を掠めるだけで済んだ。
同士討ちを防いだのはサクランボの装甲を纏ったアーマードライダー、シグルド。
大尉の意識がグリスたちに向かった隙に変身を完了させた承太郎だ。
エネルギーを変化させた矢がレイジングバイルに命中。
衝撃に狙いが逸れ、どうにかサウザーの胴体を掠めるだけで済んだ。
同士討ちを防いだのはサクランボの装甲を纏ったアーマードライダー、シグルド。
大尉の意識がグリスたちに向かった隙に変身を完了させた承太郎だ。
目論見が失敗に終わった大尉は己の肉体で直接仕留めに掛かる。
そこへ殺到するは無数の矢、シグルドがソニックアローを連射しグリス達への攻撃を阻止しているのだ。
エナジーロックシードのエネルギーを変換させた矢はアーマードライダーのみならず、ロストスマッシュにも有効打を与えた。
一発ごとの威力の高さに疑う余地は無いが、だからといって大尉に対処不可能とはならない。
シグルドのカメラアイには最小限の動作のみで矢を躱し、接近する大尉がハッキリと映し出されていた。
そこへ殺到するは無数の矢、シグルドがソニックアローを連射しグリス達への攻撃を阻止しているのだ。
エナジーロックシードのエネルギーを変換させた矢はアーマードライダーのみならず、ロストスマッシュにも有効打を与えた。
一発ごとの威力の高さに疑う余地は無いが、だからといって大尉に対処不可能とはならない。
シグルドのカメラアイには最小限の動作のみで矢を躱し、接近する大尉がハッキリと映し出されていた。
無数の矢という攻撃方法はゲーム開始直後に遭遇した魔法少女、環いろはとの戦闘で既に見覚えがある。
発射速度と勢いなら弦を引き絞るという動作が必要なソニックアローより、照準を合わせるだけで矢を連射したいろはのクロスボウが上だった。
そのいろはの矢ですら大尉にアッサリ対処されたのなら、威力こそ上だろうと連射性で劣るソニックアローを避けられない理由は無い。
何より大尉はセラスとの戦闘で銃火器の掃射をも凌ぎ切った化け物だ。
発射速度と勢いなら弦を引き絞るという動作が必要なソニックアローより、照準を合わせるだけで矢を連射したいろはのクロスボウが上だった。
そのいろはの矢ですら大尉にアッサリ対処されたのなら、威力こそ上だろうと連射性で劣るソニックアローを避けられない理由は無い。
何より大尉はセラスとの戦闘で銃火器の掃射をも凌ぎ切った化け物だ。
「オラァッ!」
シグルドの武器はソニックアローのみではない。
変身者である承太郎本来の異能、スタープラチナを出現させ迎撃。
敵スタンド使いを再起不能に追い込んだラッシュだが、此度の相手は傷の一つすら簡単にはくれてやらない強敵。
スタープラチナと真っ向から殴り合えるのなど、DIOのザ・ワールドくらいのもの。
それがどうだ、この男はあろうことか生身で互角の殴り合いを繰り広げている。
否、互角以上と言って良いのかもしれない。
徐々にだが、スタープラチナよりスピードが上がっている。
変身者である承太郎本来の異能、スタープラチナを出現させ迎撃。
敵スタンド使いを再起不能に追い込んだラッシュだが、此度の相手は傷の一つすら簡単にはくれてやらない強敵。
スタープラチナと真っ向から殴り合えるのなど、DIOのザ・ワールドくらいのもの。
それがどうだ、この男はあろうことか生身で互角の殴り合いを繰り広げている。
否、互角以上と言って良いのかもしれない。
徐々にだが、スタープラチナよりスピードが上がっている。
「退がれ!」
『Progrise key confirmed. Ready to break』
短いサウザーからの警告。
スタンドを解除すると言われた通りに飛び退く。
味方の巻き添えを気にする必要が無くなったサウザーが得物を地面に突き立てる。
サウザンドジャッカーから放たれたのは電撃。
レイダー相手にも使ったプログライズキーを装填しアビリティを付与したのだ。
標的となった大尉だがシグルドと同じように、跳躍して電撃を回避。
サウザーが警告を発した時点で何か来ると分かっていたのだから、馬鹿正直に食らってはやらない。
スタンドを解除すると言われた通りに飛び退く。
味方の巻き添えを気にする必要が無くなったサウザーが得物を地面に突き立てる。
サウザンドジャッカーから放たれたのは電撃。
レイダー相手にも使ったプログライズキーを装填しアビリティを付与したのだ。
標的となった大尉だがシグルドと同じように、跳躍して電撃を回避。
サウザーが警告を発した時点で何か来ると分かっていたのだから、馬鹿正直に食らってはやらない。
『シングルフィニッシュ!』
『チェリーエナジースカッシュ!』
着地した大尉へ襲い来るはエネルギーの弾と刃。
ガンモードのツインブレイカーと、ソニックアローのシャフト部分から発生させたエネルギー刃による挟み撃ち。
スマッシュやインベスならばこれだけで片が付く。
というよりオーバーキルな連携技。
ガンモードのツインブレイカーと、ソニックアローのシャフト部分から発生させたエネルギー刃による挟み撃ち。
スマッシュやインベスならばこれだけで片が付く。
というよりオーバーキルな連携技。
「なっ!?」
それでも届かないのは、誰が上げたか分からない驚愕の声からも明らかだ。
大尉は何と足元に指四本を突き刺し、畳を引っ繰り返すかのように床を引き剥がした。
地面に顎が接触するかと言う程に姿勢を低くし、グリス目掛けて床を投擲。
床は回転する刃のようにグリスの脚部へ直撃。
装甲に覆われている為潰されも切断もされなかったが、大尉の腕力で投擲されたのだ。
無視できない痛みに悲鳴が出た。
地面に顎が接触するかと言う程に姿勢を低くし、グリス目掛けて床を投擲。
床は回転する刃のようにグリスの脚部へ直撃。
装甲に覆われている為潰されも切断もされなかったが、大尉の腕力で投擲されたのだ。
無視できない痛みに悲鳴が出た。
グリスへの命中を確かめないまま、大尉はシグルドヘと駆ける。
体勢は低いままだ、背中をエネルギー刃が掠め軍服に焦げ目が付く。
その程度では足を止めるに至らない。
体勢は低いままだ、背中をエネルギー刃が掠め軍服に焦げ目が付く。
その程度では足を止めるに至らない。
「スタープラチナ・ザッ!?」
ここでシグルド…承太郎が切るのは自身が持つ中で最も強力な異能。
DIOとの決戦で開花させた時間停止。
しかし時は変わらず動いたまま。何故か。
時を止めようと動いた寸前で胸部に走った痛みが原因だ。
DIOとの決戦で開花させた時間停止。
しかし時は変わらず動いたまま。何故か。
時を止めようと動いた寸前で胸部に走った痛みが原因だ。
「くっ…」
痛みの原因は即座に判明した。
何時の間にやら大尉の右手に握られた、黒光りする物。
ソレが何なのか、承太郎でなくとも知っている。
銃。弾を込めて引き金を引くと離れた距離にいる人間を殺せる道具。
だが果たして大尉が持つソレを銃に当て嵌めて良いのか、そんな場違いな思いが承太郎にあった。
大尉が手にするのは銃身が異様に長い。
拳銃など映画やドラマ、ホル・ホースのエンペラーくらいしか見た事の無い承太郎でも、流石におかしいと分かる造形。
そも、ただの拳銃程度アーマードライダーの装甲なら軽く弾き返せる。
痛みどころか痒いとすら感じない。
なのに現実にはシグルドの装甲越しにも痛みが来た、攻撃を咄嗟に止めてしまう程の。
外見に違わず威力も馬鹿げている銃、という事か。
何時の間にやら大尉の右手に握られた、黒光りする物。
ソレが何なのか、承太郎でなくとも知っている。
銃。弾を込めて引き金を引くと離れた距離にいる人間を殺せる道具。
だが果たして大尉が持つソレを銃に当て嵌めて良いのか、そんな場違いな思いが承太郎にあった。
大尉が手にするのは銃身が異様に長い。
拳銃など映画やドラマ、ホル・ホースのエンペラーくらいしか見た事の無い承太郎でも、流石におかしいと分かる造形。
そも、ただの拳銃程度アーマードライダーの装甲なら軽く弾き返せる。
痛みどころか痒いとすら感じない。
なのに現実にはシグルドの装甲越しにも痛みが来た、攻撃を咄嗟に止めてしまう程の。
外見に違わず威力も馬鹿げている銃、という事か。
(野郎には過ぎた道具だな…)
承太郎が内心で悪態を吐くのも当然である。
大尉が撃った銃の名はジャッカル。
ヘルシング機関のジョーカー、アーカード専用に製作された特製の拳銃だ。
ジャッカルは吸血鬼や食屍鬼と言った化け物を殺す為の武器では無い。
イスカリオテ所属、アレクサンド・アンデルセン神父用に作られた物。
化け物よりも化け物染みた能力を持つアンデルセン相手に、元々使っていた装備だけでは不十分。
そこで対アンデルセン用にオーダーメイドしたのがこのジャッカル。
アンデルセンへの対抗策として作られた以上、当たり前だが人間に扱える代物ではない。
アーカードにも引けを取らない、最上級の化け物である大尉ならば使いこなせるが。
大尉が撃った銃の名はジャッカル。
ヘルシング機関のジョーカー、アーカード専用に製作された特製の拳銃だ。
ジャッカルは吸血鬼や食屍鬼と言った化け物を殺す為の武器では無い。
イスカリオテ所属、アレクサンド・アンデルセン神父用に作られた物。
化け物よりも化け物染みた能力を持つアンデルセン相手に、元々使っていた装備だけでは不十分。
そこで対アンデルセン用にオーダーメイドしたのがこのジャッカル。
アンデルセンへの対抗策として作られた以上、当たり前だが人間に扱える代物ではない。
アーカードにも引けを取らない、最上級の化け物である大尉ならば使いこなせるが。
『Progrise key confirmed. Ready to break』
と言った銃の詳細を知らない承太郎達には関係の無い事だ。
装填したプログライズキーの力で、回転切りを仕掛けるサウザー。
相手の武器に一々驚く暇があったら、攻撃を続けるべき。
行動で表すも届かない。
サウザンドジャッカーを素手で掴まれ、強制的に回転を止められた。
手袋が擦り切れ掌の皮が剥がれてもお構いなし。
どうせすぐに再生される。
装填したプログライズキーの力で、回転切りを仕掛けるサウザー。
相手の武器に一々驚く暇があったら、攻撃を続けるべき。
行動で表すも届かない。
サウザンドジャッカーを素手で掴まれ、強制的に回転を止められた。
手袋が擦り切れ掌の皮が剥がれてもお構いなし。
どうせすぐに再生される。
「なに!?」
敵の身体能力が桁外れと分かってはいたが、流石に驚きを隠せない。
サウザーの驚愕に嘲笑の一つすら浮かべずに、大尉は銃口を添える。
装甲の上からだというのに異様な冷たさを体に感じ、すぐに痛みへと変化した。
至近距離で何度もトリガーを引き、炸裂徹鋼弾が直撃。
ZAIA製の装甲であっても痛みを完全には殺せない。
サウザーの驚愕に嘲笑の一つすら浮かべずに、大尉は銃口を添える。
装甲の上からだというのに異様な冷たさを体に感じ、すぐに痛みへと変化した。
至近距離で何度もトリガーを引き、炸裂徹鋼弾が直撃。
ZAIA製の装甲であっても痛みを完全には殺せない。
カチリという乾いた音。
弾切れまでは一瞬であっても、サウザーが感じた痛みは強烈だ。
弾切れまでは一瞬であっても、サウザーが感じた痛みは強烈だ。
「オラッ!」
大尉をサウザーから引き離すべく、グリスが拳を突き出す。
脚には鈍い痛みがジンジンと来てはいるが、耐えられない程の激痛にもあらず。
元いた地球での戦いだって、無傷で済ませられた事など数えるくらいしかない。
なら一々痛みに構うよりも敵を殴る事を考える方が建設的だろう。
脚には鈍い痛みがジンジンと来てはいるが、耐えられない程の激痛にもあらず。
元いた地球での戦いだって、無傷で済ませられた事など数えるくらいしかない。
なら一々痛みに構うよりも敵を殴る事を考える方が建設的だろう。
バックステップで躱されるが予測済み。
スクラッシュドライバーを操作。
両肩部の装甲、マシンパックショルダーより黒煙にも似た液体が噴出。
これはスクラッシュドライバーを用いたライダーのエネルギー源、ヴァリアブルゼリーだ。
ツインブレイカーを装着したままの両腕に力が漲る。
スクラッシュドライバーを操作。
両肩部の装甲、マシンパックショルダーより黒煙にも似た液体が噴出。
これはスクラッシュドライバーを用いたライダーのエネルギー源、ヴァリアブルゼリーだ。
ツインブレイカーを装着したままの両腕に力が漲る。
『スクラップフィニッシュ!』
ヴァリアブルゼリーの噴射で爆発的な加速力を得たグリスの放つパンチ。
直撃すればマトモな死体は残らない威力の技を前にし、大尉が取る手は跳躍しての回避。
退いた所でグリスの加速では即座に追いつかれ、真っ向から迎え撃つのも得策とは言えない。
十分理に適った行動。グリスの読み通りだ。
直撃すればマトモな死体は残らない威力の技を前にし、大尉が取る手は跳躍しての回避。
退いた所でグリスの加速では即座に追いつかれ、真っ向から迎え撃つのも得策とは言えない。
十分理に適った行動。グリスの読み通りだ。
『Progrise key confirmed. Ready to break.』
空中という逃げ場の無いフィールドに自ら飛び込んだ。
そうなればこっちのものとサウザーが得物を地面に突き立てる。
サウザンドジャッカーにはプログライズキーが装填済み。
元は滅が所有するスティングスコーピオンだ。
地中から生成されたのは蠍の尾を思わせる伸縮刺突ユニット、アシッドアナライズ。
巨大な毒針が大尉を貫かんとし、命中を確信。
そうなればこっちのものとサウザーが得物を地面に突き立てる。
サウザンドジャッカーにはプログライズキーが装填済み。
元は滅が所有するスティングスコーピオンだ。
地中から生成されたのは蠍の尾を思わせる伸縮刺突ユニット、アシッドアナライズ。
巨大な毒針が大尉を貫かんとし、命中を確信。
だが当たらない。
被害を被ったのは軍服の切れ端のみ。
大尉本人は足場のない場だろうと関係なしに回避行動へ移り、見事成功。
悠々と床に降り立ち、背後へと振り返った。
被害を被ったのは軍服の切れ端のみ。
大尉本人は足場のない場だろうと関係なしに回避行動へ移り、見事成功。
悠々と床に降り立ち、背後へと振り返った。
「チッ!」
空のマガジンを取り出すと、シグルド目掛け投擲。
躱すと背後の壁に突き刺さった。
人狼の腕力で投擲すれば、あらゆるガラクタだろうと立派な凶器と化す。
しかし当たってないなら問題無しだ、承太郎は止まらない。
先程は阻止された能力を今度こそ発動する。
躱すと背後の壁に突き刺さった。
人狼の腕力で投擲すれば、あらゆるガラクタだろうと立派な凶器と化す。
しかし当たってないなら問題無しだ、承太郎は止まらない。
先程は阻止された能力を今度こそ発動する。
「スタープラチナ・ザ・ワールド!」
時が止まる。
殺し合いで数回時を止めているが、DIOとの戦闘時よりも短い時間しか止められないのは把握済み。
ならば与えられた僅かな猶予は無駄に出来ない。
ソニックアローにエナジーロックシードを装填し、スタープラチナでラッシュを放った。
殺し合いで数回時を止めているが、DIOとの戦闘時よりも短い時間しか止められないのは把握済み。
ならば与えられた僅かな猶予は無駄に出来ない。
ソニックアローにエナジーロックシードを装填し、スタープラチナでラッシュを放った。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
どれだけ驚異的な能力を有していようと、時間停止中は無防備。
回避も防御も許されず、一方的に殴打の嵐を受けるだけ。
加えて殴った際の感触で分かる。
この男は真紅の騎士やNPCの怪人程の堅牢さは無い。
スタープラチナの拳は問題無く効いていると。
回避も防御も許されず、一方的に殴打の嵐を受けるだけ。
加えて殴った際の感触で分かる。
この男は真紅の騎士やNPCの怪人程の堅牢さは無い。
スタープラチナの拳は問題無く効いていると。
確信した所で安堵もしなければ勢いを弱めたりもしない。
そのような考えで倒せるような相手で無い事は、これまでの攻防で嫌という程に分かった。
加減も容赦もする気は皆無。最後の一発が叩き込まれた。
そのような考えで倒せるような相手で無い事は、これまでの攻防で嫌という程に分かった。
加減も容赦もする気は皆無。最後の一発が叩き込まれた。
「オォォォラァァァッ!!!」
そして時は動き出す。
大尉からしたら理解不能だろう。
予備のマガジンをジャッカルに装填しようとした筈が、どういう訳か体が宙に浮いているのだから。
理解させる気は承太郎に毛頭無い。
大尉からしたら理解不能だろう。
予備のマガジンをジャッカルに装填しようとした筈が、どういう訳か体が宙に浮いているのだから。
理解させる気は承太郎に毛頭無い。
『ロックオン!チェリーエナジー!』
スタープラチナのラッシュだけで終わらせはしない。
既にエネルギーが充填されたソニックアローの弦を引き絞る。
矢が狙う先は宙に浮いたままの大尉だ。
既にエネルギーが充填されたソニックアローの弦を引き絞る。
矢が狙う先は宙に浮いたままの大尉だ。
通常時と違いサクランボの形状をした矢が大尉に命中。
茎の先に揺れる二つの果実に挟み込まれる。
数多の戦場を駆け抜け、その度に撃たれ、斬られ、爆撃されたが初めて感じる痛みだ。
散々空中で痛めつけられた挙句に落下、奇跡的に形を保っていた受付に叩きつけられた。
茎の先に揺れる二つの果実に挟み込まれる。
数多の戦場を駆け抜け、その度に撃たれ、斬られ、爆撃されたが初めて感じる痛みだ。
散々空中で痛めつけられた挙句に落下、奇跡的に形を保っていた受付に叩きつけられた。
「……」
ようやっと与えられたマトモなダメージ。
相手がNPCであれば、今ので確実に倒せている。
しかし無惨にも破壊された受付跡を睨む承太郎に、気を抜く素振りは一切見受けられない。
宿敵であるDIO、最初に戦った真紅の騎士、一海が強く警戒するエボルト。
檀黎斗によって集められた参加者は、いずれも一筋縄ではいかない化け物揃い。
スタンドや仮面ライダーの力があっても苦戦は免れないような連中ばかりだ。
軍服の男もそう。
今の攻撃だけで倒せたとは思えない、それくらいの力と存在感が相手にはある。
相手がNPCであれば、今ので確実に倒せている。
しかし無惨にも破壊された受付跡を睨む承太郎に、気を抜く素振りは一切見受けられない。
宿敵であるDIO、最初に戦った真紅の騎士、一海が強く警戒するエボルト。
檀黎斗によって集められた参加者は、いずれも一筋縄ではいかない化け物揃い。
スタンドや仮面ライダーの力があっても苦戦は免れないような連中ばかりだ。
軍服の男もそう。
今の攻撃だけで倒せたとは思えない、それくらいの力と存在感が相手にはある。
「倒した、って訳じゃ無さそうだな」
脚を擦りながら隣に並んだグリスの言葉に、無言で頷く。
その隣を見るとサウザーもまた警戒心を緩めず承太郎達と同じ方を睨んでいる。
時折胴体に手を当てては小さく呻いてはいるが、今は脅威が本当に沈黙したか否かが重要。
傷だらけにされるのには慣れているのだ。
自分よりも年下の仲間はまだ立っている。
なら今更この程度の痛みで情けなく悲鳴を上げたりはしないと、サウザンドジャッカーを強く握り締めた。
その隣を見るとサウザーもまた警戒心を緩めず承太郎達と同じ方を睨んでいる。
時折胴体に手を当てては小さく呻いてはいるが、今は脅威が本当に沈黙したか否かが重要。
傷だらけにされるのには慣れているのだ。
自分よりも年下の仲間はまだ立っている。
なら今更この程度の痛みで情けなく悲鳴を上げたりはしないと、サウザンドジャッカーを強く握り締めた。
三人の警戒が徐々に高まりつつある中、ソレは唐突に起きた。
「「「―――――ッ!!!!!」」」
ぶわり。そんな擬音がマッチする現象。
全身の肌が総毛立つと言うのか。
三人共に仮面ライダーへ変身しているにも関わらず、堅牢な装甲など無意味とばかりに細胞の一つ一つが刺激される。
簡単に死ぬような相手でないとは思っていた。
まだ戦わなければならいとしても、続ける心構えは十分に出来ていた。
だとしてもこれは、このプレッシャーには冷汗を抑えられない。
全身の肌が総毛立つと言うのか。
三人共に仮面ライダーへ変身しているにも関わらず、堅牢な装甲など無意味とばかりに細胞の一つ一つが刺激される。
簡単に死ぬような相手でないとは思っていた。
まだ戦わなければならいとしても、続ける心構えは十分に出来ていた。
だとしてもこれは、このプレッシャーには冷汗を抑えられない。
敵はまだ姿を見せていない。
それでもこの瞬間、改めて承太郎達は理解した。
それでもこの瞬間、改めて承太郎達は理解した。
人間が化け物に挑むとはどういう事なのかを。
瓦礫が消し飛ばされ、再び大尉が姿を見せる。
着込んでいた軍服は所々が破損し、見え隠れする肌には痛々しい傷跡が刻まれていた。
目に入る情報を承太郎は不自然に感じる。
時を止めた上でのスタープラチナのラッシュと、シグルドの高威力の技。
それらが直撃したというのに、負傷が少な過ぎるのだ。
仮面ライダーのような装甲を纏っているならまだしも、あの軍服に大きな耐久性があるとは思えない。
着込んでいた軍服は所々が破損し、見え隠れする肌には痛々しい傷跡が刻まれていた。
目に入る情報を承太郎は不自然に感じる。
時を止めた上でのスタープラチナのラッシュと、シグルドの高威力の技。
それらが直撃したというのに、負傷が少な過ぎるのだ。
仮面ライダーのような装甲を纏っているならまだしも、あの軍服に大きな耐久性があるとは思えない。
と、ここで別の事にも気付いた。
自分が刻みつけた傷、それらが徐々に塞がっているのだ。
人間の自然治癒とは明らかに違う、再生と言った表現がしっくりくる。
つまり敵はDIOや真紅の騎士と同じ化け物。
驚きはせず、むしろ納得がいった。
自分が刻みつけた傷、それらが徐々に塞がっているのだ。
人間の自然治癒とは明らかに違う、再生と言った表現がしっくりくる。
つまり敵はDIOや真紅の騎士と同じ化け物。
驚きはせず、むしろ納得がいった。
尤も傷の再生など見なくとも、敵が人間でないのは分かった事だ。
「どうやらマジに怪物だったみてぇだな」
呆れとも感嘆とも取れるグリスの言葉は正しい。
こちらを睨み付ける赤い瞳、その下にある部分が変化している。
耳元まで裂けた大きな口、中から覗くのは剣のように鋭利な無数の牙。
童話に登場する人間に化けた獣が正体を晒すように、大尉もまた人狼としての顔を露わにし始めた。
こちらを睨み付ける赤い瞳、その下にある部分が変化している。
耳元まで裂けた大きな口、中から覗くのは剣のように鋭利な無数の牙。
童話に登場する人間に化けた獣が正体を晒すように、大尉もまた人狼としての顔を露わにし始めた。
何故今になって化け物の顔を見せるのか。
向こうが話さなくとも、理由くらいは簡単に察せられる。
向こうが話さなくとも、理由くらいは簡単に察せられる。
「つまり…小手調べは終わりという事ですか」
天津の呟きを肯定するように、大尉が牙を打ち鳴らす。
これまでだって苦戦していたと言うのに、相手からしたら準備運動に過ぎなかった。
全く持って笑えない、或いは笑うしかない。
そうやって現実逃避出来れば楽なのだろうが、やった所で待っているのは自分達の全滅。
生き残るにはシンプルに戦って勝つ、それ以外に無い。
これまでだって苦戦していたと言うのに、相手からしたら準備運動に過ぎなかった。
全く持って笑えない、或いは笑うしかない。
そうやって現実逃避出来れば楽なのだろうが、やった所で待っているのは自分達の全滅。
生き残るにはシンプルに戦って勝つ、それ以外に無い。
「面白ぇ。こっからが祭りの本番ってワケだ」
拳同士を打ち合わせグリスが笑う。
ドルオタ、兄貴分として以外にも、戦闘狂の一面があるのが猿渡一海という男。
逆境に立たされていようと猛烈に笑って見せるのは、一海らしいものだ。
ドルオタ、兄貴分として以外にも、戦闘狂の一面があるのが猿渡一海という男。
逆境に立たされていようと猛烈に笑って見せるのは、一海らしいものだ。
「全く、開始早々骨が折れる…」
一海の様子に苦笑いしつつ、思わず愚痴を零すのは天津。
このような厄介な怪物を参加者させるとは、つくづく檀黎斗には呆れるしかない。
それでも償いの為に、共闘を受け入れてくれた二人の信頼を裏切らない為に、戦いを放棄はしない。
今もどこかでふんぞり返っているだろう自称神を引き摺り下ろすまで。
このような厄介な怪物を参加者させるとは、つくづく檀黎斗には呆れるしかない。
それでも償いの為に、共闘を受け入れてくれた二人の信頼を裏切らない為に、戦いを放棄はしない。
今もどこかでふんぞり返っているだろう自称神を引き摺り下ろすまで。
「…来るぞ」
承太郎の一言が再戦の狼煙。
極限まで高まった緊張感が弾け飛び、四人の男が激突する。
極限まで高まった緊張感が弾け飛び、四人の男が激突する。
傷付いた人々を治療する為にドクター達が日々奮闘する聖都大学附属病院。
患者の命を守る為の戦場は今、人間と化け物による闘争の場へと化した。
患者の命を守る為の戦場は今、人間と化け物による闘争の場へと化した。
◆
承太郎、一海、天津。
大尉との戦闘に集中する三人は気付いていない。
気付けない、と言った方が正しいだろう。
何せ大尉を相手に他へ気を割くような真似は、自殺行為以外の何者でもないのだから。
大尉との戦闘に集中する三人は気付いていない。
気付けない、と言った方が正しいだろう。
何せ大尉を相手に他へ気を割くような真似は、自殺行為以外の何者でもないのだから。
もし三人が気付けたとして、何かが変わったかどうかは知り様が無い。
より良い結果になったかもしれないし、最悪の末路を迎えたかもしれない。
いずれにせよ、彼らが知ったのは全て終わってからのこと。
だから今は、気付かないまま物語は進む。
より良い結果になったかもしれないし、最悪の末路を迎えたかもしれない。
いずれにせよ、彼らが知ったのは全て終わってからのこと。
だから今は、気付かないまま物語は進む。
戦闘が起きているのは病院内だけでは無い。
病院の外でも同じく、激戦と呼ぶに相応しい光景が広がっていた。
病院の外でも同じく、激戦と呼ぶに相応しい光景が広がっていた。
外では一体何が起きているのか。
そちらについてもそろそろ明かすとしよう。
そちらについてもそろそろ明かすとしよう。
魔法少女、鬼、オーバーロード。
人の道を外れた者達による、もう一つの闘争を。
人の道を外れた者達による、もう一つの闘争を。