もぐもと少々話した後、ねむは別室へ移動した。
車椅子を押していく事も、もぐもは提案したが今は心身共に休めるべきだとねむに言われた。
明らかに自分より年下の少女に気を遣われてしまったことに不甲斐なさのようなものを感じるが、同時に彼女の優しさにも感謝する。
車椅子を押していく事も、もぐもは提案したが今は心身共に休めるべきだとねむに言われた。
明らかに自分より年下の少女に気を遣われてしまったことに不甲斐なさのようなものを感じるが、同時に彼女の優しさにも感謝する。
この殺し合いは過酷だ。危険人物——いや、触手の化け物とでもいった方が正しいか。そんな者すら存在する。
アレは正しく歩く天災だった。そのせいでリゼは命を落とした。大我、橘、海馬でも敵わなかった化け物だ。
しかしこの殺し合いに抗う者達には、善良な者がいることもまたもぐもはよく理解した。
アレは正しく歩く天災だった。そのせいでリゼは命を落とした。大我、橘、海馬でも敵わなかった化け物だ。
しかしこの殺し合いに抗う者達には、善良な者がいることもまたもぐもはよく理解した。
それどころか、NPCすらも自身の矜持のためとはいえもぐもと大我を助けてくれた。
——……『ゲームを真剣に遊び、勝敗を決めるのがバグスターの生き様』……だからね。
…ゲームの勝敗も付けられず、檀黎斗の駒にされるのが嫌なだけさ
…ゲームの勝敗も付けられず、檀黎斗の駒にされるのが嫌なだけさ
——……僕達は駒なんかじゃない。この惑星の生命だ
ラヴリカの言葉がもぐもの脳裏に蘇る。
それはあまりにも重い言葉だった。
ラヴリカは当初、もぐもを攫ったり襲ったりしてきた。それは決して褒められることじゃない。いい思い出だなんて、そんなことも考えられない。
性的差別のようなことをされたのも、もぐもからしたら心にチクリとした。
だがラヴリカは乱入してきたエボルトにこうも言ったのだ。
それはあまりにも重い言葉だった。
ラヴリカは当初、もぐもを攫ったり襲ったりしてきた。それは決して褒められることじゃない。いい思い出だなんて、そんなことも考えられない。
性的差別のようなことをされたのも、もぐもからしたら心にチクリとした。
だがラヴリカは乱入してきたエボルトにこうも言ったのだ。
——……僕の『レディー』に、何をしようとしているんだ?君は。
一度は男だからと、差別のようなことをされた。
しかし最終的にはレディーだなんて言い、守ってくれた。
もっともXジェンダーであるもぐもには男にも女にも——ミスターにもレディーにも性自認的には属さないのだが。
それでも、ラヴリカの心意気は嫌じゃない。
なにより彼は最期、己が身を張って逃してくれた。その事実に、変わりないのだから。
ゆえにもぐもにとってラヴリカの存在もまた、大きなものだった。
しかし最終的にはレディーだなんて言い、守ってくれた。
もっともXジェンダーであるもぐもには男にも女にも——ミスターにもレディーにも性自認的には属さないのだが。
それでも、ラヴリカの心意気は嫌じゃない。
なにより彼は最期、己が身を張って逃してくれた。その事実に、変わりないのだから。
ゆえにもぐもにとってラヴリカの存在もまた、大きなものだった。
(NPCの人たちも……駒じゃないって、ラヴリカさんのおかげでぼくはわかったよ……)
そう。
NPCは決して駒じゃない。
ならば——それはきっとデュエルモンスターズのモンスター達にも通じるだろう。
NPCは決して駒じゃない。
ならば——それはきっとデュエルモンスターズのモンスター達にも通じるだろう。
「このデッキは——ウィッチクラフトのみんなはぼくの魂だって信じてる。それなのに駒みたいに扱って、壁にしたりもしてきた。
それがデュエルモンスターズで戦うということなのかもしれないけど……それでもぼくは、酷いことをしてきたよね……」
それがデュエルモンスターズで戦うということなのかもしれないけど……それでもぼくは、酷いことをしてきたよね……」
ウィッチクラフトのデッキを出してウィッチクラフトマスター・ヴェールのカードを手に取り見つめる。
「今までぼくは、魂のデッキなんて言いながらデュエルの時にしか使ってなかった。でも、本当に心から信じる仲間なら。友達なら——」
カードを友達、だなんて言うのはおかしいかもしれないけれど。
もぐもはデュエルディスクを展開してヴェールを召喚してみた。
水色髪の少女が召喚されて——
もぐもはデュエルディスクを展開してヴェールを召喚してみた。
水色髪の少女が召喚されて——
「ふわぁ〜。やっとカードから出られたよ〜」
「え!?喋った!?」
ヴェールは欠伸をしながら、呑気に喋り始めた。
「まったく、そんなイロモノを見るような目で私を見ないでよね〜。これでも一応、君を守ってきた存在なんだからさ」
「……!それは、そうだね……ごめん」
イロモノ、という言葉に思わず反応してしまうもぐも。
その言葉はもぐもにも当てはまる単語だ。ゆえにそんな目で見られることが嫌なのはわかるし、どれだけ自分が失礼な態度を取っているのか理解せざるを得ない。
その言葉はもぐもにも当てはまる単語だ。ゆえにそんな目で見られることが嫌なのはわかるし、どれだけ自分が失礼な態度を取っているのか理解せざるを得ない。
「それにしても、この前召喚された時は喋れなかったのにどうして急に声が出せるようになったのかな。檀黎斗とかいうやつの細工?」
「んー……それはぼくにもわからないや。でも、ヴェールと話せることは嬉しいよ」
実際はもぐもがヴェールをカードではなく、互いに信用してる仲間だと認識したことにより起こった心意なのだが、そんなことはヴェールも、もぐもも知る由もない。
「ヴェール、か。いつもはマスターとかヴェール様とか師匠って呼ばれてるけどそうやって呼ばれるのも悪くないね」
「ヴェールは、その……ぼくのこと嫌いじゃないの?」
「私がもぐものことを嫌う理由なんて、ないと思うけど?」
「ほら……だってぼく、ヴェール達ウィッチクラフトのことを酷使してるじゃん……」
「そう。そんなことをずっと気にしちゃって……バカだね、もぐもは」
「そんなことって……。ぼくの盾としてヴェール達は——」
「そう思ってくれるだけで私達は十分さ。よきかな、よきかな」
必死の形相で話し掛けるもぐもを落ち着かせるように、ヴェールは普段と変わらぬ飄々とした、ちょっとだらしないような態度を貫く。
「そんなことより、もぐも」
「なに?ヴェール」
「君は今回、私と友達になりたくて私を召喚したんだよね」
「うん。ぼくはヴェールと友達になれたらって……そう思って召喚したよ。この殺し合いは過酷だけど、ヴェール達ウィッチクラフトを信じるって決めたから……だから友達になりたいんだ」
「面白いこと考えるねぇ、もぐもは。そういう子も嫌いじゃないよ、私は」
ヴェールはもぐもに微笑み、その手を握った。
「握手……?」
「そう、握手だよ。友達になるなら、まずは握手からじゃないかと思ってさ」
「んー……それもそうだね。改めてよろしく、ヴェール」
「こちらこそよろしくね、もぐも。——さて、もぐもには私の身に何が起こったのか教えようか」
「え?ヴェールに何かあったの……?」
「そうだよ。そもそもカードから人物が現れるなんておかしいと思わないかい?」
「それは……言われてみればたしかにおかしいかも」
——ヴェールに言われて、やっと気付いた。
ぼくは当たり前みたいにデュエルモンスターズのデッキを使ってウィッチクラフトのみんなを召喚してたけど、カードから人が実体化するなんて有り得ない。
ぼくは当たり前みたいにデュエルモンスターズのデッキを使ってウィッチクラフトのみんなを召喚してたけど、カードから人が実体化するなんて有り得ない。
……ううん。人だけじゃない。海馬さんのブルーアイズとか、そういうモンスターも。
いくらデュエルディスクがそういう道具で、今の状況が特殊過ぎるといっても……冷静に考えたら、おかしなことだと思う。
いくらデュエルディスクがそういう道具で、今の状況が特殊過ぎるといっても……冷静に考えたら、おかしなことだと思う。
カードゲームはカードゲームで、それが現実に召喚されるなんて有り得ないから。
今まではこの不思議な殺し合いではそういうものだと受け入れてきたけど、召喚されてる本人のヴェールが言うってことは、やっぱり何かおかしいのかも。
今まではこの不思議な殺し合いではそういうものだと受け入れてきたけど、召喚されてる本人のヴェールが言うってことは、やっぱり何かおかしいのかも。
「私は。——いや、私たちは、かな。いきなりこのカードに封印されていたんだ」
「——え?」
カードに封印……?
それってつまり、元々ヴェールはカードのモンスターじゃなかったってこと……?
それってつまり、元々ヴェールはカードのモンスターじゃなかったってこと……?
——ガチャリ。
部屋の扉が開いて、大我さんが入ってくる。
部屋の扉が開いて、大我さんが入ってくる。
「様子を見にきてやったが……」
大我さんはヴェールを一瞥して、銃を構えた。
「お前はもぐもに召喚されてた女だよな。……どうなってやがる?」
銃を手にして警戒しながら、それ以上に大我さんは今の状況に困惑していた。
「いきなりそんなものを向けるなんて、相変わらず大我は素直じゃないねぇ」
「……テメェ、どうして俺の名前を知ってる?」
「カードの中から見てたからだよ。私を封印した、カードの中からね」
「……お前を封印したカード、だと?その情報、詳しく教えろ」
「言われなくてもそのつもりさ。まあ焦らないで、どうどう」
——そしてヴェールは、大我さんに情報を教え始めた。
◯
——ドン!
大我が、怒りのあまり机に拳をぶつけた。
大我が、怒りのあまり机に拳をぶつけた。
「ゲンムの野郎、どこまで他人を弄べば気が済むんだ……!」
——ヴェールはカードに封印された存在。
それを知った時、真っ先に大我の脳裏を過ったのは檀黎斗だ。
生き物をカードに閉じ込めるなど未知の技術だが、そんな不可能を可能に出来るほどの才能があの男にはあるかもしれない。
それを知った時、真っ先に大我の脳裏を過ったのは檀黎斗だ。
生き物をカードに閉じ込めるなど未知の技術だが、そんな不可能を可能に出来るほどの才能があの男にはあるかもしれない。
大我は檀黎斗を嫌っているが、その才能については認めざるを得ない点だ。倫理観のカケラも無いし、使い道も間違っている。——しかしその神の如き才能だけは本物である。
実際、あの男はこんなわけのわからない殺し合いを開いている。
放送を見るに協力者もいるが技術については檀黎斗が担っているだろう——と大我は考える。もしもこの場にキリトがいたり、茅場の情報を知っていれば彼の技術も関わっていると知れたが、生憎と今の大我にそれを知る術はない。
放送を見るに協力者もいるが技術については檀黎斗が担っているだろう——と大我は考える。もしもこの場にキリトがいたり、茅場の情報を知っていれば彼の技術も関わっていると知れたが、生憎と今の大我にそれを知る術はない。
「大我さん……」
怒りを隠せぬ大我の姿をもぐもが心配そうに見つめる。
「君ならそういう反応をすると思ったよ、大我。私がされたことは命の冒涜と変わらないからねぇ」
ヴェールとしても大我の反応は予想通りだった。
カードを通して見てきたからわかる。彼はそういう性格だ。ウィッチクラフトのマスターたるヴェールには、そんなことすぐに理解出来る。
しかし、そんな大我にだから伝える必要がある。そしてヴェールを信じ、友達になりたいと言ってくれたもぐもにだから、この残酷な真実を教えた。
カードを通して見てきたからわかる。彼はそういう性格だ。ウィッチクラフトのマスターたるヴェールには、そんなことすぐに理解出来る。
しかし、そんな大我にだから伝える必要がある。そしてヴェールを信じ、友達になりたいと言ってくれたもぐもにだから、この残酷な真実を教えた。
大我に教えた理由は、彼が檀黎斗の関係者——つまりこの殺し合いの鍵を握っている可能性が高いというのも大きい。そういう存在には、このような重要な情報は渡しておくべきだろう。
いきなりカードに封印されていたのでヴェール自身、誰にやられたのかはわからない。だが檀黎斗である可能性は極めて高い、とカードの中で殺し合いを見ているうちに考えた。
もっともこれは大我やヴェールの推測であり、他の誰かであるかもしれないのだが。
もっともこれは大我やヴェールの推測であり、他の誰かであるかもしれないのだが。
そしてカードの重要性が高い殺し合いで、この情報は誰かに教えておくべきだとヴェールは考えていた。
ならばヴェールにとって最も信用出来るもぐもと、その保護者であり先述した通り檀黎斗をよく知る大我が適任だ。
ならばヴェールにとって最も信用出来るもぐもと、その保護者であり先述した通り檀黎斗をよく知る大我が適任だ。
もぐもの言う通り、たしかにヴェール達ウィッチクラフトは彼の盾となり、矛として戦ってきた。
しかしそれが決して“駒”のように扱われていないことはヴェールにもわかる。
しかしそれが決して“駒”のように扱われていないことはヴェールにもわかる。
海馬瀬人に出会い、カードを信じることを知ったもぐもは、どんな時もウィッチクラフトを信じてくれた。
ゆえにヴェールもまた、もぐもの信用に応えただけだし、こうして戦闘以外で“友達になりたい”と召喚されたことで完全に信用した。
ゆえにヴェールもまた、もぐもの信用に応えただけだし、こうして戦闘以外で“友達になりたい”と召喚されたことで完全に信用した。
だからこそ、ヴェールがカードに封印された存在だと知り動揺するもぐもを放置出来ない。大我もヴェールに命があると知り、もぐもが安易に召喚するのを止める可能性がある。
ヴェールとしてはそれは不本意だ。
ヴェールとしてはそれは不本意だ。
それにしても——
(まったく、優しい二人だねぇ……)
人によっては所詮モンスターの戯言、で済まされかねない内容なのに。
もぐもと大我は真摯に受け止め、信じてくれている。
カードに封印され、こんな殺し合いの道具として扱われて——それでもヴェールの心が折れなかったのはもぐもがウィッチクラフトを“魂のデッキ”として扱い信じてくれたから。そして逆境に陥ってもなお、奮起する彼を応援したくなったから。
もぐもと大我は真摯に受け止め、信じてくれている。
カードに封印され、こんな殺し合いの道具として扱われて——それでもヴェールの心が折れなかったのはもぐもがウィッチクラフトを“魂のデッキ”として扱い信じてくれたから。そして逆境に陥ってもなお、奮起する彼を応援したくなったから。
「まあ落ち着いて。私はカードに封印された当初はたしかにムカついたし、この騒動をどうにかするべきだと思うけど——嫌なことばかりじゃなかったんだからさ」
「本気で言ってんのか?お前はゲンムの駒に——」
「駒じゃないよ。ラヴリカも言ってたでしょ?私たちは檀黎斗に利用されてるけど、駒なんかじゃない」
「……でもヴェールはぼくのせいで何度も傷付いてきたよね……」
「そうだねぇ、たしかに何度も召喚されて破壊されてきた。痛いよ〜、アレは。
でもね。不思議ともぐもに召喚されるのは、嫌な気がしないんだ。なんていうか、君の成長を傍で見守りたいし、仲間として。……いや、今は友達として——かな?
とにかく。君を応援したいんだよ、もぐも。
だからもぐもは何も罪悪感を覚えることはない。むしろこれからも私たちウィッチクラフトや大我と一緒に、この殺し合いをブチ壊すために頑張ってほしいねぇ」
でもね。不思議ともぐもに召喚されるのは、嫌な気がしないんだ。なんていうか、君の成長を傍で見守りたいし、仲間として。……いや、今は友達として——かな?
とにかく。君を応援したいんだよ、もぐも。
だからもぐもは何も罪悪感を覚えることはない。むしろこれからも私たちウィッチクラフトや大我と一緒に、この殺し合いをブチ壊すために頑張ってほしいねぇ」
「ヴェールはほんとに、それでいいの?」
「もちろんだよ。私は嘘をつかないし他のみんなも、もぐもを信じてる。——そうだよね、ハイネ?」
瞬間——ウィッチクラフトデッキが光り輝き、ウィッチクラフト・ハイネが姿を現す。
——ウィッチクラフトともぐもは魂で繋がっている。ゆえにもぐも自身、無自覚のうちに心意によりウィッチクラフトの実体化が出来るようになっていた。
もちろん一度に呼び出せる最大数に、限度はあるが。
これぞもぐもとウィッチクラフト達の間に芽生えた“絆”だ。
——ウィッチクラフトともぐもは魂で繋がっている。ゆえにもぐも自身、無自覚のうちに心意によりウィッチクラフトの実体化が出来るようになっていた。
もちろん一度に呼び出せる最大数に、限度はあるが。
これぞもぐもとウィッチクラフト達の間に芽生えた“絆”だ。
「い、いきなり私に話を振ってきましたね!?……まあでも、そうですね。私たちウィッチクラフトはあなたを応援してますよ、もぐも」
唐突に話を振られたことに最初は慌てふためくハイネだが、その後に「コホン……」と気を取り直すとなんだか驚きと申し訳なさを顔色に現しながらジッと見てきているもぐもに微笑み、彼に本心を伝えた。
「ハイネも、ヴェールと同じ理由なの……?」
「まあ、そうですね。もぐもはどんな逆境でも諦めず、戦おうとしてきました。そんなあなただから、私たちウィッチクラフトは力になりたいんです」
「そっか。ヴェール、ハイネ……ありがとね」
「別に感謝されるようなことはしてないさ。私たちを扱う……決闘者とかいうのが君で良かったよ、もぐも。友達として、これからもよろしくね」
「うん。よろしくね、ヴェール」
「あ、ああああ……あの……」
「ハイネも友達になりたいってさ、もぐも」
「そなの?ハイネ」
「はい。私も、もぐものことを信じてますから!」
「じゃあ、ハイネも友達になろ?」
もぐもがハイネに右手を差し出す。
ヴェールともぐもが最初に握手をしたのをカード越しに見ていたハイネは、その意図を察してもぐもと握手した。
ヴェールともぐもが最初に握手をしたのをカード越しに見ていたハイネは、その意図を察してもぐもと握手した。
「よろしくお願いします、もぐも」
「うん。よろしくね、ハイネ」
「ウィッチクラフトともぐもの絆。よきかな、よきかな」
もぐもとハイネの絆を、ヴェールは微笑ましく見守る。
「じゃ、じゃあ私はこの辺で!」
「わかった。またね、ハイネ」
「はい、また今度会いましょう!」
少し嬉しそうにはにかみながら、ハイネはデッキへ帰っていった。
その後——次々とウィッチクラフト達が交代にデッキから出てきて、もぐもと友愛の握手を交わした。
その後——次々とウィッチクラフト達が交代にデッキから出てきて、もぐもと友愛の握手を交わした。
「これでわかったかな、もぐも。みんなキミを信じてるし、応援してるんだよ」
「……うん。みんなの想い、しっかりとぼくにも伝わったよ。こんなに友達が応援してくれるなら——ぼくもそれに応えなきゃね」
もぐもは心の底から嬉しそうに笑っていた。
その様子にヴェールは頬を緩め、大我もまた「そういう理由ならウィッチクラフトと戦い続けたらいいんじゃねぇか」と口にする。
これだけの信用を。絆を見せられて止めるほど、大我も野暮じゃない。
その様子にヴェールは頬を緩め、大我もまた「そういう理由ならウィッチクラフトと戦い続けたらいいんじゃねぇか」と口にする。
これだけの信用を。絆を見せられて止めるほど、大我も野暮じゃない。
ヴェールやハイネがカードに封印された謎について考察したい気持ちもあるが——今この時ばかりは、こんな時間があってもいいと大我は思う。
「じゃあこれからも私たちウィッチクラフトをよろしくね、もぐも。まあ私はデッキに帰らないけどさ」
「うん。無理してデッキに帰らなくてもいいよ。何故かデュエルディスクで召喚してない間も、ヴェールを呼び出せるみたいだから」
「……もぐも、お前そんな能力なかったよな?どういうことだ?」
「うーん……それが、ぼく自身もよくわからなくて……」
(ゲンムの奴、まさかもぐもに何か仕込んでないだろうな……)
まだ心意を知らない大我は、もぐもの状態を心配する。まあ檀黎斗はゲームに対して真摯ではあるので、今更何かもぐもだけに小細工をした可能性は低い、とも考えているがあの倫理観の無さだ。多少は疑わざるを得ない。
「もぐもの身に何かあった可能性もある……けど、ここは私たちの思いの力、とでも考えとく?あまり深刻に考えるのも良くないからねぇ」
「ぼくはそう思う。ヴェール達と心から繋がれたから……友達になれたからこういうことが出来るようになったって思いたいな」
「……ま、今はそういうことにしておくか」
患者にストレスを掛けないのは医療のセオリー。
ゆえに大我もヴェールともぐもの言葉を肯定した。
ゆえに大我もヴェールともぐもの言葉を肯定した。
——こうしてウィッチクラフト達ともぐもの絆の物語が始まる。
海馬にとってブルーアイズが“魂”ならばもぐもにとってウィッチクラフト達は“友達”だ。
そんなことを海馬に言ったらどんな反応をされるかわからないが、それでも——もぐもはヴェール達と友達で在りたいと思った。
海馬にとってブルーアイズが“魂”ならばもぐもにとってウィッチクラフト達は“友達”だ。
そんなことを海馬に言ったらどんな反応をされるかわからないが、それでも——もぐもはヴェール達と友達で在りたいと思った。
【F-2 診療所/一日目/日中】
【花家大我@仮面ライダーエグゼイド】
[状態]:心身の疲労(大)、ダメージ(大・処置済み)、バグスターウイルスの後遺症、檀黎斗に対する怒り
[装備]:ガシャットギアデュアル@仮面ライダーエグゼイド、シュラウドマグナム+ボムメモリ@仮面ライダーW
[道具]:基本支給品、雑賀のDホイール@遊戯王5D’s
[思考・状況]基本方針:このゲームは俺がクリアする
1:一旦は、あの連中と合流。
2:バグスターウイルスが利用されてるのか?
3:エボルトからガシャットを取り戻したい、が……
4:人をカードに封印してモンスター呼ばわりだと?ゲンムの野郎……!
5:もぐもに何が起きたんだ!?
[備考]
※参戦時期は仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング終了後
※遊戯王OCGのルールを多少把握しました
※ヴェールやハイネがカードに封印されているという真実をヴェールから聞きました。犯人は檀黎斗だと推測しています
[状態]:心身の疲労(大)、ダメージ(大・処置済み)、バグスターウイルスの後遺症、檀黎斗に対する怒り
[装備]:ガシャットギアデュアル@仮面ライダーエグゼイド、シュラウドマグナム+ボムメモリ@仮面ライダーW
[道具]:基本支給品、雑賀のDホイール@遊戯王5D’s
[思考・状況]基本方針:このゲームは俺がクリアする
1:一旦は、あの連中と合流。
2:バグスターウイルスが利用されてるのか?
3:エボルトからガシャットを取り戻したい、が……
4:人をカードに封印してモンスター呼ばわりだと?ゲンムの野郎……!
5:もぐもに何が起きたんだ!?
[備考]
※参戦時期は仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング終了後
※遊戯王OCGのルールを多少把握しました
※ヴェールやハイネがカードに封印されているという真実をヴェールから聞きました。犯人は檀黎斗だと推測しています
【百雲龍之介@不可解なぼくのすべてを】
[状態]:ダメージ(中・処置済)、大我やウィッチクラフト達とともに闘う決意、ウィッチクラフト達との絆
[装備]:デュエルディスクとデッキ(ウィッチクラフト)@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品、リゼの支給品
[思考・状況]基本方針:大我さんやウィッチクラフトのみんなと一緒に戦う。
1:大我さん。僕も一緒に戦うから
2:リゼちゃんの友達が生き返った……?
3:ヴェールやウィッチクラフトのみんなの応援に応えて、ぼくもがんばる
4:ヴェール達がカードに封印されてたなんて……
5:これから友達としてよろしくね、ウィッチクラフトのみんな
[備考]
※参戦時期は少なくとも十四話以降かつ二十三話までのどこか
※遊戯王OCGのルールとウィッチクラフトの回し方をだいたい把握しました。
海馬とのデュエルで、さらに成長しているかもしれません
※心意によりデュエルディスク無しでもウィッチクラフトを数体、実体化出来るようになりました
※ヴェールを始めとしたウィッチクラフト達と友達になりました
※ヴェールやハイネがカードに封印されているという真実をヴェールから聞きました
[状態]:ダメージ(中・処置済)、大我やウィッチクラフト達とともに闘う決意、ウィッチクラフト達との絆
[装備]:デュエルディスクとデッキ(ウィッチクラフト)@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品、リゼの支給品
[思考・状況]基本方針:大我さんやウィッチクラフトのみんなと一緒に戦う。
1:大我さん。僕も一緒に戦うから
2:リゼちゃんの友達が生き返った……?
3:ヴェールやウィッチクラフトのみんなの応援に応えて、ぼくもがんばる
4:ヴェール達がカードに封印されてたなんて……
5:これから友達としてよろしくね、ウィッチクラフトのみんな
[備考]
※参戦時期は少なくとも十四話以降かつ二十三話までのどこか
※遊戯王OCGのルールとウィッチクラフトの回し方をだいたい把握しました。
海馬とのデュエルで、さらに成長しているかもしれません
※心意によりデュエルディスク無しでもウィッチクラフトを数体、実体化出来るようになりました
※ヴェールを始めとしたウィッチクラフト達と友達になりました
※ヴェールやハイネがカードに封印されているという真実をヴェールから聞きました
【ウィッチクラフトマスター・ヴェール@遊戯王OCG】
[状態]:健康、もぐもを心から信用、もぐもとの絆、実体化
[装備]:ウィッチクラフトマスター・ヴェールの杖@遊戯王OCG
[道具]:なし
[思考・状況]基本方針:もぐもや大我とこの殺し合いを終わらせるよ
1:改めてこれからよろしくね、もぐも
2:私やハイネがカードに封印された真相も探る必要があるよねぇ
3:もぐもとウィッチクラフトのみんなが仲良くなってよきかな、よきかな
[備考]
※もぐもの心意により実体化しています。現在デュエルディスクにカードはセットされていません
[状態]:健康、もぐもを心から信用、もぐもとの絆、実体化
[装備]:ウィッチクラフトマスター・ヴェールの杖@遊戯王OCG
[道具]:なし
[思考・状況]基本方針:もぐもや大我とこの殺し合いを終わらせるよ
1:改めてこれからよろしくね、もぐも
2:私やハイネがカードに封印された真相も探る必要があるよねぇ
3:もぐもとウィッチクラフトのみんなが仲良くなってよきかな、よきかな
[備考]
※もぐもの心意により実体化しています。現在デュエルディスクにカードはセットされていません