「……一体、何がどうなっている?」
男が一人、そう呟いた。
彼は、大いに困惑しているようであった。
彼は、大いに困惑しているようであった。
彼の名は速水公平。
天ノ川学園高校という学校の校長をしていた男だ。
ただし、彼は普通の校長先生などではなかった。
天ノ川学園高校という学校の校長をしていた男だ。
ただし、彼は普通の校長先生などではなかった。
「私は、ダークネビュラに飲み込まれたはずだ。なのに何故こうして生きている?」
速水公平は、本来死んでいるはずの人物であった。
彼は、天ノ川高校の生徒にゾディアーツという怪人になるスイッチをばら撒いていたホロスコープスの一員だった。
彼自身も、ゾディアーツであった。
彼らの目的は、12人のホロスコープススイッチを揃え、宇宙にいるプレゼンターにコンタクトすることだった。
そして、彼らを止めるべく立ち上がった仮面ライダーフォーゼを始めとする仮面ライダー部の面々と敵対していた。
彼自身も、ゾディアーツであった。
彼らの目的は、12人のホロスコープススイッチを揃え、宇宙にいるプレゼンターにコンタクトすることだった。
そして、彼らを止めるべく立ち上がった仮面ライダーフォーゼを始めとする仮面ライダー部の面々と敵対していた。
彼に残る最後の記憶、それは自分の最期の時のことだ。
フォーゼ達との戦いの果て、ホロスコープスのゾディアーツスイッチは遂に12個揃った。
そして、学園の理事長でありホロスコープス達のボス、我望光明理事長は12のスイッチの力でダークネビュラをワープゲートとしてプレゼンターの下へと向かおうとした。
それにより隙だらけになっているところをフォーゼは攻撃しようとした。
速水はフォーゼの攻撃から我望を庇い、そのままダークネビュラにも放り込まれ、その中で死亡した。
フォーゼ達との戦いの果て、ホロスコープスのゾディアーツスイッチは遂に12個揃った。
そして、学園の理事長でありホロスコープス達のボス、我望光明理事長は12のスイッチの力でダークネビュラをワープゲートとしてプレゼンターの下へと向かおうとした。
それにより隙だらけになっているところをフォーゼは攻撃しようとした。
速水はフォーゼの攻撃から我望を庇い、そのままダークネビュラにも放り込まれ、その中で死亡した。
だが、彼は今こうしてこの冥界の魔王を名乗る者が開いた殺し合い…という名の決闘(デュエル)の舞台に降り立っていた。
最後の一人まで生き残った者しか勝者になれない、ほぼほぼルール無用の殺し合いの形式なのに決闘と呼ぶ点についてはいささか奇妙に感じてしまうが。
最後の一人まで生き残った者しか勝者になれない、ほぼほぼルール無用の殺し合いの形式なのに決闘と呼ぶ点についてはいささか奇妙に感じてしまうが。
「まさかここは死後の世界で、奴は本物のハデス神ということか?」
先ほど行われた主催陣営による開催宣言を思い出しながら考える。
あの時磯野という男によるルール説明が終わった後、禍々しい容姿をした魔王ハ・デスは現れた。
その名前から連想できるのは、ギリシャ神話に伝えられる冥府の神ハデスだ。
ここはやはり冥府…死後の世界で、デュエルとやらに参加させられているのは自分を含め全員死者なのではという発想が出てくる。
あの時磯野という男によるルール説明が終わった後、禍々しい容姿をした魔王ハ・デスは現れた。
その名前から連想できるのは、ギリシャ神話に伝えられる冥府の神ハデスだ。
ここはやはり冥府…死後の世界で、デュエルとやらに参加させられているのは自分を含め全員死者なのではという発想が出てくる。
「……いや、奴は自分は一枚のカードから生まれたと言っていた。あれはどういう意味だ?」
本当にハデス神なら、自分のことを魔王ではなく神だと称してもおかしくない。
さらに言えば、奴はハデスではなくハ・デスと名前に間をおいている。
この世には無数の世界があるという発言もあり、そもそも神話のハデスとは全く別の存在であるのかもしれない。
さらに言えば、奴はハデスではなくハ・デスと名前に間をおいている。
この世には無数の世界があるという発言もあり、そもそも神話のハデスとは全く別の存在であるのかもしれない。
(…とりあえず、これを確認するべきか)
自分の近くにあったデイパックに手を伸ばす。
ここが本当に死後の世界なのか、違うのか、自分はまだ死んだままなのか、それとも蘇生されているのか、そこまではまだ分からない。
殺し合いに乗るか否かのスタンスもまだ未定だ。
どちらかと言えば生存優先で慎重に行きたいとは思っている。
何にせよ、最後の一人しか生き残れない舞台である以上、何らかの戦うための手段はあるか確かめておきたかった。
デイパックの中を開き、自分に支給された物品を取り出す。
ここが本当に死後の世界なのか、違うのか、自分はまだ死んだままなのか、それとも蘇生されているのか、そこまではまだ分からない。
殺し合いに乗るか否かのスタンスもまだ未定だ。
どちらかと言えば生存優先で慎重に行きたいとは思っている。
何にせよ、最後の一人しか生き残れない舞台である以上、何らかの戦うための手段はあるか確かめておきたかった。
デイパックの中を開き、自分に支給された物品を取り出す。
そして最初に出てきたものは、彼もよく知るアイテムであった。
「これは私の…リブラのスイッチか」
全体的に赤く禍々しい外観をしたその物体こそ、彼が十二星座の使徒として目覚めた際に得たゾディアーツスイッチであった。
スイッチの見た目自体は全ホロスコープスで共通しているが、速水にはこれが自分のリブラ・ゾディアーツのものであると感じられ、何より同封の説明書にもそう書いてあった。
現在彼がいる場は殺し合いの舞台、しかもわざわざ決闘であると言われている。
ある程度は戦力を平等に、そして戦うことになる者達が一人一人自分らしい実力を発揮できるようにするのが筋だろう。
だから自分の下にはこのスイッチが与えられたのだろうかと、速水は考える。
スイッチの見た目自体は全ホロスコープスで共通しているが、速水にはこれが自分のリブラ・ゾディアーツのものであると感じられ、何より同封の説明書にもそう書いてあった。
現在彼がいる場は殺し合いの舞台、しかもわざわざ決闘であると言われている。
ある程度は戦力を平等に、そして戦うことになる者達が一人一人自分らしい実力を発揮できるようにするのが筋だろう。
だから自分の下にはこのスイッチが与えられたのだろうかと、速水は考える。
「………ちょっと待て、何故このスイッチがここにある!?」
同時に、スイッチがこの場にあることによって生じる問題点にも気づいた。
前述したように、ホロスコープスの目的は我望光明を12個のホロスコープススイッチでプレゼンターのいる宇宙に向かわせることだった。
そうすると、何が起きるのかを分かっていながら、速水は我望に協力した。
自分を真に理解してくれているのは彼であると信じながら。
そうすると、何が起きるのかを分かっていながら、速水は我望に協力した。
自分を真に理解してくれているのは彼であると信じながら。
「まずい…非常にまずい!」
その彼の目的に絶対に必要なものであるホロスコープススイッチの一つが今、速水の手の中にあった。
覚えている限りでは、このスイッチは確かに我望光明がダークネビュラを介したワープゲートを開くのに使われていたはずだった。
自分がフォーゼの攻撃から庇った後、何が起きたのかを速水は知らない。
けれども、レオこと立神吼もあの場にいた以上、あの後そう簡単にフォーゼ達が我望に攻撃できたとは思えない。
覚えている限りでは、このスイッチは確かに我望光明がダークネビュラを介したワープゲートを開くのに使われていたはずだった。
自分がフォーゼの攻撃から庇った後、何が起きたのかを速水は知らない。
けれども、レオこと立神吼もあの場にいた以上、あの後そう簡単にフォーゼ達が我望に攻撃できたとは思えない。
しかし、このスイッチがこの場にあるという事実は、自分が死んだ後に我望はワープに失敗したという答えを導き出す。
何が起きたのかは速水には想像つかない。
そもそも、あれから今までどれほどの時間が経っているのかも分からない。
あの場にいた者達が今どうしているのかも知らない。
何が起きたのかは速水には想像つかない。
そもそも、あれから今までどれほどの時間が経っているのかも分からない。
あの場にいた者達が今どうしているのかも知らない。
何にせよ、我望の望みは果たされず、自分の死も無駄になってしまったことがここで示された。
しかも、このスイッチがここにある以上、例え我望がまだ生きていたとしても彼の目的が達成できないことになってしまっている。
しかも、このスイッチがここにある以上、例え我望がまだ生きていたとしても彼の目的が達成できないことになってしまっている。
「いや…まだだ!このスイッチを届けることができれば…」
速水にとって今の状況は良くないが、まだ最低最悪には至っていない。
死んだはずの彼は今こうして意思を持って動くことができている。
この決闘と呼ばれている殺し合いの舞台を生き延び、元の場所にスイッチを持ち帰り、我望に渡すこともまだできるかもしれない。
死んだはずの彼は今こうして意思を持って動くことができている。
この決闘と呼ばれている殺し合いの舞台を生き延び、元の場所にスイッチを持ち帰り、我望に渡すこともまだできるかもしれない。
速水がそこまで思考したその時だった。
背後から、大きな殺意を感じ取った。
◆◆
『ジャリ』
「誰だ!?」
殺気を感じたと同時に砂を踏むような音もまた背後から聞こえた。
それに気づき、速水は咄嗟に振り向きながら手に持った自分のゾディアーツスイッチを押した。
彼の身体が黒いもやのようなものに包まれる。
そして、天秤座の形をとる星の輝きと共に、彼の身体を変化させる。
それが消えるとともに、黒い体色をした怪人が姿を現す。
天秤の受け皿を重ねたような形状をした頭部とカミキリムシのような触角を持った単眼の怪人だ。
これこそが、速水公平が変じたリブラ・ゾディアーツだ。
彼の身体が黒いもやのようなものに包まれる。
そして、天秤座の形をとる星の輝きと共に、彼の身体を変化させる。
それが消えるとともに、黒い体色をした怪人が姿を現す。
天秤の受け皿を重ねたような形状をした頭部とカミキリムシのような触角を持った単眼の怪人だ。
これこそが、速水公平が変じたリブラ・ゾディアーツだ。
リブラは変身と同時に手の中に出現した杖「ディケ」を両手で持ち横に構えた。
ディケは、リブラに向かって振り下ろされた大剣を受け止めた。
彼の背後には、新たに攻撃者が現れていたのだ。
彼の背後には、新たに攻撃者が現れていたのだ。
(何だこいつは…ゾディアーツか?だがこんなゾディアーツ、私は見たことない。それに、星座のコアもない。こいつはゾディアーツではないのか?)
後ろから攻撃してきた者は、リブラとはまた別の怪人であった。
まるで、鎧を着こんだかのような容姿をした怪人であった。
肩からは大きなトゲのようなものが生えている。
大剣の持ち手部分にはまるで丸ノコのようなものがついている。
頭部はどこか、スペードマークを思わせるような形状をしていた。
また、目がぎょろりと大きく開かれていた。
まるで、鎧を着こんだかのような容姿をした怪人であった。
肩からは大きなトゲのようなものが生えている。
大剣の持ち手部分にはまるで丸ノコのようなものがついている。
頭部はどこか、スペードマークを思わせるような形状をしていた。
また、目がぎょろりと大きく開かれていた。
速水が知らぬこの怪人の名は、アナザーブレイドという。
仮面ライダーブレイドの力を宿したアナザーライダーと呼ばれる怪人の一種だ。
仮面ライダーブレイドの力を宿したアナザーライダーと呼ばれる怪人の一種だ。
「………」
速水に襲い掛かり、結果大剣を受け止められたアナザーブレイドは一歩後ろに下がる。
剣は下ろしてなく、殺気もまだ消えていない。
ぎょろりとした目でリブラを無言で見つめていた。
剣は下ろしてなく、殺気もまだ消えていない。
ぎょろりとした目でリブラを無言で見つめていた。
「貴様、何者だ」
リブラは突然の襲撃者に向かって問いかける。
だが、アナザーブレイドは何も答えない。
黙って、相手を殺せる隙を伺っているようだった。
一旦引いてはいるようだが、すぐにでも攻撃を再開しそうでもあった。
だが、アナザーブレイドは何も答えない。
黙って、相手を殺せる隙を伺っているようだった。
一旦引いてはいるようだが、すぐにでも攻撃を再開しそうでもあった。
「………今は、お前のような者を相手にしている暇はない!」
「!?」
「!?」
リブラは叫ぶと同時にディケを振った。
すると、彼の周囲に新たな人影が何体も新たに出現した。
まるで忍者のような姿をした黒ずくめで刀を持った集団だ。
すると、彼の周囲に新たな人影が何体も新たに出現した。
まるで忍者のような姿をした黒ずくめで刀を持った集団だ。
彼らの名はダスタード、物質化したコズミックエネルギーの塊でホロスコープス等が召喚できる戦闘用の分身体だ。
ここにおいては計4体現れた。
ここにおいては計4体現れた。
ダスタード達は刀を構えてアナザーブレイドに襲い掛かる。
だが、全てのダスタードがそうしたわけではない。
一体だけは、まずどこからともなく煙幕を出してから他の3体に続き攻撃に移った。
ダスタードの煙幕は、リブラ・ゾディアーツの姿を包み込み、見えなくしてしまう。
対し、アナザーブレイドはダスタードを見た瞬間一度驚いたようにさらに後ずさりをしてしまう。
そして慌ててダスタード達の攻撃に対処しようとする。
だが、全てのダスタードがそうしたわけではない。
一体だけは、まずどこからともなく煙幕を出してから他の3体に続き攻撃に移った。
ダスタードの煙幕は、リブラ・ゾディアーツの姿を包み込み、見えなくしてしまう。
対し、アナザーブレイドはダスタードを見た瞬間一度驚いたようにさらに後ずさりをしてしまう。
そして慌ててダスタード達の攻撃に対処しようとする。
動くのが少し遅れたため、アナザーブレイドは刀で斬りつけられるのを数回ほど許してしまう。
しかし、ダスタードの攻撃はあまり効いていない。
アナザーブレイドに対し最もダメージを有効に与えられるのは、元になった仮面ライダーブレイドの力だ。
リブラの出すダスタードは当然そんな力は持ってなく、彼らごときではアナザーブレイドの耐久性を突破できない。
刀が当たっても火花が散る程度でダメージとしては僅かなものに終わる。
しかし、ダスタードの攻撃はあまり効いていない。
アナザーブレイドに対し最もダメージを有効に与えられるのは、元になった仮面ライダーブレイドの力だ。
リブラの出すダスタードは当然そんな力は持ってなく、彼らごときではアナザーブレイドの耐久性を突破できない。
刀が当たっても火花が散る程度でダメージとしては僅かなものに終わる。
そしてアナザーブレイドは何とか、後ろに下がりながらも、手に持った大剣をダスタード向け力任せに叩きつける。
ダスタードの耐久は低く、大剣で斬られるとあっさりと爆発し、消滅する。
一体ずつ、斬られながらも、攻撃を当ててダスタード達を撃破していった。
4体全てのダスタードを倒すのに、そう時間はかからなかった。
ダスタードの耐久は低く、大剣で斬られるとあっさりと爆発し、消滅する。
一体ずつ、斬られながらも、攻撃を当ててダスタード達を撃破していった。
4体全てのダスタードを倒すのに、そう時間はかからなかった。
だがダスタードが全ていなくなった頃、彼らを召喚したリブラ・ゾディアーツはもはやこの場にいなかった。
ダスタードの出した煙幕と彼らの攻撃に紛れ、この場から逃走していた。
後には、アナザーブレイドがただ1人で取り残されていた。
ダスタードの出した煙幕と彼らの攻撃に紛れ、この場から逃走していた。
後には、アナザーブレイドがただ1人で取り残されていた。
◆
「何だったんだあいつは…」
離れた場所にまで移動した速水は思わずそう呟く。
先ほどの奴は、殺し合いの参加者だったのだろうかと考える。
だとしたら明らかにゲームに乗っている奴であった。
自分のことを殺しに来ていた。
先ほどの奴は、殺し合いの参加者だったのだろうかと考える。
だとしたら明らかにゲームに乗っている奴であった。
自分のことを殺しに来ていた。
だから、彼は逃げた。
何者かという問いかけにも無視するような相手とは交渉できないと判断した。
今はまだ、自分の身の振り方を落ち着いて考えるための時間が欲しかった。
正体やどれほどの力を持っているかも不明で自分が勝てるかどうかも分からない奴と初っ端から戦うのは御免だった。
そのため、一旦距離をとりまだ途中になってた自分の方針決めをしようとした。
何者かという問いかけにも無視するような相手とは交渉できないと判断した。
今はまだ、自分の身の振り方を落ち着いて考えるための時間が欲しかった。
正体やどれほどの力を持っているかも不明で自分が勝てるかどうかも分からない奴と初っ端から戦うのは御免だった。
そのため、一旦距離をとりまだ途中になってた自分の方針決めをしようとした。
(……私はここで、何としても生き延び、そしてこのスイッチを持ち帰らなくてはならない。たとえ、どんな手段を使ってでもだ)
速水としては、磯野やハ・デスの言う通りに殺し合いに乗るかどうかはまだ保留にしている。
彼にとって今重要なことは、この自分のホロスコープススイッチを無事に我望の下に届けられるかどうか、それだけだ。
だが早く終わらせたいからといってむやみやたらに殺しに回るのはリスクが高い。
参加者とされている者達が何人いるのかも、どんな奴らがいるのかも分かっていない。
だから今は一旦大人しく、慎重に動く。
もし優勝することしか脱出手段が無いのであれば仕方がないかもしれないが、その時はその時だ。
彼にとって今重要なことは、この自分のホロスコープススイッチを無事に我望の下に届けられるかどうか、それだけだ。
だが早く終わらせたいからといってむやみやたらに殺しに回るのはリスクが高い。
参加者とされている者達が何人いるのかも、どんな奴らがいるのかも分かっていない。
だから今は一旦大人しく、慎重に動く。
もし優勝することしか脱出手段が無いのであれば仕方がないかもしれないが、その時はその時だ。
とにかく、速水としては自分の目的を果たすために生き延びることを優先する。
スイッチを送り届けることは、彼にとって責任重大だ。
我望理事長らが現在どんな状況になっているかは考えない。
だが彼らの力なら今も生きていて当然と、信じて、思い込むだけだ。
我望の駒として最適な行動をとるまでだ。
スイッチを送り届けることは、彼にとって責任重大だ。
我望理事長らが現在どんな状況になっているかは考えない。
だが彼らの力なら今も生きていて当然と、信じて、思い込むだけだ。
我望の駒として最適な行動をとるまでだ。
天秤座の使徒の答えは、生まれ変わっても変わらない。
【速水公平@仮面ライダーフォーゼ】
[状態]:健康
[装備]:ホロスコープススイッチ(リブラ)@仮面ライダーフォーゼ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:生存・脱出優先。他に手段が無ければ優勝を目指すことも視野に入れる。
1:まずは慎重に行動する。可能ならば自分が生き延びるために利用できる者と行動する。
2:このホロスコープススイッチは必ず持ち帰る。
3:さっきの奴(アナザーブレイド)は何だったんだ。とりあえず逃げたが、私がどうにかできる相手だったのだろうか。
4:結局のところ、ここは死後の世界なのか?
[備考]
※死亡後から参戦です。
[状態]:健康
[装備]:ホロスコープススイッチ(リブラ)@仮面ライダーフォーゼ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:生存・脱出優先。他に手段が無ければ優勝を目指すことも視野に入れる。
1:まずは慎重に行動する。可能ならば自分が生き延びるために利用できる者と行動する。
2:このホロスコープススイッチは必ず持ち帰る。
3:さっきの奴(アナザーブレイド)は何だったんだ。とりあえず逃げたが、私がどうにかできる相手だったのだろうか。
4:結局のところ、ここは死後の世界なのか?
[備考]
※死亡後から参戦です。
◆
リブラ・ゾディアーツが去った後、残されたアナザーブレイドは周囲に人がいないことを確認し、変身を解いた。
速水は気づかなかったことであるが、アナザーブレイドには『変身者』がいたのだ。
速水は気づかなかったことであるが、アナザーブレイドには『変身者』がいたのだ。
アナザーブレイドの全身が黒いもやのようなもので包まれた後、その中にいた人物の姿を現す。
そこにいたのは、少々頬のやせこけた男性だった。
変身解除直後の彼の手の中にはアナザーブレイドの変身に使われたアイテム、アナザーブレイドウォッチが握られていた。
そこにいたのは、少々頬のやせこけた男性だった。
変身解除直後の彼の手の中にはアナザーブレイドの変身に使われたアイテム、アナザーブレイドウォッチが握られていた。
「………チッ。私以外にもこれと似たような物が与えられていたという訳か」
男は手に持ったウォッチを見ながら不機嫌そうな顔で舌打ちする。
「…だが、こいつの力は確かめられた」
そう呟くと男は少しだけ笑みを浮かべる。
速水と違い、男は怪人に変身したのは今日が初めてだった。
先ほど襲い掛かった際、リブラ自身は仕留められなかったものの、相手が召喚した忍者達の攻撃は自分に効かず、どいつも一撃で倒すことはできた。
最初のターゲットには逃げられたが、ウォッチの力の有用性は確かめられた。
速水と違い、男は怪人に変身したのは今日が初めてだった。
先ほど襲い掛かった際、リブラ自身は仕留められなかったものの、相手が召喚した忍者達の攻撃は自分に効かず、どいつも一撃で倒すことはできた。
最初のターゲットには逃げられたが、ウォッチの力の有用性は確かめられた。
「こいつがあれば、警察も敵わない。辻と仁科を殺しに行ける…!」
ここで一旦、男の正体を明かす。
彼の名は沢木公平、ワインソムリエで、連続殺人犯だ。
動機は、ソムリエでありながら味覚障害になってしまい、そうなった原因の事故・ストレスの元になった人物達に恨みを抱いたからだ。
動機は、ソムリエでありながら味覚障害になってしまい、そうなった原因の事故・ストレスの元になった人物達に恨みを抱いたからだ。
かつて彼はトランプになぞらえて名前から数字を連想できる人物を13から順に襲撃していった。
このようにした理由は別の人物に罪を着せるためであった。
沢木はこの方法で自分の名前の『公』の字の上部分から数字の『8』が連想できる自分を標的の一人に偽装していた。
標的達も数字を連想できる名前を持っていた。
このようにして、彼は自分の味覚障害の原因となった者達を殺そうとした。
このようにした理由は別の人物に罪を着せるためであった。
沢木はこの方法で自分の名前の『公』の字の上部分から数字の『8』が連想できる自分を標的の一人に偽装していた。
標的達も数字を連想できる名前を持っていた。
このようにして、彼は自分の味覚障害の原因となった者達を殺そうとした。
しかし、その計画は最終的に失敗に終わった。
4人いたターゲットの内、2人の殺害には成功した。
だが、他の2人は妨害があり殺せなかった。
そして最終的に、眠りの小五郎の推理により沢木が犯してきた罪は全て暴かれてしまった。
4人いたターゲットの内、2人の殺害には成功した。
だが、他の2人は妨害があり殺せなかった。
そして最終的に、眠りの小五郎の推理により沢木が犯してきた罪は全て暴かれてしまった。
沢木は逮捕され、事件は解決したかのように見えた。
しかし彼は今、警察による拘留から逃れ、法律の届かないこの島で開かれた殺し合いの舞台に降り立っていた。
そしてアナザーライダーという、常人よりも遥かに強い『怪人』であり、『仮面ライダー』でもある存在の力を与えられていた。
しかし彼は今、警察による拘留から逃れ、法律の届かないこの島で開かれた殺し合いの舞台に降り立っていた。
そしてアナザーライダーという、常人よりも遥かに強い『怪人』であり、『仮面ライダー』でもある存在の力を与えられていた。
このような状況になった以上、沢木の目的は単純だ。
まずは、自分の味覚障害を優勝報酬の願いで治すこと。
そして、自分が殺し損ねた標的である辻弘樹と仁科稔、彼らを今度こそ殺害することだ。
味覚が治ったとしても、彼の中にある恨みつらみは消えない。
彼の常軌を逸した殺意はただでは止まらない。
自分がいなくなった以上、彼らは警察に保護される可能性もあるが、手に入れた力を使えばその対処も容易くなるだろう。
まずは、自分の味覚障害を優勝報酬の願いで治すこと。
そして、自分が殺し損ねた標的である辻弘樹と仁科稔、彼らを今度こそ殺害することだ。
味覚が治ったとしても、彼の中にある恨みつらみは消えない。
彼の常軌を逸した殺意はただでは止まらない。
自分がいなくなった以上、彼らは警察に保護される可能性もあるが、手に入れた力を使えばその対処も容易くなるだろう。
目的を達成するためには、自分以外の参加者を死亡させ、この殺し合いを最後まで生き残る必要がある。
初めは、変身したことで溢れる力に身をまかせ、目についた男(速水)に襲い掛かった。
だが男は自分のように何らかの方法で怪人の姿に変身し、自分の攻撃を防いだ。
そして、どこからともなく忍者を呼び出し、煙幕を張らせ、逃げていった。
初めは、変身したことで溢れる力に身をまかせ、目についた男(速水)に襲い掛かった。
だが男は自分のように何らかの方法で怪人の姿に変身し、自分の攻撃を防いだ。
そして、どこからともなく忍者を呼び出し、煙幕を張らせ、逃げていった。
(……さっきのは少し浅はかだったか…)
今回の襲撃の結果について、沢木は苛立ちはあれど反省もしている。
殺しにいったのは勢い任せなところもあったからだ。
相手の手の内もよく把握せずに行動してしまったのだ。
殺しにいったのは勢い任せなところもあったからだ。
相手の手の内もよく把握せずに行動してしまったのだ。
(けれども、奴は私の正体を知らないだろう)
先ほどの襲撃において、沢木は自分の声を一言も漏らさなかった。
そもそも、相手は自分が支給品を使って変身していたことを知らない。
中の人がいたということを分かっていない。
もしかしたら、彼自身も変身はしていたため、怪人(アナザーブレイド)も同じような存在であるという発想自体は出てくるかもしれない。
そもそも、相手は自分が支給品を使って変身していたことを知らない。
中の人がいたということを分かっていない。
もしかしたら、彼自身も変身はしていたため、怪人(アナザーブレイド)も同じような存在であるという発想自体は出てくるかもしれない。
だが、この殺し合いの舞台にいる怪物は参加者だけではない。
説明書によれば、ここには何らかのモンスターも解き放たれているようだ。
もしかしたら、さっきの男は自分が変身したアナザーブレイドもそいつらと同じものだと認識してくれるかもしれない。
説明書によれば、ここには何らかのモンスターも解き放たれているようだ。
もしかしたら、さっきの男は自分が変身したアナザーブレイドもそいつらと同じものだと認識してくれるかもしれない。
つまり、もしあの男と今の本来の姿で再会したとしても、襲いかかった本人だと思われないかもしれない。
これ自体は他のどんな参加者達にも言えることだ。
さっきの男(速水)も含め、自分の正体を隠しながら近づき、隙を見て殺すという手段が沢木にはまだ残されているのだ。
それこそまさに、以前自分が起こした殺人事件の時と同じように。
むしろ、あの男に関しては怪人に変身できることを一方的に知ったため悪評を振り撒けるかもしれない。
これ自体は他のどんな参加者達にも言えることだ。
さっきの男(速水)も含め、自分の正体を隠しながら近づき、隙を見て殺すという手段が沢木にはまだ残されているのだ。
それこそまさに、以前自分が起こした殺人事件の時と同じように。
むしろ、あの男に関しては怪人に変身できることを一方的に知ったため悪評を振り撒けるかもしれない。
(待っていろ…辻、仁科!お前たちは私が絶対に殺してやる!)
決意を持ったことでアナザーウォッチを握りしめる手にさらに力が入る。
たとえ人知を超えた力があろうとも、殺人事件の犯人としてやることは変わらない。
沢木公平には初めから迷いはなかった。
彼はここに来るよりも前から、自分が憎い者達を殺すために関係のない人々を簡単に巻き込み、命を奪える怪人であった。
たとえ人知を超えた力があろうとも、殺人事件の犯人としてやることは変わらない。
沢木公平には初めから迷いはなかった。
彼はここに来るよりも前から、自分が憎い者達を殺すために関係のない人々を簡単に巻き込み、命を奪える怪人であった。
こうして、かつてスペードスートのトランプを利用した殺人事件を起こした男の手に、それをモチーフとしたヒーローを歪めた力が渡った。
新しい強さを手に入れた彼の中には、邪悪な想いが蘇っていた。
【沢木公平@劇場版名探偵コナン 14番目の標的】
[状態]:健康
[装備]:アナザーブレイドウォッチ@仮面ライダージオウ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:優勝狙い
1:殺せそうな参加者から隙を伺いながら殺す。
2:他の参加者と行動することになりそうであれば、自分が殺し合いに乗っていることは隠し通す。
3:さっきの男(速水)についてはわざわざ追うつもりはない。もし再会したとしても、基本的には他と同じ扱いとする。
4:また、男(速水)に関しては怪物に変身していたことから悪評を広めることも可能だろう。
5:私以外にもこれ(アナザーブレイドウォッチ)と似たようなものが支給されているらしい。注意しなければ。
[備考]
※逮捕後からの参戦です。
[状態]:健康
[装備]:アナザーブレイドウォッチ@仮面ライダージオウ
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:優勝狙い
1:殺せそうな参加者から隙を伺いながら殺す。
2:他の参加者と行動することになりそうであれば、自分が殺し合いに乗っていることは隠し通す。
3:さっきの男(速水)についてはわざわざ追うつもりはない。もし再会したとしても、基本的には他と同じ扱いとする。
4:また、男(速水)に関しては怪物に変身していたことから悪評を広めることも可能だろう。
5:私以外にもこれ(アナザーブレイドウォッチ)と似たようなものが支給されているらしい。注意しなければ。
[備考]
※逮捕後からの参戦です。
『支給品紹介』
【ホロスコープススイッチ(リブラ)@仮面ライダーフォーゼ】
使用者を十二使徒のゾディアーツであるホロスコープスへと変身させるスイッチ。
ここにあるのはリブラ・ゾディアーツへの変身用のものである。
呼び出せるダスタードの数は最大4人まで、出現時間も数分程度に制限されている。
使用者を十二使徒のゾディアーツであるホロスコープスへと変身させるスイッチ。
ここにあるのはリブラ・ゾディアーツへの変身用のものである。
呼び出せるダスタードの数は最大4人まで、出現時間も数分程度に制限されている。
【アナザーブレイドウォッチ@仮面ライダージオウ】
アナザーライダーの一種、アナザーブレイドに変身するための懐中時計型アイテム。
起動して体内に埋め込むことで変身する。
強いダメージを受ければ体外に排出されることもある。
仮面ライダーブレイドの力を持つ攻撃でないと破壊することは不可能。
アナザーライダーの一種、アナザーブレイドに変身するための懐中時計型アイテム。
起動して体内に埋め込むことで変身する。
強いダメージを受ければ体外に排出されることもある。
仮面ライダーブレイドの力を持つ攻撃でないと破壊することは不可能。