ここは会場内にある、無数の黄金でできた大地と冒涜的なオブジェが立ち並ぶ場所……
そこには、一人の女性がいた。
染みもくすみも一つとして存在しない美白の顔と腰まで伸びた長い髪、そして美の女神と見まごうほどの美貌とスタイルを兼ね備えた女性だった。
そんな彼女は今、目も当てられないほどに引き裂かれたドレスを身に纏った、かなり扇情的な姿を隠そうともせずこの大地に力なく横たわっていた。
(……これが、私が犯した罪…、私が犯した過ちへの罰なのでしょうか……?)
彼女は、絶望していた。それはこの争いに呼ばれたことだけではなく、ここに呼ばれる前に彼女の身に起きたことに起因していた。
彼女の名前はフラウソラ。とある世界において民の暮らす地を創造した女神である。
……いや、女神"だった"というべきだろう。
何故なら彼女は、神を凋落させることを目的とした教団によって、女神としての力をすべて奪われてしまったからだ。
それは彼女が、人間の可能性を信じたが故に起きた悲劇だった。
彼女は地上の人々が希望や未来を信じ、自らの手で悲劇から立ち直れると信じていた。
確かにほとんどの人間はそうであった、しかしどのようなモノにも例外はある。
一部の人間たちは自らの身に起きた不幸を呪い、そして自らを救ってくれない『神』に憎悪を募らせたのだ。
その結果何が起きたか……?
”彼女を信仰する者たちを人質に取り、『彼らを救いたければ地上に現れろ』と恐喝したのだ”
彼女はそれを受け、人々の命と引き換えに自らの身体を差し出したのだ。
その後何が起きたかは、もはや語るまでもないだろう……。
こうして彼女はその教団の教祖やその信者たちによって辱められ、陵辱され、挙句の果てには自らの信者であったはずの男にその劣情をぶつけられたのだった。
(彼らが救いを求めたときにその心を癒すこともせず、何もしなかったが故に彼らは心を歪ませてしまった……これが、私の傲慢……私の罪なのですね)
そうして彼女は自らが犯した罪に打ちひしがれながら力なく横たわり、そして自らに群がり始めた、どことなくチェスの駒を連想させる悪魔たちの贄にならんとしていたのだ。
しかし……
「刃よ届け!」
その力強い叫びが聞こえるとともに、彼女を取り巻いていた悪魔の内の一体が突如として一刀両断されたのだ。
悪魔たちに襲われつつあった彼女を救ったもの、それは一人の男だった。
その男は、白銀の鎧に光り輝く宝玉、そして強い意志を感じさせるまなざしをした青年だった。
「すまない!少々手荒な扱いをしてしまうが、少し我慢してくれないか!」
そして青年はその勢いのまま彼女に群がっていた悪魔たちを一掃すると、彼女を抱きかかえて一目散にその場から逃走を始めた。
それと共に先ほどの悪魔たちの仲間と思われる者達が彼を倒すためにその背中を追いかけ始めたのだった。
そうやって彼がフラウソラを抱きかかえたままひとしきり逃げ続けると、突如として彼らを追いかけていたデーモンたちが歩みを止めてこれ以上追いかけるのをやめてしまった。
「どうやら、彼らはこの場所から離れられないらしい……、一時はどうなるかと思ったよ」
「ところで……少々手荒な運び方をしてしまったが、怪我などはありませんか?」
「ところで……少々手荒な運び方をしてしまったが、怪我などはありませんか?」
そう言うと彼は先ほどまで抱きかかえていたフラウソラを優しく地面に下ろし、その体を気遣うような言葉を投げかけた。
「……なぜ、貴方は私を助けてくださったのですか?こんな……罪と汚辱にまみれてしまった、この私を……」
それを受けて彼女は、目の前にいる彼に対し『なぜ自分を助けてくれたのか?』とそう尋ねたのだった。
彼女自身、内心では『誰かを救おうとするのに理由などいらない』という事は分かっていた。
それでも彼女は尋ねたかったのだ、誰も救うことのできない今の自分にそれだけの価値を見出せなかったから。
それでも彼女は尋ねたかったのだ、誰も救うことのできない今の自分にそれだけの価値を見出せなかったから。
「天空と地底の狭間に、息づく命がある限り戦うと……、人々を救い続けると……私は誓った」
「それに……光がすべてではない…どれほど毒にまみれようとも、命さえあれば…生きてさえいれば世界は輝きに満ち溢れる……私はそう信じている」
「だから……私は貴方を救ったのだ」
「それに……光がすべてではない…どれほど毒にまみれようとも、命さえあれば…生きてさえいれば世界は輝きに満ち溢れる……私はそう信じている」
「だから……私は貴方を救ったのだ」
それに対し彼は『自分の信念のため、そして希望を信じているからこそ助けた』と、そう答えたのだ。
彼がそう語ったその瞬間、彼女にはあるものを幻視した。
―― 彼の背にかつて広がっていた、とても大きく力強い"純白の翼"を……。
「!…もしかして、貴方も……?」
その瞬間に彼女は気づいた。今目の前にいるこの男性も、自分と同じように『神やそれに連なる者』ではないかという事に。
「いや、今の私は……只の『人間』だよ」
「ただ……こうやって、地に足をつけなければ見えてこないものもある……、私はそれに気付けただけだよ」
そう言うと彼は自らの足元に目を向け、またその土を両手ですくい上げたのだった。
彼の名は天地騎士クレイ、天界の『地上にいる全ての命を消し去り、世界を浄化する』という決定に異を唱え、自らの翼を捨てて地上に降り立った気高き戦士である。
―― そして、今のフラウソラに与えられた『一つの希望』である……。
【フラウソラ@女神飼育 淫欲牝神の聖典】
[状態]:発情(小)、快楽中毒(中)
[装備]:邪神の呪いが込められた首輪@女神飼育 淫欲牝神の聖典
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~3
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いを止める。
1:いまだ自分のことを信じてくれる人たちの為にも、人々を救い続ける。
2:女神としての力をすべて封印された上にすでに穢れに満ち溢れた身体ですが、まだできることはあるはずです……!
[備考]
参戦時期は本編第三章『女神の失意』終了後。
そのため女神としての力を全て封印されています。
『邪神の呪いが込められた首輪』は支給品に含まれていません。
[状態]:発情(小)、快楽中毒(中)
[装備]:邪神の呪いが込められた首輪@女神飼育 淫欲牝神の聖典
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~3
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いを止める。
1:いまだ自分のことを信じてくれる人たちの為にも、人々を救い続ける。
2:女神としての力をすべて封印された上にすでに穢れに満ち溢れた身体ですが、まだできることはあるはずです……!
[備考]
参戦時期は本編第三章『女神の失意』終了後。
そのため女神としての力を全て封印されています。
『邪神の呪いが込められた首輪』は支給品に含まれていません。
【天地騎士クレイ@モンスター烈伝オレカバトル】
[状態]:健康
[装備]:聖剣アロンダイト@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~2
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いを止める。人々のために戦い続ける。
1:地上に生きる者として、『人間』として他の人を救う。
2:とりあえず今は、心を深く傷つけている彼女(フラウソラ)のそばにいる。
[備考]
制限により【ラスト・ライブス】および【ラスト・スタンド】が使えなくなっています。
(※一度だけ即死を免れ、また体力が減るごとにステータスを上昇させる効果とスペック低下を無効化する効果を持つ技)
[状態]:健康
[装備]:聖剣アロンダイト@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~2
[思考・状況]基本行動方針:殺し合いを止める。人々のために戦い続ける。
1:地上に生きる者として、『人間』として他の人を救う。
2:とりあえず今は、心を深く傷つけている彼女(フラウソラ)のそばにいる。
[備考]
制限により【ラスト・ライブス】および【ラスト・スタンド】が使えなくなっています。
(※一度だけ即死を免れ、また体力が減るごとにステータスを上昇させる効果とスペック低下を無効化する効果を持つ技)
『施設紹介』
【万魔殿-悪魔の巣窟-@遊戯王OCG】
フィールド魔法
「デーモン」という名のついたモンスターはスタンバイフェイズにライフを払わなくてよい。
戦闘以外で「デーモン」という名のついたモンスターカードが破壊されて墓地に送られた時、
そのカードのレベル未満の「デーモン」という名のついたモンスターカードを
デッキから1枚選択して手札に加える事ができる。
【万魔殿-悪魔の巣窟-@遊戯王OCG】
フィールド魔法
「デーモン」という名のついたモンスターはスタンバイフェイズにライフを払わなくてよい。
戦闘以外で「デーモン」という名のついたモンスターカードが破壊されて墓地に送られた時、
そのカードのレベル未満の「デーモン」という名のついたモンスターカードを
デッキから1枚選択して手札に加える事ができる。
なおこのロワにおいてはチェスデーモンたちの活動可能エリアとしての機能も備えている。
『支給品紹介』
【聖剣アロンダイト@遊戯王OCG】
装備魔法
戦士族モンスターにのみ装備可能。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「聖剣アロンダイト」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):1ターンに1度、相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
装備モンスターの攻撃力を500ダウンし、そのセットされた相手のカードを破壊する。
(3):フィールドの表側表示のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
自分フィールドの戦士族の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。
【聖剣アロンダイト@遊戯王OCG】
装備魔法
戦士族モンスターにのみ装備可能。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「聖剣アロンダイト」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):1ターンに1度、相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
装備モンスターの攻撃力を500ダウンし、そのセットされた相手のカードを破壊する。
(3):フィールドの表側表示のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
自分フィールドの戦士族の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。
【邪神の呪いが込められた首輪@女神飼育 淫欲牝神の聖典】
フラウソラが教団に身柄を拘束された際に着用させられた首輪(※厳密には支給品ではないがこちらに記載)
フラウソラが教団に身柄を拘束された際に着用させられた首輪(※厳密には支給品ではないがこちらに記載)
彼女が遠い昔に打ち滅ぼした邪神の怨念や呪いが込められており、その力によって彼女は女神としての力を封印されてしまっている。
またこの首輪に被さる様に今回の首輪をつけられているため、外すことができなくなっている。
またこの首輪に被さる様に今回の首輪をつけられているため、外すことができなくなっている。
『NPC紹介』
【ヘルポーンデーモン@遊戯王OCG】
効果モンスター
星2/地属性/悪魔族/攻1200/守 200
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に
500ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
3が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手は自分フィールド上に存在する同名カード以外の
「デーモン」という名のついたモンスターカードを攻撃できない。
【ヘルポーンデーモン@遊戯王OCG】
効果モンスター
星2/地属性/悪魔族/攻1200/守 200
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に
500ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
3が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手は自分フィールド上に存在する同名カード以外の
「デーモン」という名のついたモンスターカードを攻撃できない。
【シャドウナイトデーモン@遊戯王OCG】
効果モンスター
星4/風属性/悪魔族/攻2000/守1600
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に
900ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
3が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードが相手プレイヤーに与えるダメージは半分になる。
効果モンスター
星4/風属性/悪魔族/攻2000/守1600
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に
900ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、
その処理を行う時にサイコロを1回振る。
3が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードが相手プレイヤーに与えるダメージは半分になる。
なおこのロワ内では上記モンスターたちのサイコロに関する効果について「ランダムに発生する」ものとして扱われている。
(他のサイコロ関係の効果を持つモンスターの裁定については後続の書き手に任せます。)
(他のサイコロ関係の効果を持つモンスターの裁定については後続の書き手に任せます。)