そこは学校のような建物の給水塔の上。
黒いズボンに白い上着。
その上にカラフルなパディングベストを着たスタイルのいい青年が立っていた。
彼は胸いっぱいに空気を吸うと
黒いズボンに白い上着。
その上にカラフルなパディングベストを着たスタイルのいい青年が立っていた。
彼は胸いっぱいに空気を吸うと
「いろんな世界から集められた皆―!
俺は五色田介人ー!機界戦隊ゼンカイジャーのゼンカイザーで!
世界初!冥界の王様を倒して!
決闘を終わらせて皆を救うスーパーヒーローになる男っ!」
俺は五色田介人ー!機界戦隊ゼンカイジャーのゼンカイザーで!
世界初!冥界の王様を倒して!
決闘を終わらせて皆を救うスーパーヒーローになる男っ!」
彼は周囲のどこのどんな場所から、
どんな誰かが自分を見ているかもわからないこの殺し合いの場で叫んだ。
どんな誰かが自分を見ているかもわからないこの殺し合いの場で叫んだ。
こんな普段は善性を持って日々を過ごす者であっても凶行に走りかねない場所で、
ゲームを円滑に進めるために主催者たちが呼んだ連中を、
間違いなく乗るであろう連中を引き寄せかねない行為だ。
それでも叫ばずにはいられなかった。
良くも悪くも少年のように純朴な彼は、
この理不尽は間違いだと、叫ばずにはいられなかった。
ゲームを円滑に進めるために主催者たちが呼んだ連中を、
間違いなく乗るであろう連中を引き寄せかねない行為だ。
それでも叫ばずにはいられなかった。
良くも悪くも少年のように純朴な彼は、
この理不尽は間違いだと、叫ばずにはいられなかった。
「俺は必ず!この決闘を終わらせて見せる!
一緒に全力全開で戦ってくれるっていう皆は集まってくれー!」
一緒に全力全開で戦ってくれるっていう皆は集まってくれー!」
そう一通り叫び終えると、もう一度息を大きく吸い、
「皆―!もう一回言うよー!俺の名前は「ちょっとちょっと!何考えてるの君!」五色田、、、お!早速ひとり!」
見ると給水塔の下、青い髪を二つ結びにした少女がいた。
歳は、介人より下だろうが、そんない変わらないだろう。
給水塔を滑り降りると、一度咳払いをした介人は右手を差し出しながら、
歳は、介人より下だろうが、そんない変わらないだろう。
給水塔を滑り降りると、一度咳払いをした介人は右手を差し出しながら、
「俺は五色田介人!世界初!冥界の……」
「分かった!それはもう分かったから!
とりあえず中で話そう。ここじゃあ周りから丸見えだし」
とりあえず中で話そう。ここじゃあ周りから丸見えだし」
「いいよ」
恐るべき素直さで少女についていく介人。
もし最初に自分と出会わなかったらどうなっていたのだろうか?
と、青髪の少女、クトリ・ノタ・セニオリスは激しく不安になった。
もし最初に自分と出会わなかったらどうなっていたのだろうか?
と、青髪の少女、クトリ・ノタ・セニオリスは激しく不安になった。
(まあ、悪い人ではないんだろうし、機界戦隊だっけ?
のメンバーだって言うんんら協調性も有るんだろうけど……)
のメンバーだって言うんんら協調性も有るんだろうけど……)
なんて思いながら介人とクトリは、一個下の階の階段近くの部屋に入った。
どこか商業ビルなのか、事務机と椅子がずらーっと並んでいる。
2人はその中から適当に椅子を選び、備え付けのポットを使ってコーヒーを入れた。
どこか商業ビルなのか、事務机と椅子がずらーっと並んでいる。
2人はその中から適当に椅子を選び、備え付けのポットを使ってコーヒーを入れた。
「じゃあ、改めて。俺は五色田介人。よろしくね」
「クトリ・ノタ・セニオリス。こちらこそよろしく」
握手を交わし、介人が淹れたコーヒーを啜る。
クトリの想像の倍はおいしかった。
クトリの想像の倍はおいしかった。
「それで、君はこの殺し合いを止めるって言ってたけど、当ては有るの?」
「ないよ」
「ないのにあんなこと言ったの?」
それにしてはさっきの啖呵は自信満々な風に思えた。
ますますクトリは介人の事が分からなくなる。
ますますクトリは介人の事が分からなくなる。
「うん。叫ばずにはいられなかったー!って言うか。
それに世界初!達成するチャンスだしね!」
それに世界初!達成するチャンスだしね!」
「世界初?」
聞き返すと、介人はコップを置いて胸を張り、
「そう!父ちゃん母ちゃんが行方不明になった後、
ヤッちゃん……俺のおばあちゃんに励まされたんだ。
多分今もどこかで研究続けてる2人が戻って来た時、
うらやましがるぐらい楽しく過ごそうって!」
ヤッちゃん……俺のおばあちゃんに励まされたんだ。
多分今もどこかで研究続けてる2人が戻って来た時、
うらやましがるぐらい楽しく過ごそうって!」
「その羨ましがるのが、世界初?」
「まあね。クトリは何かある?例えば、、帰ったらやりたい事とか」
「帰ったら、か」
クトリとしては、仮にハ・デスを倒して脱出を果たしても、
デュエルキングになって、どんな願いを叶えれるんだとしても、
本当に帰れるのだろうか?と思ってしまう。
これは主催側が信用できないというのも有るが、
『一度死んだ自分が戻れるのか?』という疑問が一番だ。
デュエルキングになって、どんな願いを叶えれるんだとしても、
本当に帰れるのだろうか?と思ってしまう。
これは主催側が信用できないというのも有るが、
『一度死んだ自分が戻れるのか?』という疑問が一番だ。
何故か失った記憶や、毀れたはずの体は奇麗に元通りになっているが、
クトリ・ノタ・セニオリスは、恋した彼を守る為に死んだはずだった。
崩れ往く彼の乗った船を守る為に、自らの存在が崩れるのも厭わず戦った。
もう電池切れ寸前だった体を動かして、一度は名前さえも忘れてしまった彼を助けれた。
そのはずだ。
クトリ・ノタ・セニオリスは、恋した彼を守る為に死んだはずだった。
崩れ往く彼の乗った船を守る為に、自らの存在が崩れるのも厭わず戦った。
もう電池切れ寸前だった体を動かして、一度は名前さえも忘れてしまった彼を助けれた。
そのはずだ。
(正直、もういいんだよね。
きっと生き延びてくれたヴィレムは幸せに、、幸せに?)
きっと生き延びてくれたヴィレムは幸せに、、幸せに?)
そこまで考えて、クトリは想像してしまった。
ある意味では最低で、ある意味では最高の光景を。
自分じゃない女がヴィレムのそばにいて、
その周りを彼やその女そっくりの子供が走り回ってて、
そこに居る彼はとても、とても幸せそうで……
ある意味では最低で、ある意味では最高の光景を。
自分じゃない女がヴィレムのそばにいて、
その周りを彼やその女そっくりの子供が走り回ってて、
そこに居る彼はとても、とても幸せそうで……
「嫌だ」
その幸せは、あんなことさえなければ自分が与えれるものだった。
微かにでもそう思ってしまうと、心の底から色んな気持ちがあふれてくる。
人間、正確に言うと彼女は黄金妖精だが、
所謂霊長類と同等の知能を持つ動物なら皆そうなのか、
どんな形でも生きていれば、欲は湧いてくるものらしい。
微かにでもそう思ってしまうと、心の底から色んな気持ちがあふれてくる。
人間、正確に言うと彼女は黄金妖精だが、
所謂霊長類と同等の知能を持つ動物なら皆そうなのか、
どんな形でも生きていれば、欲は湧いてくるものらしい。
「絶対に嫌だ。だって、だって……」
流石に介人が居る手前、『私の方が先に告白されたのに』と言う言葉は呑み込んだ。
嘘。ギリギリ飲み込めた。
嘘。ギリギリ飲み込めた。
「大丈夫?クトリ?クトリってば!」
「うん……。大丈夫。
ねえ君、カイトでいいんだよね?」
ねえ君、カイトでいいんだよね?」
「う、うん。どうしたの?」
「私もいれて。そのキカイ戦隊に」
「本当!?もちろんいいよ!てことは、協力してくれるの?」
「うん。帰ったらやりたい事、今見つけたから」
そう言ってクトリは支給されたカバンの中から一本の剣を引き抜いた。
介人も両親から託された武器、ギアトリンガーを取り出す!
介人も両親から託された武器、ギアトリンガーを取り出す!
「よーし!それじゃあまずは仲間を探そう!
全力全開―!ちょあー!」
全力全開―!ちょあー!」
「ちょ、ちょっとまって!」
歯車みたいに凸凹だが、だからこそ一つの目的の為にかちっ!
と噛みあった剣士と銃士が反撃を開始した。
彼らはこの現状をこじ開ける事が出来るのか?
そのお話はじかーい、じかい。
と噛みあった剣士と銃士が反撃を開始した。
彼らはこの現状をこじ開ける事が出来るのか?
そのお話はじかーい、じかい。
【五色田介人@機界戦隊ゼンカイジャー】
[状態]:健康
[装備]:ギアトリンガー@機界戦隊ゼンカイジャー
センタイギア(45番)機界戦隊ゼンカイジャー
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:世界初!冥界の王様を倒して、決闘を止めて皆を救うスーパーヒーローになる!
1:クトリと一緒に仲間を探す!
2:俺の声、皆に届いたかな?
[備考]
※介人の啖呵は少なくとも建物周囲には間違いなく響きました。
けど肉声だったので、範囲はそんなに広くありません。
[状態]:健康
[装備]:ギアトリンガー@機界戦隊ゼンカイジャー
センタイギア(45番)機界戦隊ゼンカイジャー
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:世界初!冥界の王様を倒して、決闘を止めて皆を救うスーパーヒーローになる!
1:クトリと一緒に仲間を探す!
2:俺の声、皆に届いたかな?
[備考]
※介人の啖呵は少なくとも建物周囲には間違いなく響きました。
けど肉声だったので、範囲はそんなに広くありません。
【クトリ・ノタ・セニオリス@終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?】
[状態]:健康
[装備]:デュエルポンドソード@魔法戦隊マジレンジャー
[道具]:基本支給品、ランダム支給品~
[思考・状況]基本方針:絶対に生きて帰って、告白に返事をする
1:キカイ戦隊としてこの決闘を終わらす
2:一回死んだとか関係ない。生き返れたなら、全力全開で帰る!
[備考]
※死亡後からの参戦ですが、記憶、肉体、共に復元されています。
その為、原作と同じように、魔力を使って戦い続ければまた”壊れる”可能性が有ります。
[状態]:健康
[装備]:デュエルポンドソード@魔法戦隊マジレンジャー
[道具]:基本支給品、ランダム支給品~
[思考・状況]基本方針:絶対に生きて帰って、告白に返事をする
1:キカイ戦隊としてこの決闘を終わらす
2:一回死んだとか関係ない。生き返れたなら、全力全開で帰る!
[備考]
※死亡後からの参戦ですが、記憶、肉体、共に復元されています。
その為、原作と同じように、魔力を使って戦い続ければまた”壊れる”可能性が有ります。
【ギアトリンガー@機界戦隊ゼンカイジャー】
ゼンカイジャーたちの共通装備にして変身アイテム。
センタイギアを使う事で、ゼンカイジャーへの変身。
および歴代スーパー戦隊をイメージした力を発動できる。
五色田介人には、ゼンカイザーのセンタイギアとセットで支給された。
ゼンカイジャーたちの共通装備にして変身アイテム。
センタイギアを使う事で、ゼンカイジャーへの変身。
および歴代スーパー戦隊をイメージした力を発動できる。
五色田介人には、ゼンカイザーのセンタイギアとセットで支給された。
【デュエルポンドソード@魔法戦隊マジレンジャー】
マジトピアと言う世界の魔法抜きの剣技のみの決闘、デュエルポンドに用いられる長剣。
魔法を無効化する力がある。
マジトピアと言う世界の魔法抜きの剣技のみの決闘、デュエルポンドに用いられる長剣。
魔法を無効化する力がある。