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2312●自民党派閥裏金の発覚

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2312●自民党派閥裏金の発覚
 23年11月末、政界を大きく揺るがす問題が突如浮上した。自民党安倍派が、資金パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載せず、5年間で数億円を、パーティ券を売った自派議員にキックバックしていた疑いである。
 きっかけは、政治資金問題の監視を続けている民間の団体による調査・告発であった。朝日新聞がそれを元にさらに調査を進め報道した。告発を受けた東京地検は立件を視野に捜査を始めた。さらに同様のことが二階派でも行われていたと報じられた。
 不正の規模の大きさと広がりに、岸田首相は、党として対応する、と言わざるをえなかった。
 やがて、松野官房長官をはじめとして、いずれも内閣や党の重職にある安倍派幹部6人に裏金が入っているとの情報が伝えられた。さらに岸田派でも、数千万円のパーティー収入・不記載があったと伝えられた。
 野党による内閣不信任案を否決して臨時国会を乗り切った岸田首相は、12月14日、安倍派の閣僚4人を実質更迭した。
 12月19日、安倍派・二階派の事務所が東京地検による捜索を受けた。安倍派の幹部議員本人も次々と任意の事情聴取を受けた。立件が会計責任者だけでなく政治家本人に及ぶのか、またどの範囲にまで及ぶのかが、取り沙汰された。
 各報道機関による岸田内閣支持率は最低を更新した(朝日は23%)。
★2023年
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