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m2310●ガザ戦争勃発

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 10月7日早朝、パレスチナ自治区ガザ地区からイスラエルに向けて大量のロケット弾が発射された。同時にガザ地区から武装組織の戦闘員がイスラエル内に侵入し、市民や治安部隊を襲撃し、拘束した。イスラエル側で1200人が以上死亡、約240人が人質としてガザに連れ去られた。
 イスラエル軍は同日、報復としてガザ地区への空爆を開始した。イスラエルのネタニヤフ首相は声明で、「我々は(軍事)作戦ではなく、戦争状態にある」と述べた。ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの指導者は攻撃について、「(イスラエルのパレスチナ自治区への)占領の罪に対する反応だ」と説明。ガザ地区のみならず、ヨルダン川西岸地区を含むパレスチナ自治区全土のパレスチナ人に戦闘への参加を呼びかけた。
 米国はいち早くイスラエルの攻撃を支持。バイデン大統領はネタニヤフ首相との電話会談で「米国はイスラエルの自衛権を全面的に支持する」と言明した。国連のグテーレス事務総長は「イスラエルの町や中心部への攻撃を最も強い言葉で非難する。暴力で紛争を解決することはできず、2国家解決につながる交渉を通じてのみ、平和が達成されることを強調する」との談話を出した。
 イスラエル軍は「ハマスを壊滅させる」と宣言。イスラエル軍によるガザ北部への無差別の激しい空爆は、連日24時間続いた。ガザは完全に包囲され、物資の搬入も途絶えた。イスラエル軍は、地上軍の侵攻を予告し、北部ガザ市民に対して南部に避難するよう警告した。大量の避難民が徒歩で南部に移動したが、そこから先、エジプトへの検問所は封鎖され、水も食料も入手困難な中、避難民は滞留した。●月日には地上軍がガザに侵入、
月日にはパレスチナ側の死者は1万人を超えた。月日には、「地下にハマスの作戦指揮所がある」としてイスラエル最大のシファ病院に突入、多数の患者や医療スタッフが犠牲になった。直後に調査に入ったWHO職員によると「デス・ゾーン」と呼ばれる凄惨な状況を呈した。
 ガザの凄惨な状況は世界に衝撃を与え、「休戦」を求める声が高まった。10月27日、国連総会では圧倒的多数で「人道的休戦」を求める決議が採択された(反対は14票、日本は棄権)。
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