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1607●第24回参院選 自民圧勝

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1607●第24回参院選 自民圧勝
 16年7月の参院選にむけて野党は共闘態勢を構築し、安倍一強体制に挑もうとしていた。前回に続けて今回負ければ、参院は改憲勢力(自・公・維新プラス若干の無所属議員など)が3分の2超となる可能性があった。
 対して安倍は、伊勢志摩サミットのアピール効果があるうちに衆院を解散して衆参同日選挙とすることを企んでいた節がある。麻生府副総理は、消費税の再延期ならば衆院を解散して信を国民に問うべきだとそれを焚き付けた。しかし、準備が整わない公明党が反対したため、衆院の解散はなくなった。
 選挙戦では、安倍は憲法のことにはほとんど触れず、アベノミクスの成果を強調し、政権交代の危険性を訴えた。
 7月10日実施の第24回参院選(改選議席数121)では、自公が改選過半数を大きく上回る70議席獲得して圧勝した。野党第一党の民進党は32議席で、前回(17議席)より増やしたもの、前々回民主党で得た44議席から大きく減らした。野党側は32あるすべての一人区で野党統一候補を擁立したが、11議席の獲得に終わった。ただし、地方の一人区で野党は11勝21敗で、前回選挙の2勝29敗を上回り野党共闘は一定の成果を上げたとはいえる。
 この選挙の結果、非改選合わせて改憲勢力(自・公・維新プラス若干の無所属議員など)が3分の2超となった。
★2016年
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