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1412■「地球の温暖化は疑う余地がない」IPCC報告書
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1412■「地球の温暖化は疑う余地がない」IPCC報告書
14年11月、IPCCは、第5次評価報告書の統合報告書を公表した。
それによると、「地球の温暖化は疑う余地がない」と断定し、その原因について、「人間社会が出してきた温室効果ガスである可能性が極めて高い」と、これまでで最も強い表現を使っている。そして、このまま温室効果ガス排出の増加傾向に歯止めがかからないと、今世紀末には世界の平均気温は最大4.8度上昇すると予測。そうなると生物の大絶滅や食糧不足、極地の気温上昇による大幅な海面上昇など「深刻かつ不可逆な影響が起こる可能性が高まる」と指摘した。
同じく11月、北京でオバマと習近平の米中首脳会談が行われ、温室効果ガス削減の新たな目標で合意した。急速な経済発展に伴ってエネルギーの消費=温室効果ガス排出でも世界一に近づく中国が、グローバル・パワーの一員として責任をもって温室効果ガス削減に取り組む姿勢を示したことは、今後の世界的な温暖化対策で大きな意義があった。
12月、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP20)が、2020年以降の温室効果ガス削減目標を自主的に掲げる基本ルールに盛り込んだ合意文書を採択した。
★2014年
14年11月、IPCCは、第5次評価報告書の統合報告書を公表した。
それによると、「地球の温暖化は疑う余地がない」と断定し、その原因について、「人間社会が出してきた温室効果ガスである可能性が極めて高い」と、これまでで最も強い表現を使っている。そして、このまま温室効果ガス排出の増加傾向に歯止めがかからないと、今世紀末には世界の平均気温は最大4.8度上昇すると予測。そうなると生物の大絶滅や食糧不足、極地の気温上昇による大幅な海面上昇など「深刻かつ不可逆な影響が起こる可能性が高まる」と指摘した。
同じく11月、北京でオバマと習近平の米中首脳会談が行われ、温室効果ガス削減の新たな目標で合意した。急速な経済発展に伴ってエネルギーの消費=温室効果ガス排出でも世界一に近づく中国が、グローバル・パワーの一員として責任をもって温室効果ガス削減に取り組む姿勢を示したことは、今後の世界的な温暖化対策で大きな意義があった。
12月、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP20)が、2020年以降の温室効果ガス削減目標を自主的に掲げる基本ルールに盛り込んだ合意文書を採択した。
★2014年