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1509●維新の党分裂

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1509●維新の党分裂
 橋下徹大阪市長率いる「維新の会」は、14年9月、江田憲司率いる「結いの党」と合併して「維新の党」となり、衆院に34議席、参院に11議席を有していた。松野頼久代表のもと、橋本と江田が共同代表に就任し、綱領には「改革勢力を結集し、政権担当可能な一大勢力の形成を目指す」と記し、自民党でも民主党でもない第三極を標榜した。しかし、自民一強の体制では第三極の存在感を発揮することは難しく、「親政権」か「野党再編」かの路線対立が潜在していた。
 安保法案の審議過程でその対立が顕在化し、橋本に近い大阪地盤の議員は与党との修正協議を目指し、松野ら執行部は民主との連携を主張した。この党内対立が、15年9月の山形市長選で表面化した。民主・共産などが推す立候補予定者を維新の柿沢未途幹事長が応援したことに大阪地盤の議員が反発し、柿沢に辞任を求めた流れから、橋本は新党「おおさか維新の会」の立ち上げを宣言した。維新の党は、橋本に近い「新党組」と、松野ら「残留組」に割れ、両派は「維新」の党名の使用権と政党交付金の分割についてもめ、新党組は執行部を否定し、執行部は新党組議員を除籍処分にするなど泥試合を演じたすえ分裂した。
★2015年
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