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2104●菅自民党の苦戦

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2104●菅自民党の苦戦
 菅政権が発足してから初めての国政選挙となった衆院北海道2区の補選、参院長野選挙区の補選、参院広島選挙区の再選挙が21年4月25日投開票され、いずれも野党統一候補が当選した。
 自民議員の辞職に伴う衆院北海道2区の補選は、立憲の元職の松木謙公が、立憲の羽田雄一郎の死去に伴う長野県の参院補選は後継候補の羽田次郎(共産、国民、社民推薦)が、河井案里の当選無効に伴う広島県の参院再選挙は、「結集ひろしま」の新人でフリーアナウンサーの宮口治子(立憲、国民、社民推薦)が、それぞれ自公候補等を破って勝利した。

 7月4日に投開票が行われた東京都議選では、事前の予想を裏切ってまたも自民が苦戦し、自公両党で過半数を奪回することができなかった。苦戦が伝えられた都政与党の都民ファーストの会は自民党に第1党は譲ったものの踏みとどまった。ワクチン不足と、感染拡大の中で五輪開催へ突き進む菅政権への批判が自民への逆風を生んだといえよう。

 7月中旬に行われた各社の世論調査では、菅内閣の支持率は軒並み発足以来最低になり、朝日新聞調査では、31%だった。五輪終了後解散し、衆院選で勝利した余勢をかって総裁選で続投を勝ち取るという菅首相のシナリオは崩れ、自民党内では菅を押し立てて選挙を戦って勝てるだろうかという不安の声が出始めた。
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