「マルタ/性能」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら

マルタ/性能 - (2018/03/06 (火) 00:27:25) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

2つの回復スキルと1つのデバフ・強化解除スキルとHP偏重のステータスを持つ、耐久・支援型のサーヴァント。&br()
ワンボタンで「味方全体のデバフ解除」「敵単体のバフ解除」が可能で、特に高難易度クエストで真価を発揮する。&br()
3度にわたる強化クエストの実装で、実装当初よりも評価が高まっているサーヴァントである。

&bold(){【特徴】}

弱体解除をスキルとして持つため、常時発動可能なのが強み。&br()
この性質から、「スタン・デバフ付与」などのデメリットがあるスキルや宝具を持つサーヴァントと相性がよい。&br()
高めのHPと回復スキルを活用して場に残りつづけることで、強力な第2・第3スキルの再使用も狙える。

ライダーの特性上いるだけで星を吸ってしまうが、☆4の中ではATKがかなり低い部類なことに注意。&br()
Artsカードを3枚持つがBuster・Quickは各1枚のためBusterブレイブチェインは不可能で、ダメージを稼ぐのには向かない。&br()
Hit数が少ないためオーバーキルは起こしやすいが、基本は3枚あるArtsでArtsチェインを狙いたい。

注意すべき点は、&bold(){マルタを特徴づける各種スキルは無強化状態だとやや物足りない点}。&br()
「強化クエスト」で新規習得または強化が可能だが、強化クエストであるため最終再臨を済ませていることが条件になる。&br()
やや長い道のりにはなるものの、これらを済ませることで支援性能は格段に向上するので見返りも大きい。&br()
マルタの成長曲線も「平均型」なので、レベルを上げておくメリットは少なくない。

始めたての頃にマルタを引いた人は、「基本的には支援向けのライダー」であることを意識しよう。&br()
対キャスター戦ならマルタでもダメージを稼げないことはないが、よりATK偏重のライダーも混成できるとさらに安定するだろう。

----&br()
&bold(){【宝具・スキルについて】}

-&bold(){【宝具】「愛知らぬ哀しき竜よ（タラスク）」}
全体にBuster属性の強力な攻撃。かつてマルタが鎮めた竜、タラスクが高速回転して相手を爆砕（？）する。&br()
マルタ自身の火力の低さも相まってダメージは控えめ。防御デバフが付属しているので宝具チェインの始動役、Busterチェインの始動役に持ってくるのもよい。&br()
強化クエスト3をクリアすると宝具倍率が強化されるうえ、宝具前にBバフが付与される。これにより物足りなかったダメージも伸びるようになった。&br()
このバフは1ターンの持続（＝宝具発動ターンで終了）であり、マルタ自身はBカードを1枚しか持っておらずBブレイブチェインは不可能なので、宝具火力の底上げがメインのBバフと考えるのがよいだろう。

-&bold(){【スキル1】「信仰の加護 A」} (CT: 7-5)
自身の弱体耐性アップに加えHPを少量～中量回復する。&br()
Lv.7（弱体耐性80%アップ）まで伸ばすことで、クラススキル「対魔力 A」と合わせて弱体耐性100%の実現が可能。&br()
回復効果も高いHPで場に残りスキルで支援を図るマルタとは相性がよい。

-&bold(){【スキル2】「奇蹟 D」} (CT: 8-6)
味方全体のHPを回復し、弱体状態を解除する。&br()
未強化状態での回復量は（特にLv.6までの間は）有用性が実感しにくいが、「強化クエスト マルタ1」をクリアすることで回復量を伸ばすことができる。&br()
特に有用なのは「味方全体のデバフ解除」。開始時にデバフがかかるような高難易度クエスト、強力・多数のデバフを撒く敵サーヴァントがいる状況で重宝する。

-&bold(){【スキル3】「聖女の誓い C」} (CT: 7-5)
敵単体の強化状態を解除し、レベルに応じた倍率の防御デバフを付与する。&br()
こちらはワンボタンで「敵単体の強化状態解除」が可能。「奇蹟 D(+)」同様、相手に厄介なバフが掛かりがちな高難易度クエストで特に重宝する。&br()
相手がバフを使ってこない場合やバフを無視して差し支えない場合、単なる防御デバフとして活用するのも手。

----&br()
&bold(){【強化クエスト、評価の向上】}

2016/3/29実装の強化クエストをクリアすると、第二スキル「奇蹟」の回復量が(スキルレベル10で)500アップし、全体2000回復となる。&br()
2016/8/1実装の強化クエスト2をクリアすると、第三スキル「聖女の誓い」を獲得する。&br()
スキルの内容は敵単体の「強化解除」と、「高倍率の防御ダウン」を付与するものであり、以前からのデバフ対策の役割に加え、相手のバフ対策の役割も持てるようになった。&br()
2018/3/5実装の強化クエスト3によって、宝具倍率強化&宝具前Bバフが実装された。これにより低めのATKとあわさり極めて低火力だった宝具火力が大幅に強化された。具体的には宝具1の場合強化クエスト前に比べて1.6倍もの火力となった。
&br()

初期の環境では、焼け石に水程度の回復量と低火力ということもあり、低評価なサーヴァントであったが、&br()
・バフ・デバフの種類および使用する敵の増加により需要が増えた&br()
・敵バフと味方デバフの対策を一騎でこなせる上、宝具とスキルの防御デバフを合わせれば50%と高数値になった&br()
・全体防御バフもちサーヴァントの増加により、ダメージレースにおいて回復量が十分な範囲に収まってきた&br()
といった理由により、特にバフ・デバフの重要性の高い高難易度クエでの評価が高まってきている。&br()
&br()

----&br()
&bold(){【総評】}

単体では防御面（回避・防御）、攻撃面（星出し・火力）ともに不十分だが、&br()
支援系ヒーラーとして明確な役割を持っているため、生かすも殺すも「PT構成、運用理論」次第のサーヴァントである。&br()
反対に言えばPT構成や運用理論をはっきりさせないと、ATK値の低さも相まって実力を引き出すことは難しい。

先述の通り、厄介なバフ・デバフを付与する敵・高難易度クエストが増えてきた昨今では、&br()
&bold(){スキル1つで「味方全体のデバフ解除」または「敵単体のバフ解除」が可能}な点が非常に大きい。&br()
元々の高HPと回復スキルを上手く組み合わせれば、場に留まりつづけてこれらの強力なスキルの再使用も狙える。&br()
「開始時にデバフが掛かる」ような状況であれば、スタメンに出しておいてデバフを全解除、敵1体に防御ダウンを入れてオーダーチェンジで引っ込める等、ピンポイントな使い方も可能だ。&br()

これから育てる人は、宝具やスキルを強化するため、まずは「強化クエスト」解放のトリガーとなる最終再臨を目指そう。&br()
最終再臨・強化クエスト3種の道のりは険しいが、その道のりを超えた想いにきっと聖女さまは応えてくれることだろう。

ゲーム開始期から実装されている星4ライダー。チュートリアルガチャからも入手可能な☆4サーヴァント。~

ステータスはHP偏重型。星4ライダー中ではHPがトップでATKはワースト。~
カード構成はQ1A3B1で、ライダーで唯一のA3枚持ち。~
ヒット数はQ:2hit、A:1hit、B:1hit、EX:3hitと初期実装組にありがちな低ヒット数。~
Arts単体としてのNP効率は並程度ではあるが、スター集中度の高さ、A3枚構成、QやEXのHit数の多さも合わせて高めのNP効率を持つ。~
クラススキルは「対魔力 A」「騎乗 A++」「神性 C」。~
Qはヒット数が少ないので星はあまり出せないが、火力は比較的高めになっている。~

属性は秩序・善・人。[[ルーラー>マルタ〔ルーラー〕]]時と異なり、〔神性〕特性持ちなので注意。~
**スキル
''【スキル1】信仰の加護 A''　CT: 7-5~
自身の弱体耐性を3T強化し、HPを回復するスキル。~
元々「対魔力」を高ランクで持つこともあり、効果時間中はほとんどのデバフが無効化される。~
敵のデバフを「奇跡」で消そうにも、自分がスタンやスキル封印を食らって動けない、といったリスクを防止可能。~
HP回復量は1,000～2,500と並。耐久パーティーに組み込む際には意味がある。~

''【スキル2】奇蹟 D → D+''　CT: 8-6~
味方全員のHPを回復し、弱体化を解除するスキル。~
最終再臨後の強化クエストクリアで、回復量が底上げされる。~
全体への弱体解除は、スキルとしては[[オケアノスのキャスター]]と[[アスクレピオス]]以外持たない貴重な効果。~
デメリットのある効果を持つサーヴァントと組む場合や、敵が厄介なデバフを使ってくる場合に有効。~
ただしCTが若干長く連発が効かない点には注意。~

''【スキル3】聖女の誓い C''　CT: 7-5~
最終再臨後の強化クエストクリアで取得するスキル。敵1体の強化を解除し、防御力を3T下げる。~
厄介な強化スキルを持つ相手への対策となるほか、防御ダウンも最大30%で効果が大きい。~

**宝具「&ruby(タラスク){愛知らぬ哀しき竜よ}」
Buster属性の全体宝具。ダメージ後に防御ダウンを付与する。~
最終再臨後の強化クエストクリアで、威力が底上げされた上で攻撃前に「自身のBusterカード性能を1Tのみ20%強化」が追加される。~
ATKの低さ故に打点は控えめだが、強化後ならば安定したダメージを出せるようになる。~
Bカードを1枚しか持たないため、B強化は宝具ダメージ強化の意味合いが強い。~
宝具チェインを組めるならば、先に置いて後続の攻撃宝具のダメージを強化すると良いだろう。~

**総評
貴重な効果である「弱体解除」と「強化解除」の両方のスキルを併せ持つのが強み。~
特に本編シナリオや、高難易度クエストで登場する強敵相手に真価を発揮する。~

本人の攻撃力自体は星4サーヴァントとしては低いが、先述した通りNP効率が良く味方とAチェインも組んでいけるため、宝具の連射性能が高いのが強み。~
ライダークラス故に星を吸いやすいのは弱みだが、AクリティカルでNPをさらに貯めやすくなる、という側面もある。~
スキルで味方をデバフから守りつつ、敵の強化を剥がし、スキルと宝具で防御を下げて味方の攻撃を強化するのが基本的な動き方になる。~
スキル効果だけが欲しいのであれば、「奇跡」と「聖女の誓い」を使ってもらった後に「オーダーチェンジ」等で下がってもらったり、[[ぐだぐだ看板娘]]等のターゲット集中系礼装で落ちてもらう動きもアリ。

問題点としては、最終再臨後の強化クエストをこなさなければ強みを発揮しづらいこと。~
攻撃力、サポート力共に強化後でなければ万全とは言えず、特に「聖女の誓い」の有無は大きい。~
幸い、再臨素材は比較的楽な部類。育てた分だけ応えてくれるので、是非育ててみてほしい。~

***相性の良いサーヴァント
デメリット持ちスキルへの対処が得意なことと、A3枚構成のためAチェインを組みやすいことが長所。~
一例としては以下の通り。~

-[[メフィストフェレス]]~
A3枚構成であることに加えて「無辜の怪物」持ち。~
防御ダウンのデメリットを解消しつつ、出してもらった星でマルタが攻勢に出る。~

-[[アルテラ・ザ・サン〔タ〕]]、[[イシュタル〔ライダー〕]]~
スキルにスタンのデメリットがあるアタッカー。アルテラサンタはスター集中スキル持ち、騎イシュタルはスター集中度が高いため、マルタのスター集中度の高さが気になりにくい。~
Qが多めの構成だが、マルタのArts供給によってNPを貯めやすくなる。([[玉藻の前〔ランサー〕]]はスター集中礼装が必須)~

-[[メルトリリス]]~
「加虐体質」と「メルトウィルス」で自他にデバフをばらまくため、それらを中和できる。またマルタのAを始動札にして、QでNPを貯めることが可能。~
この場合、メルトにスター集中系礼装を持たせてクリティカルを出せるようにするのが基本。~

-[[ランスロット/セイバー]]、[[アストライア]]~
クリティカルを主体とするArtsアタッカー。スター集中スキルを持ち、スター生成をスキル・宝具に頼る性質上、マルタが邪魔にならずにヒーラーに徹することが出来る。~
耐久面が手薄な点をマルタがフォローして、余ったスターをマルタが利用して宝具に繋げられる。~

-[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]、[[ジャンヌ・ダルク]]、[[大いなる石像神]]、[[玉藻の前]]、[[マーリン]]~
マルタをメインアタッカーと動かす場合に、NPやスターを供給しながら、宝具対策など耐久サポートをしてくれるサポーター。~
マルタは耐久しながら戦う長期戦向けなので、NPを貯めやすいArtsが多めのサーヴァントが相性が良い。~

***相性の良い概念礼装
パーティー単位で動き方を変える必要があるため、適した礼装は構成次第で別のものになる。~
マルタを宝具重視する場合は[[エアリアル・ドライブ]]や[[ファラオ・チョコラトル]]などNPと宝具威力を上昇できるものを選びたい。~
[[黒の聖杯]]や[[騎士の矜持]]といったデメリット付き礼装でも、マルタの耐久力なら問題なく扱える。~

マルタが星を吸ってクリティカルを出していく動きならば、[[聖夜の晩餐]]や[[もう一つの結末]]で攻撃力を底上げする。~

耐久性を重視するなら回復量アップ系の[[柔らかな慈愛]]、[[メイド・イン・ハロウィン]]、[[カルデアの顕学]]などが良い。~

マルタをサポーターとして扱い、スター集中系スキルや礼装でマルタから星を奪う場合、[[2030年の欠片]]や[[次期当主会議]]で星サポートに回ったり、[[プリズマコスモス]]でNPを貯めると良い。