「両儀式〔セイバー〕/性能」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

両儀式〔セイバー〕/性能 - (2018/02/17 (土) 07:35:29) のソース

「[[空の境界>イベント情報/空の境界/the Garden of Order]]」コラボイベントで追加された星5セイバー。&br()
カード構成はセイバークラスに多い「Q1A2B2」。全体A宝具+A2枚でAブレイブチェインが可能。&br()

星5セイバーで比べた時、HPはトップだがATKは最低値と言う極端なステータス。&br()
N/Aも若干低めに設定されているが、クラススキル「根源接続」によってEx以外のカード性能が常時わずかに上乗せされており、火力、NP効率共に標準レベルと言ったところ。&br()
4HitするQカードは中々性能が良く、A始動ならば十分なNPを稼げる。&br()

** スキル
&bold(){【スキル1】直死の魔眼 C}&br()
自身に1Tの「無敵貫通」と「Arts強化」、敵全体に1Tの「即死耐性低下」を付与する。&br()

純粋に宝具の性能を強化できるスキル。威力と即死確率の両方をサポートできる。&br()
CTも同型のスキルと変わらないが、補助効果の分なのかバフ量が下がっている。それでも十分に使いやすく強力なので、可能ならば宝具に合わせて使いたい。&br()
場合によっては通常攻撃に使用し、NPを稼ぐのも悪くないだろう。&br()

&bold(){【スキル2】雲耀 B } &br()
自身に3Tの「攻撃力アップ」と「精神状態異常耐性」を付与する。&br()

持続型のバフで素のATKの低さを補える。&br()
CTも短く使いやすいので、可能な限りスキルレベルを上げたいところ。&br()
「精神状態異常耐性」は"魅了・恐怖・混乱"に対して作用し、確率で無効化する。&br()
クラススキルによる耐性(対魔力A[+20]・単独顕現C[+6])と加算され、最大で62%の確率で防げるが、確定ではないので過信は禁物。&br()

&bold(){【スキル3】陰陽魚 A } &br()
自身のHPを回復するが、デメリットとしてNPが"10減少"する。&bold(){NPが10未満の場合も使用できる}が、使用後はNPゼロになる。&br()

回復量は初期で2000/Lv10で5000回復となかなかの効率。素のHPが高く、CTも短いため場もちが良くなる。&br()
とはいえ、NP効率がそこまで良くはない式にとってはデメリットが重く、考えなしにCTごとに連発していてはいつまでも宝具が打てない。&br()
宝具の発動が遅れればそれだけ火力を落とすことになるので、使いどころは良く見極めるべきである。&br()
宝具レベル2以上であれば、NP100を超えた余剰分を上手く活用するのが良いだろう。&br()
&br()

** 宝具「無垢識・空の境界」
A全体・防御無視攻撃で、追加効果は"即死"と"味方全員の弱体解除"。&br()
//現時点では強化クエストが来ていないため、★5セイバーの強化後全体宝具(レベル1同士)と比較して約75%の倍率となる。&br()
宝具強化はされていないものの、クラススキルを含めたバフの倍率が高いので、火力はそれなりに期待できる。&br()

敵全体に即死攻撃ができるというユニークな特性があるが、「即死」が成功する確率は、
-&bold(){DR}[エネミー次第:0-100%] × 宝具の&bold(){即死確率}[OC:60-100%] × &bold(){即死耐性デバフ}[スキルLv:160-180%]&br()
となっており、OC1なら0.6×1.8=1.08倍、OC5でもDRの1.8倍の確率となる。&br()
※DR:Death Rate。即死攻撃を受けた時の補正値。数値が低いほど死に難い。&br()
平たく言うと、コモンエネミーは"直死の魔眼"の併用でおよそ40〜80%、デーモンなど特定の大型エネミーにはほとんど通らなくなり、サーヴァント相手にはまず期待できない。&br()

一方、"クラス相性"や"最大HP"に左右されないため、HPが多くクラスが混在している雑魚を一気に殲滅できる強力な利点がある。&br()
全体即死としての使い勝手は、NPチャージを持ち、即死率も安定している[[ニトクリス]]に一歩譲るものの、こちらは豊富なバフもあって火力で上回っているので、相手の編成に応じてうまく使い分けたい。&br()
こちらの即死耐性ダウンは[[ニトクリス]]のサポートにもなるので、場合によっては共に運用するのもいいだろう。&br()
ちなみに即死攻撃のデメリットとして、相手が即死した場合ヒットによるNP獲得がなくなる。とはいえ、元々1ヒットしかしないので、気にするほどでもないだろう。&br()

また、ダメージを与えた後、味方全体の弱体が解除される。長期戦でデバフを受けている場合や、スキルや宝具のデメリット効果で弱体を受けるサーヴァントと組み合わせると良い。&br()
&br()

**総評
星5の全体宝具セイバー唯一のA宝具を活かしたPTを組むならば、Artsカードが多めの編成(いわゆるアーツパ)が候補となる。&br()

[[孔明>諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]]、[[玉藻>玉藻の前]]、[[ネロブライド>ネロ・クラウディウス〔ブライド〕]]などと組めば、強力なサポートを得られる。&br()
詳しくは[[玉藻の前]]のページを参照のこと。&br()
独自の強みである弱体解除を活かすのならば、[[アンデルセン>ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]が防御ダウンのデメリットを持ち、相性が良い。&br()
しかしそれ以外に自発的なデメリットをもつ相性のいいキャラは殆どおらず、基本的には相手のデバフ対策兼バフを活かしたダメージソースといった役割になるだろう。&br()
かつては同じアーツ主体で強力な宝具を持つ[[ジャンヌ>ジャンヌ・ダルク]]のスタンを、そのターン中に解除できるというメリットがあったのだが、&br()
あちらの強化によりスタンがなくなったばかりか、同じ弱体解除効果を獲得してしまったため、今では特に相性は良くない。&br()
相手のデバフが苛烈なクエストならば、この二人を並べて使うのも面白いかもしれない。&br()
//宝具未強化の[[ジャンヌ>ジャンヌ・ダルク]]と組めば、彼女の宝具でエネミーの宝具を回避しつつ、宝具でジャンヌの宝具デメリットを打ち消すことができ、&br()
//宝具強化済であれば、個別に宝具を使用することで敵からのデバフをそれぞれの宝具で解除する耐久型運用も可能。&br()
//★3以下にも全体回避の[[ダビデ]]、タゲ集中と防御バフの[[ゲオルギウス]]、攻防バフ・回復A宝具の[[アンデルセン>ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]など宝具込みでAを3枚以上持つサーヴァントとはそれなりに好相性。&br()
&br()
できることが多めなので、礼装の選択肢は幅広い。&br()
単純に戦闘をこなすのならば、宝具威力を補う[[黒の聖杯]]などの宝具強化系や、あるいはNP効率も上げられる[[フォーマルクラフト]]をはじめとするAカード強化系。&br()
即死をメインにするならば、[[カレイドスコープ]]をはじめとするNPチャージ系、中でも即死確率を大きく引き上げる[[魔性菩薩]]は相性が良い。&br()
また陰陽魚による回復性能がかなり高く、弱体解除と合わせて立て直しに秀でるため、[[メイド・イン・ハロウィン]]などの回復強化や、ガッツ付与礼装も面白いだろう。&br()
//最大HPを超える攻撃への回避手段として、ガッツを付与する[[不夜の薔薇]]など。もちろん[[カレスコ>カレイドスコープ]]はじめ定番の強力礼装もフィットする。&br()
&br()
様々な要素を兼ね備えており、スキルも扱いやすいものが多いが、器用貧乏になりがちなサーヴァントでもある。目的を定めた運用を心がけたい。
&br()