言峰神父はGMの分身として聖杯戦争をコントロールします。
彼の仕事は以下になります。
1、アナウンス
参加者や観戦者全体に向けてアナウンスをします。
特筆すべき大きなイベント、または戦闘について報告します。
例:「昨晩は『地の一族の邸宅』にて、ライダーとキャスターが交戦したようだ」
例:「昨晩、何者かによってバーサーカーのマスターが殺された。冥福を祈ろう」
例:「昨晩は『郊外の古城』にてアサシンとランサーが交戦したようだ。そしてランサーの霊基が消滅したのを確認した」
2、アイテム配置
言峰神父はアイテムが配置されていない場所に、ランダムでアイテムを配置していきます。
特に聖晶石については、配置した場所を明言します。
1日目のみ、聖晶石の代わりに『聖杯の器』を設置した場所を明言します。
聖晶石は、誰の
本拠地でもない場所を優先して配置されます。
例:「アイテムの配置が完了した。今回は『駅前』に聖晶石を配置した。求めるならば向かうが良いだろう」
例:「アイテムの配置が完了した。ふふふ。喜べ。今回は『繁華街』と『河川敷』に聖晶石を配置したぞ」
3、愉悦行為
言峰神父は聖杯戦争が面白くなるならば、倫理観や公平さなど無視するでしょう。
具体的には
勝利条件に近づいたり、大きなアクションを起こしたプレイヤーのことを通知します。
例:「ふふふ。ライダーのマスターが勝利にまた一歩近づいたようだ」
例:「バーサーカーのマスターが深手を負ったようだ。その命は風前の灯と言えよう」
4、討伐動議
言峰神父も一応は聖杯戦争の秩序を守る立場です。
あまりにも無法を繰り返すマスターには討伐指令を出すことがあります。
討伐対象となったマスターに対して情報を公開したり『脅迫状』を使用したりします。
また討伐の報酬として令呪の補充を提示したりします。
ただし討伐動議は、愉悦行為やイベントと組み合わせて使用されることもあります。
対象となるのが罪深きものとは限りません。
5、イベント
聖杯戦争の膠着状態を解消するため、または彼自身の楽しみのためにイベントを用意します。
例:「明日の夜。『ありふれた高校』にやってきたマスターには失った令呪を一つ補充しよう。
ただし、その場所を訪れたサーヴァントは全て【戦闘方針】「決戦」になるようにしておいた」
例:「明日の夜。私は『新都市エリア』のどこかに現れる。私を見つけたマスターには聖晶石を2個譲ろう」
6、聖晶石とアイテム交換
マスターは手に入れた聖晶石を「重要」カテゴリ以外の好きなアイテムと交換できます。
好きな時に言峰神父に申し出れば、即座にアイテムが渡されます。
7、脱落したマスターの保護
サーヴァントを失ったマスターは、教会での保護を申請することができます。
保護されたマスターは生存した状態で、ゲームから脱落する扱いになります。
保護を申請せずにマスターのみで聖杯戦争を継続する選択肢もあります。
8、マスター同士の連絡
この聖杯戦争はマスター同士の連絡に特に制限は設けていません。
なので裏で密約を結んだり、それを裏切ったりすることはルール違反になりません。
しかし見知らぬマスターと連絡を取るのが憚られる場合もあるでしょう。
その場合は言峰神父に伝言を頼んでください。言峰神父があなたの代わりに相手マスターへ連絡をします。
最終更新:2018年04月13日 20:08