指令書

マスターは毎ターン、言峰神父(GM)に指令書を提出します。
ここに記入された命令に沿って、マスターやサーヴァントは動きます。



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指令書テンプレート

【移動】


【行動】


【戦闘方針】


【令呪】


【備考欄】

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+ 【移動】:マスターやサーヴァントを動かします

【移動】


・「移動」


場所を指定して、そこに移動します。
敵のマスターやサーヴァントと遭遇すると、戦闘に突入します。
誰もいなかった場合や、戦闘に勝利した場合は、その場にあるアイテムを獲得します。
「?????」の場所は指定できません。

通常はマスターとサーヴァントが一緒に移動します。
マスターとサーヴァントを別行動させることもできます。

記入例:「駅前に移動」(マスターとサーヴァントが一緒に駅前に移動する)
記入例:「マスターは埠頭に移動、サーヴァントは教会に移動」(別行動します)

・「索敵」


エリアを指定して、そのエリアに敵がいる場合はそこに向かいます。
複数いる場合はサーヴァントを優先し、ランダムに移動します。
そのエリアに敵がいなかった場合は、本拠地で待機する扱いになります。
「?????」になっている場所は索敵の対象となりません。

移動後の処理は「移動」と変わりません。
これもマスターとサーヴァントで別行動することができます。
ただしマスターの索敵も、サーヴァントを優先して索敵するので注意が必要です。

記入例:「新都市エリアを索敵」(マスターとサーヴァントが一緒に新都市エリアを索敵する)
記入例:「マスターは北部エリアを索敵。サーヴァントは南部エリアを索敵」(別行動します)


・「探索」


エリアを指定して、まだ見つけていない場所を探します。(マップの「?????」の場所)
新しい場所を発見すると、そこに移動します。
複数の「?????」があるエリアに関しては、ランダムで探索します。
探索する場所がないエリアを指定した場合は、無効となり本拠地での待機扱いになります。

・「待機」


本拠地に待機します。空欄や無効な記入の場合も待機扱いになります。
移動や索敵などで片方だけを指定した場合、もう片方は待機扱いになります。

サーヴァントとマスターが本拠地で待機した場合、サーヴァントは霊基を回復することができます。
回復値はマスターの魔力の値+本拠地の霊脈値になります。

記入例:「サーヴァントのみ、郊外の城に移動」(マスターは待機扱い)
記入例:「マスターだけで東部エリアを索敵」(サーヴァントは待機扱い)


・複合例


マスターとサーヴァントで別々の移動方法を指定することもできます。

記入例:「マスターは駅前へ移動。サーヴァントは南部エリアを索敵」


+ 【行動】:マスターやサーヴァントに特殊行動を指定します

【行動】




移動先でマスターやサーヴァントが行う特殊行動を指定します。
特に指定がなければ何もしません。

設定できるのは使用型のスキルやマスターの持つアイテムです。
マスターとサーヴァントで、それぞれ1ターンに1個の行動を記入できます。
他に細かな行動を取りたい時は、備考欄に書くことができます。

記入例:「マスター【魔力の霊薬】使用。サーヴァント【陣地作成EX】使用」


+ 【戦闘方針】:戦闘に関する方針を定めます

【戦闘方針】



毎ターン、戦闘に関する方針を決めることができます。
特に指定がない場合はデフォルトの【おまかせ】が適用されます。
戦闘方針によってはサーヴァントのステータスに補正が掛かります。

戦闘方針は1戦闘につき1回しか設定できません。


・「決戦」


如何なる状況でも、どちらかが死ぬまで戦闘を続行します。
サーヴァントの全ステータスに+10補正が掛かります。
宝具の使用条件になることがあります。

・「偵察」


1回戦闘を終えると撤退します。
サーヴァントの敏捷に+10補正が掛かります。

・「おまかせ」(サーヴァントデフォルト)


不利だとサーヴァントが判断すると撤退します。
サーヴァントの最も数値が高いステータス一つに+10補正が掛かります。

・「突撃」


命の危険を感じるまで撤退しません。
サーヴァントの筋力と敏捷に+10補正が掛かります。

・「追撃」


相手の撤退を一回失敗させます。こちらからは撤退しません。

・「防衛」(マスターデフォルト)


攻撃しません。相手の攻撃を凌げば、必ず撤退できます。(追撃を無効)
サーヴァントの魔力と耐久に+10補正が掛かります。

この戦闘方針は戦闘によるマスターの魔力消費が行われません。
戦闘によってマスターの魔力が枯渇する場合、自動的にこの方針になります。


※いずれの戦闘方針においても、セーフティ令呪は発動します。
(致命的な攻撃を受ける寸前に、令呪を一つ消費して撤退できる)


+ 【令呪】:令呪の使用に関して記述します

【令呪】



令呪の使用に関するルールを書いておきます。
細かな条件を指定して設定することもできます。

記入例:「敵サーヴァントが撤退しなければ、令呪でサーヴァントをパワーアップさせる」
記入例:「敵サーヴァントの霊基が90以下になったら、令呪で宝具魔力を補って宝具を使用する」
記入例:「マスター自身が戦闘に巻き込まれても令呪は使用しない」

※デフォルトで設定されているセーフティ令呪について

一、「マスターが敵サーヴァントと戦闘に突入した場合、サーヴァントを呼び戻す」
マスターがサーヴァントと戦闘すると、ほとんどの場合は殺されてしまいます。
よって、一撃で死ぬ可能性がある場合、自動で令呪を使いサーヴァントを呼び戻して自身を守らせます。
マスターが戦闘を切り抜けられる自信がある、令呪の消費を抑えたい場合などには【令呪】欄でOFFにしてください。

二、「サーヴァントが敵の攻撃で消滅する場合、自身の元に令呪で退避させる」
サーヴァントが何らかの理由で消滅の危機にある場合、緊急回避させて帰還させます。
また元からサーヴァントとマスターが同伴戦闘していた場合は、サーヴァントに自身を連れて撤退させる扱いになります。
殆どの場合、サーヴァントを失ったマスターは聖杯戦争から脱落するため、自動設定されています。
OFFにすることはオススメできませんが、事情がある場合は【令呪】欄でOFFにしてください。


+ 【備考欄】:その他に指定したい事柄を記述します

【備考欄】



あらゆる事態において、細かな行動を取りたい場合にはこの欄に記入してください。
その行動が可能かどうか不明な場合はGMに相談してください。

条件によって【行動】や【戦闘方針】を変えることもできますので、
【備考欄】を上手に使うことで聖杯戦争を優位に進めることができます。

記入例:「キャスター陣営と遭遇した場合【戦闘方針】突撃で戦闘。ただし他の陣営がいた場合は【戦闘方針】防衛で撤退」
記入例:「バーサーカー陣営は複数戦闘時に標的にしない」

※ただし上記のような条件を適応するには、こちらが相手サーヴァントのクラスを知っていなければいけません。初めて遭遇する敵のクラスを判別することは出来ないので、戦闘方針をクラスによって変えることは難しいでしょう。

しかし

記入例:「相手が弓を持っていたら【戦闘方針】撤退にする」

と記述すれば、敵を目視して弓を持っている時点で【戦闘方針】を調整できます。
ただし相手が弓を持っていないタイプのアーチャーの場合には適応できません。



所持するアイテムを受け渡すこともできます。ただし、その場合は相手の【備考欄】にも言及がなければいけません。

記入例:「ライダー陣営と遭遇したら戦闘せずに『聖杯の器』と『魔力の霊薬』を交換する」

ライダー陣営に同様の記述があれば、その通りに処理されます。
相手に記述がなければ、通常通りの戦闘処理が行われます。

最終更新:2018年04月24日 03:09