トルバドール
聖戦の系譜から登場した女性用騎兵ユニット。
騎兵でありながら杖が使えるので、いわば走る救急箱。
能力値の上限値は今ひとつながら回復役として戦場を走り回っていた。
パラディンになると槍が使えるようになる。が、トルバドール自体は戦闘に向いたユニットではないので結局杖や護身用の剣で最後まで進む事になりがちだった。
更に、該当キャラの
エスリンは普通に魔力の伸びが悪く回復係としてはいまいち。
ナンナも
アゼル父でないかぎりは調整しないとほとんど魔力が上がらなかったり。
このように短所はあるが、それでも走る救急箱としての便利さは破格。特に騎馬兵の特長である
再行動が出来るというだけでも強みがあり、ヒットならぬヒールアンドアウェイが可能な高機動杖職としての活躍を見せた。
トラキア776においては
炎の剣の魔力+5の効果を受けられるため、実は
プリーストよりも
ライブなどの回復力が高くなる…など意外なところで差が出はじめ、前作とは違い魔力=魔防なトラキアでは24章以降の
ダークマージの山を軒並みシャットアウト出来てしまう事も。
加えて
エリートの剣を持たせれば二倍の速度で経験が得られるという優良ユニットとなった。
欠点はトルバドール(
パラディン)であるナンナ、
アマルダ共に魔力の伸びが低いぐらいであり、コレも
聖戦士の書でカバー可能。前作から見て
クラスそのものは大して改善されていないのだが、ゲームシステムの変更&有能な武器やアイテムの追加といった、周りの環境の変化により強化されたと言える。
また、馬から降りて戦闘に入ると腰部分にプレートが付いているタイトスカートとなる。
封印からはシステム変化により杖しか使えなくなった。
だが
クラスチェンジさえすれば
理魔法を使えるようになり、魔法戦闘に回復に、と今までどおりのマルチユニットが完成する。
該当キャラクターの
クラリーネ・
プリシラ・
ラーチェルは
成長率が高く、育ててヘタレなしの安定かつ高水準の活躍を見せる。
上級職の
ヴァルキュリアは封印での
セシリアが該当し、その弱さゆえにネタにされたりした。
その反動もあってか、烈火以降はより良く安定している。
最終更新:2025年01月13日 20:07