炎の剣
聖戦の系譜
強カテゴリとされる魔法剣の中で唯一、性能にも活躍機会にも恵まれない不遇な剣。
7章から道具屋に出品される。親世代で入手できず、かつ初入手機会が購入という唯一の魔法剣。
子世代の闘技場が解禁されたばかりで資金繰りに苦労する中、1万Gでの購入はためらわれる。
間接でエルファイアーを発動できるが、聖戦で冷遇されている
炎魔法ゆえに、
攻速がガタ落ちして追撃できなかったり、逆に相手から追撃を貰ったりすることも。
おまけに子世代では相性の良い
風魔法を使う敵がほとんど登場せず、
闇魔法や
雷魔法の敵が中心となるため、苦戦は必至である。
とはいえ腐っても魔法剣、使用者と攻撃対象を選べば活躍はさせられるだろう。
戦いに向かない
シーフに持たせて安全な盗みをできるようにするのが落としどころか。
もっとも他の魔法剣が余ってればそちらが優先される上、
引き継ぎすれば1万Gを払ってこれを買わずともより優秀な魔法剣が加入後即使えるため、
カップリング次第では道具屋に死蔵されたままなあたり、やはり不遇である。
以下余談。
引き継がなかった場合の道具屋に並ぶ順が光→炎→雷→大地→風なのだが、
炎以外の親世代での登場順もこの順なので、光と雷の間に手に入る計画があったのかもしれない。
また、大量の風魔法使いが登場し剣士の御守りとして最も活躍できたであろう4章において、
弓
闘技場の三番手がこれ見よがしに使ってくるのはなんとも皮肉。
トラキア776
前作での鬱憤を晴らすかの如く、性能と使用機会を盛られて再登場。
1章からいきなり、
エーヴェルの初期装備として入手可能。
10章のアーマーからも奪える他、終盤では
ガルザスの初期装備の他にもいくつか入手機会がある。
間接時は威力9の炎魔法を発動して攻撃する他、装備時は魔力が+5される効果を持つ。
この効果がとりわけ強く、間接時の攻撃力は実質14と、
ヨツムンガンドと同等の、並の魔法よりも高い威力を持つ。
剣であるため体格で重さを軽減でき、攻速や回避率の面でも魔法より有利になれる。
魔力が魔防を兼ねる都合上、敵からの魔法ダメージを減らしたり、状態異常杖のターゲットにならないようにしたりなど、守りにも活用できる。
トルバドールおよび
パラディンが持てば、逆に魔力の高い敵をこれで上回り、状態異常杖のターゲットにすることも可能。
マージのいない序盤では、
光の剣と並んで数少ない魔法攻撃手段として活躍し、後半では遠距離魔法や状態異常杖から身を守るツールとして活用できるだろう。
最終更新:2024年09月02日 12:58