聖戦士の書
トラキア776に登場するアイテム群。
過去の
ユグドラル大陸解放戦争で活躍した12人の聖戦士に倣って12種類の書が用意されている。
ゲーム上での説明では何の効果があるかわからないが、紋章の謎に登場した
星のカケラと同様に、能力
成長率が上下する
成長率変化アイテムである。
(ヘイムの書なら魔力
成長率が大幅上昇、セティの書なら速さ
成長率が大幅上昇するなど)
ただし星のカケラとは異なり、12枚集めて1つのアイテムに合体する・真のエンディングを見られるなどということはなく、純粋に有利効果をもたらすだけのアイテムとなっている。
どの書も成長率の変動合計値は+30%に収まっている。
5~10%の範囲で複数能力値をわずかに上昇させるもの、どれかひとつを30%と大幅に上昇させつつも逆にどれかひとつを10%低下させるもの、というケースが多い。
また、
成長率の上下以外にも、1種類持っているだけで相手の必殺率を0%にできるという効果を併せ持っている。
ただしあくまで必殺率を下げる効果であり、発動が必殺率に依存しない
怒りスキルの反撃必殺は無効化できないので注意。
聖戦士の書を持った敵にも必殺が通用しなくなるが、あえて盗み渡しをしない限りは3例(2章外伝の
リフィス、17章森ルートの
アマルダ、20章の敵将バラート)しかないので、問題にはならないだろう。
入手経路は様々で、その聖戦士に縁のある場所や人物を介して手に入ることが多い。
それ以外では民家での入手が主となるが、木の根元から出てきたり道に落ちていたものを拾ったりなど、ぞんざいに扱われがちでもある。
ゲーム前半から中盤にかけては、
外伝マップを経由しないと手に入らないものも多い。
入手時期に結構なバラつきがあるため、聖戦士の書で補正しやすいステータス、しづらいステータスというのが存在する。
HP・技・速さは+30%上昇の書が早期に手に入るため、本作のユニットは総じて剣士系のようなステータスになりやすい。
逆に補正しづらいのが
幸運で、12章でやっと10%上昇のものが、16章or17章で30%上昇のものが初めて登場するため、それまでに鍛えてきたエース級のユニットの幸運がやや低くなりがちとなる。
なお、
闘技場では一番上のアイテム(装備武器)が
闘技場用に入れ替わる、という処理のため、聖戦士の書を満載したユニットを
闘技場レベル上げした場合、一番上の書が機能しないという欠点がある。
手持ちアイテムをすべて書にして最大限成長補正を受けたい場合は、捕獲を防止した上で敵の攻撃を受けるor避ける事が必要になる(戦う手段がないユニットは戦闘を挟まずに即捕獲されてしまうため)。
とは言え成長値合計+30%のためだけにそれをやるのは趣味の域ではあるが。
最終更新:2025年02月12日 22:19