バルセティ - ファイアーエムブレム用語辞典

バルセティ

クロード×フュリー夫婦によって生まれるバルキリーを継承したセティの通称。
フォルアーサーに倣って対のように使われており、実際併用も多い。

名前やトラキア776での扱い、使用者となった時の性能などからフォルセティ継承筆頭候補ではあるが、
登場がやや遅め（第8章）なのと歩兵ユニットゆえに前線への到達が遅れるため、
その分ふるう機会が減るという小さいながらも見過ごせない短所が存在する。
この短所を解決するのが前述のフォルアーサーである。（当然そちらにも欠点がある）

そして空いたセティの父親枠としての筆頭がクロード。
杖レベルが上昇し、歩兵の移動力でも後方からあらゆる杖で前線をサポートできるようになる。
ブラギの補正との相性も良く、大きく伸びる魔防で妨害杖をシャットアウトするのをはじめ、
リザーブやレスキューの継承先・使い手として申し分ない性能に育つ。
初期装備のライトニングでも十分な戦闘力を確保でき、後方支援と魔法戦闘をこなす万能ユニットとなる。
おまけに、妹のフィーにも魔法剣に役立つ魔力と役割的に必要な魔防の確保、
CC後は飛行系の機動力にBランク杖のサポートが加わるという、大きな恩恵がある。
カップル成立における面倒さという点では大きな短所があるものの、
性能面ではレヴィン組に勝るとも劣らない組み合わせとなっている。

また、使用できるかに関わらず（ネタ的な意味合いも込めて）クロード父の子をバル〇〇と呼ぶことも。
きょうだいともブラギの補正により、魔防の伸びが最大になり、スリープ地帯攻略に役立つ。
バルキリーは子世代ではまず使わないため、ブラギ血統による魔防補正目当てにたびたび死蔵される。
魔力も伸びるため追撃を確保できるならば、優秀な魔法（魔法剣含む）ユニットになりやすい。
バルアーサーはその代表で、フォルアーサー最大の弱点の魔防の弱みが克服されている。
余談になるが、エンディングでエッダ家を継いで神父になる（教団の当主なため）青髪オールバックや、
金髪リーゼントという絵面はネタ的にも面白いかもしれない。（なお、前者は実用面でも割とありがち）

関連項目：【バルキリー】【フォルアーサー】