アルゴル
覚醒第21章、及びDLC「生と死の境に」に登場する敵将。クラスは
バーサーカー。
本編では
ギムレー教団の司祭であり、ファウダーの命令でペレジア城に誘き出された
クロム達を襲撃する。
立ち絵は上裸にショルダーベルト、
ムスタファーなどと同じく竜の頭蓋骨を模った肩鎧を着け、巨大な斧を肩に担いでいるという異様な風体。
髪は逆立ち、傷だらけの顔面には横一文字の紋様がある。
前述の通り、シリーズにおける第一章の
山賊のような見た目でありながら
司祭であり、不気味に「ヒヒヒ…」と笑いながらペレジアの怨念で追い詰める、呪われた死を与えるなどと語る。
散り際の台詞は「ヒ……ヒ……ヒィィッ……!」と、笑っているのか悲鳴なのか微妙だが、やっぱり不気味。
武器は
ボルトアクス。二代目
ボルトアクス将軍と言いたいところだが、職業的には司祭である。
例によってドロップする他、
ハード以上では二本持ち出す。なぜ?
というか、覚醒には
僧侶の上級職で斧を持てるバトルモンクという、ボルトアクスのためのようなクラスがある。
アルゴルもキャラ説明では司祭なのに、バーサーカーなのもよく考えれば謎である。
パラメータ自体は
力の方が高いが
魔力は普通に高く、落石に潰されたりもしないのでネタ要素は薄い。
DLCでも登場。といっても異界の別人であり、会う順番が前後する可能性もあってか、クロム達もその点は無反応。
邪教の信徒なのは同じだが、こちらは外部で屍兵を創るマッドサイエンティストのような存在になっている。
曰く、元は人間の暗殺者を育てていたのだが、現在は感情を持たない屍兵を創るようになったとのこと。
そのために村を襲い、多くの人間を殺害し、屍兵を作品と呼ぶなど、本編の彼とは別ベクトルでイカれている。
ちなみに口調も笑い声と三点リーダだらけの本編とは違い、作品である屍兵の解説を淡々と行う。
DLCでの武器は
勇者の斧。ハード以上では錬成
銀の斧。
スキルは斧の達人・
剣殺し・
太陽・
復讐・
待ち伏せと化け物仕様になっている。
そんなアルゴルは敵将だがメインではなく、詳細は省くがマップ自体がとんでもない難易度であり、彼自身は自分で戦う気はないと言い、実際に10ターンで退却してしまう。
退却されると報酬である
エストの魔符が手に入らないため、何とか早く倒す必要がある。
それにしても、本編とは役割も口調も全く違うのにも関わらず、なぜアルゴルとして再登場させたのかは謎。
覚醒は立ち絵の流用が多く、こちらのアルゴルも名前だけ変えた新キャラにしては駄目だったのだろうか。
彼の再登場を喜んだ人間がいるとは思えないのだが、まさかスタッフの中にファンがいたのか?
最終更新:2025年07月17日 03:09