ムスタファー
敵のバーサーカーといえば野蛮で好戦的な無法者と相場が決まっているが、彼は理想を貫くため犠牲となった
エメリナの意思に理解を示す。
礼節をもってイーリス自警団に降伏を勧告したり、エメリナの言葉に動揺した部下の撤退を認め、すべての責任を背負おうとしたり、敗北したあとも部下の助命を願ったりと本作No1の人格者である。
撤退を認められてなお、部下たちは最後まで彼と共に戦うことを決意したあたりにもそれがあらわれているだろう。
故郷に妻子がおり、
リヒトと
ヘンリーの
支援会話によると息子に似ているらしいヘンリーに対してはお菓子をあげたりと何かと目をかけていたようである。
第9章にて、
ギャンレルと
インバースの策によってエメリナを失い失意と悲しみにくれる自警団。
自警団に共感を覚えつつもギャンレルの命令には逆らえず、前に立ちはだかるムスタファー。
この章限定のマップ曲「
貴様らが…姉さんの言葉を語るな!」も相まって、雨の中での対決は本作最大の山場といっても過言ではない。
ちなみに撃破すると何故か
獣石をドロップする。
人間である彼が持っていてもまったく無意味なものなのだが…お守り的なものなのだろうか?
ベルベットがレギュラーの場合、使用回数が厳しくなってくるころであるため、地味にありがたい。
最終更新:2024年11月18日 06:56