はがねのつるぎ
鋼シリーズの
剣。RPGでも定番の、スタンダードな武器といえよう。
鉄の剣から一段階攻撃力が上がっており中盤に差し掛かる頃の主力となりそうだが、
シリーズによっては命中率や重さの点で扱いづらくなっておりスルーされることも。
暗黒竜と光の剣
「やり」と同等の使用回数・命中率・威力を持ち、重さが2低い。
暗黒竜では槍を使えるユニットのほとんどが剣も使えるので、ほぼ「やり」の上位互換。
やりは450G、はがねのつるぎは500Gと少しだけ値段が高いが、これも気になるほどではない。
一方で「てつのつるぎ」「ぎんのつるぎ」「
キルソード」が揃って命中100に設定されている中で、これだけは命中80。
暗黒竜は命中不足に悩まされる作品でもあるため、資金が十分なら他の剣を主軸にする方がいいかもしれない。
外伝/Echoes
2章の「かいぞくのとりで」で入手できる。セリカ軍にとっては最初に手に入れる剣。
以降に手に入る剣に比べると威力や命中で劣るため、よほど攻撃力を重視しない限りは装備から外れていく事になるだろう。
Echoesでは「鉄の剣」を鍛冶屋で強化すると鋼の剣を作れるようになった。鋼の剣自体は銀の剣やツヴァイハンダーに強化できる。
1章・南の砦で手に入る「錆びた剣」は鍛冶屋で「鋼の剣」に鍛えてもらえるので、アルム軍でも1本は確実に手に入る。
戦技は必殺が高い「両断」と命中が高い「クロスワイズ」。
紋章の謎
命中の計算式が変わったので暗黒竜よりは当てやすい武器になった。
一方で
ソシアルナイトや
ペガサスナイトは騎乗したままでは剣を使えなくなったので、屋外戦での需要は低下。
聖戦の系譜
ここから表記が「はがねの剣」となる。そして、この剣がもっとも輝く作品のひとつ。
威力・命中・重さ・修理費・武器レベル(装備可能者)が手堅くまとまっており汎用性が高く、入手本数も多い。
主人公である
シグルド(とお供の
ノイッシュ)の初期装備なので、開始早々使用可能。
広いマップを騎兵の
移動力で駆け回って、相性の良い斧装備の蛮族どもをばっさばっさと倒すのは爽快。
この序章で上位互換である
銀の剣が手に入るためそちらに移りがちだが、
手に入るまでに倒した分だけ早く必殺化でき、必殺化すれば多くのユニットで使い回せる便利な武器となる。
とりわけ、
武器レベルの低さと金策に悩まされる平民プレイでは大いに役立つことだろう。
トラキア776
ブライトンの初期装備であり、彼の登場章である4章では宝箱からもう1本手に入る。
4章~7章はトラキアでも特に武器不足に苦しむ時期であり、とりあえず手元にあるだけでありがたい。
ただ、この武器を装備している敵ユニットが全然登場しないので、中盤以降の存在感は希薄。
売っている店も少ないし、わざわざ買ってまで使いたいものでもない。
この作品では「ロングソード」がほぼ同性能。こっちもあまり目立つ武器ではないが、はがねの剣よりは目にする機会が多い。
封印の剣
GBA作品は支援で攻撃面を補強しやすく、敵の
守備も低めなので「鉄で十分」という場面が結構多い。
そんな訳ではがねの剣の需要もあまり高くないが、はがねのやり・はがねのおのに比べれば軽いし当てやすいのでまだ使いやすい。
7~8章で
ゼロット・
ノア・
オージェがこぞって持ってくるので、一時的に在庫が潤沢になる。
烈火の剣~聖魔の光石
封印→烈火間で多くの槍・斧の命中率が10%向上したが、ほとんどの剣と弓は5%の向上にとどまった。
剣は元から命中が高いためこういう調整になったと思われるが、剣の中では命中が低いはがねの剣にとっては嬉しくない話である。
この調整の結果、
てつのおのに重さ・威力・命中で並ばれてしまった。価格は2倍以上で耐久は2/3なので、一発あたりの単価はこっちの方が3倍以上高い。
また各種大剣、はがねのやり、はがねのおのには武器レベルが伸びやすい性能が追加されたが、はがねの剣(と弓)には追加されなかった。
蒼炎の軌跡
体格ではなく力で重さを相殺するテリウスでは、鋼特有の重さが(中盤以降は)欠点になりにくい。
そしてテリウスの敵は全体的に守備が高い。そのため、お手頃価格で威力も高い鋼シリーズはGBAから一転して使い勝手が良くなった。
という訳ではがねの剣も一躍大出世…のはずが、どういう訳か「
はがねの大剣」がそれ以上に躍進する。
なんと、はがねの剣と同価格で命中も使用回数も同等。威力では3も上を行かれている。
流石に重さは17と高めだが、逆に言うと重ささえどうにかなれば大剣よりはがねの剣を優先する理由はなくなる。
ハードだとはがねの大剣の販売開始が21章と遅めなのが救い(?)か。
マニアックでははがねの大剣が一切販売されないので今度こそはがねの剣が大活躍と言いたいところだが、
ここまでくると敵が本当に硬いので、はがねの剣で戦っていけるユニット自体が少なくなる。
ただ少なくとも、中盤の
アイクの主力武器としては働ける。
暁の女神
ゲーム内で「鋼の剣」表記になるのはここから。暁の鋼武器は命中がかなり高く、蒼炎にも増して使いやすい。
剣士系ユニットの性能も向上したので、今度こそ活躍の場が回ってきたと言っていいだろう。
鋼の大剣はいつも通りの高威力低命中に戻ったので、今回のライバルは鉄の大剣。
価格も含めたほとんどの性能は同等で、鋼の剣は命中で15、鉄の大剣は威力で1勝る。
最終更新:2025年07月24日 20:27