ぎんのつるぎ
銀シリーズの
剣。一般兵が使う剣では最高峰、といった立ち位置。
鋼の剣に勝る攻撃力をもつ上、シリーズによっては命中率など他の性能でも上回る。
その分、価格の高さ・使用回数の低さ・
武器レベルで使用者を選ぶなどでバランスを取っている。
中盤あたりからボス敵が使ってきたり、終盤に出てくるモブ兵士の標準装備だったりと、
資金面を気にするプレイヤー側よりも、敵軍の武器としての印象が強いかもしれない。
(新)暗黒竜と光の剣
はがねのつるぎより威力が上がったのに、命中率は高く重さは低い。
性能では申し分ない一方、使用回数は半分未満で価格は4倍とお財布に優しくない。
乱用は控えてここぞという敵に使うのが良いだろう。
4章「そうげんのたたかい」をクリアした後のイベントで手に入るのも印象的。
この剣は
ハーディンに渡すよう頼まれるのだが、別に渡さなくても問題はない。
武器レベルのシステムが変更された新・暗黒竜では、オリジナルに比べて序盤から使う事が難しくなった
(暗黒竜は
ナバールやハーディンなら初期レベルの時点で銀の剣を使えた)
4章で手に入るイベントは健在だが、ハーディンの初期武器レベルは剣D槍Bなので
ハーディンに渡しても使えない。
外伝/Echoes
4章の「まよいのもり」で入手できる。はがねのつるぎと同等の重さで、威力が4・命中が10高い。
高い必殺率を持つゆうしゃのけん、魔物に強く自動回復を持つせいなるつるぎに対し、爆発力はないが安定した威力を持つのが強み。
Echoesでは鋼の剣を強化する事でも入手でき、銀の剣自体は勇者の剣へと強化できる。
戦技の違い、必殺率の違い(鋼の剣は最大10、銀の剣は最大5)により、鋼の剣とは純粋な上位下位の関係ではなくなった。
戦技は回避率が高くなる「清流剣」と、相手の防御力を半分にしてダメージを与える「リーデルスレイ」。
紋章の謎
他の剣同様
ナイト系は騎乗したままでは剣を使えなくなったので、屋外戦での需要は低下。
てつ・はがねが価格上昇したのにこちらは据え置き。ちょっとだけ使用回数も増えている。
「そうげんのたたかい」がカットされたので先述のイベントはなくなったが、
4章「オレルアンの戦士達」でドロップアイテムとして手に入るので入手タイミングはほとんど変わらない。
聖戦の系譜
ここから表記が「ぎんの剣」となる。そして、この剣がもっとも輝く作品のひとつ。
武器を修理して使うシステムにより、使用回数の弱点は完全になくなった。
優れた性能バランスを持ち、修理費も聖戦士の武器の1/10と破格。
極めつけに序章で1つ目の城を落とすと現れる
アルヴィスから貰えるので、
これを鍛えるだけで
シグルドと
セリスの武器は十分なほどで、全編にわたって活躍する。
後にもう一本手に入る。こちらは
アイラなど最初から剣Aの
クラスに使わせると良いだろう。
トラキア776
使用回数が激減し、聖戦以前の立ち位置に戻った。
聖戦士の武器でやりすぎた反動か、これ以降は
専用武器でも威力が抑えられるようになり、
威力面での差は小さくなった。
この作品では何故かてつ以上の命中率をもつ。
封印の剣~聖魔の光石
相変わらずの立ち位置だが、武器レベルがAに上昇し、以降しばらく定番となる。
ぎんのやりは3作通して
ジェイガンポジションのユニットが所持しているのに対し、
こちらは
パーシバル、
イサドラ、
オルソンと2人目以降のパラディンの初期装備になっている。オルソンからは絶対に没収しておこう。
蒼炎の軌跡
ぎんの槍・ぎんの斧はGBAから威力が1上がったが、こちらは据え置き。
ただ、GBAでは鋼→銀で他の武器は威力が4上がるのに対し、ぎんの剣だけは5上がっていたのでその辺りの不均衡が正されたとも考えられる。
ルキノが初期装備として持ち込むが、残念ながらルキノの力ではぎんの剣を持っても大した威力にならない。
アイクに渡して
ラグネルまでの繋ぎに使ってもいいかもしれない。
覚醒
これまで定番だったはがね以上の命中率、
勇者の剣より上の武器ランクではなくなり、
青銅から銀までの汎用剣は順当に威力・価格・武器レベルが上がり、
命中率・使用回数が下がるようになった。
加えて重さもなくなったので、武器の材質による特徴は薄まってしまった。
最終更新:2025年07月29日 20:44