ヨシュア

ヨシュア

聖魔の光石に登場するジャハナ王国出身の剣士。本作におけるナバール系担当。
無類の賭け事好きで、自分の行動すらコインの裏表で決めたりする。
初めはグラド帝国軍に雇われた傭兵として登場する。
グラド皇帝の異変を訴えるナターシャに対して興味がないと返すが、美人を斬るのは後味が悪いとコイントス勝負をもちかけ、結果ナターシャが勝ったことで味方になる。

射程に入るまで動かない、射程に入ると攻撃する、説得役のナターシャと歩数が同じという条件が重なり合った結果、「ヨシュアを仲間にするためにナターシャを近づけたら敵ターンで斬り殺されていた」といった悲劇に見舞われ愕然としたプレイヤーも多い。
彼を仲間にする際は武器を外したゼトあたりを森に配置し、囮になってもらう必要がある。

技、速さが伸びやすくソードマスターアサシンのいずれにも適性がある。
実用性は力の伸びを瞬殺でカバーできるアサシンにやや分があるが、見た目のイメージ的にはソードマスターを優先したいかもしれない。
ちなみに幸運の伸びはあまり良くない。好きと得意は別ということか。

飄々とした言動の目立つ風来坊だが、その正体は十年前に行方不明になったジャハナ王国王子。
退屈な王宮暮らしに馴染めず、民の中で生きることで民意の分かる王の器となろうと考え置き手紙を一つ残して王宮を飛び出した。この間、傭兵時代のケセルダの相棒だったこともある。
エイリーク編の場合、母イシュメア女王と死の間際に再会。
氷剣アウドムラを継承し一行に自分がジャハナ王子であることを明かす。
エフラム編の場合、彼がジャハナ王子であることはクリア後の後日談まで明かされない。
そのせいか、ヒーニアスラーチェルと違い、HPが0になった場合は撤退扱いにならず死亡してしまう。
それゆえエイリーク編であっても、15章以降ヨシュアがストーリーの本筋に顔を出すことはない。
動乱終結後、亡き母イシュメアの跡を継いでジャハナ王となった。

剣の師匠カーライル、元相棒のケセルダの二人とそれぞれ戦闘会話が存在する。
とくにケセルダとの会話内容はそれぞれのルートで異なっており、エイリーク編では母を殺されたことに対する静かな怒りの炎が見られるが、エフラム編では昔を懐かしむ会話が淡々と繰り広げられる。

小説版では、たった一人でエイリーク軍を翻弄する実力者として登場。寝返った後は返す刀でグラド軍を蹴散らし、戦況を逆転させている。
ゼトからは「また寝返るのではないか」と密かに警戒され、これに影響されたエイリークとの間には一度不和が生じたが、レンバールの戦いの中で和解。
ゲーム的にはお約束の寝返り展開を、オルソンの裏切りとも絡めつつ物語に盛り込んでいる。

ストーリー後半でもその剣の冴えは衰えず、ジャハナではカーライルやケセルダを一騎打ちで撃破する活躍を見せる。
アイアスとも旧知で、ハミル渓谷の戦いでは陣形を一目見ただけで彼が司令官である事を見抜いた。
このように出番に恵まれる一方、魔王との戦いでは他の王族が双聖器を振るって戦う中で一人だけ目立った描写がない。
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最終更新:2025年07月02日 18:12