アイアス

アイアス


聖魔の光石エイリーク編第13章に登場する敵将。クラスはグレートナイト
帝国六将であるケセルダの副官で、ジャハナ王国攻略中の彼を補佐する形で、
ジャハナを訪れ、同国に加勢するエイリークを迎え撃った。
顔グラは金髪の角刈りに顎髭、細目に垂れ目の落ち着いた表情。赤い鎧を着ている。

ケセルダとは傭兵時代からの付き合いであるが、性格はその地味な顔グラに違わず正反対で、
王を目指すケセルダとは対照的に、現在のグラド将軍の肩書きにすら興味がなく、
傭兵時代には目立つ武勇はないが、敗北もなかったとのこと。
実際死亡時の台詞は、自らの陣形を破ったエイリーク軍を称賛する内容である。
話は戻ってケセルダとの関係性だが、アイアスは信頼を築けていたと思っていたものの、
王を目指すケセルダには、傭兵時代を知られていることで疎ましく思われていたらしく、
ケセルダは彼にエイリーク軍を任せ、自分は援軍であるロストン聖騎士団の相手をすると言いつつ、
実際にはロストン軍を素通しさせ、彼を挟み撃ちにさせて見捨てている。
アイアスを倒さずに章をクリアした場合、章エピローグでケセルダにその旨を告げられて殺害される。

のだがこの章、増援として現れるパブロ隊が非常に強く、アイアスを倒せば攻略が完了すること、
逆にパブロ隊を捌ける場合、アイアスなど敵ではないので倒さない理由がないことにより、
彼がケセルダに殺されるイベントは、わざわざ見ようとしないと中々見られなかったりする。
ちなみにこれを見なかった場合、ケセルダは章開始時に彼を激励して終わり。ただのいい奴である。

武器は銀の剣と鋼の槍。ドロップアイテムの騎士の勲章も持っている。
魔防が12と中々高いが他に見るものはなく、しかも動かないので彼自身ははっきり言って弱い。
ただし本人の言う通り陣形が強い、というか敵が多く、前述の通りパブロ隊も怖いマップである。
ちなみに説得対象であるクーガーが5ターン目に現れるので、さっさと終わらせ過ぎるわけにもいかない。
なお、聖魔の光石は敵が弱過ぎるということで、北米版では強化されているものが多いが、
アイアスはなぜかその補正が凄まじく、ノーマルですら日本版の難しいのパラメータを上回っている他、
武器がショートスピア、銀の剣、ソードキラーとエラい豪華になっている。
強化とはいえ武器まで持ち替えている敵将は少ないのだが、スタッフに彼のファンでもいたのだろうか。
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最終更新:2024年05月19日 14:06