エイリーク
聖魔の光石の女主人公。ルネス王国王女で、
エフラムの双子の妹。
真面目で丁寧な性格で、親友の
ターナ以外の人間には全員敬語で話す。
これまでのシリーズで言う王子様系統の性格をしており、肉体派の兄と比べるとしっかり勉強もしているが、戦争に対して甘い考え方を持っており、エフラムに比べるとリーダーとしての決断力、判断力に欠け、おろおろする場面も多く、
オルソンに騙されかけたり、
リオンの精神を乗っ取った魔王の口車に乗ってルネスの聖石を渡してしまい破壊されるなどの失態を見せている。
しかし、王族として育ったので正義感は強く、非道な相手に対しては物怖じせずに強気な態度を見せる。
エフラムによると「色気のない体つき」らしいが、公式イラストでは結構むちむちしている。
異常に短いミニスカを穿いており、しかも上級
クラスになるとその服装のままで馬に乗る。
ミニスカで激しい動きをする戦場に立つことを
フォルデに指摘されたことがあるが、それにもかかわらず目の前で試すようにスカートがめくれるくらい動いてみせたりと、あまり羞恥心がないのかもしれない。
聖魔で味方になる女性キャラ12人のうち
ネイミー、
ナターシャ、
テティスを除いた9人がミニスカ(公式絵基準)なので、多数派ゆえに気にしていないのかもしれない。
装備は剣のみで、
専用武器は
レイピアと
ジークリンデ。
16章クリア後のイベントで『月の腕輪』を使い
マスターロードに
クラスチェンジする。
このとき、主人公としては珍しく任意でクラスチェンジが可能で、ここでしなかった場合はCCアイテムとして月の腕輪が手に入る。
いつも通りに間接攻撃手段のない剣しか使えない上に専用武器、攻撃力や打たれ強さの点でもエフラムに劣りがちだが、限界値が悲惨なエフラムに比べるとエイリークは
ソードマスターと同等の技、速さの限界値を持っているので、うまく成長してくれれば強くなる。
能力では技、速さ、幸運が高く、HPや力、守備の成長もそれなりだが、初期値が低いので上手く育ってくれる可能性は低く、回避と命中の高さを活かして戦うことが多くなる。
属性は光であり、支援によって攻撃、命中、必殺を上げやすいので、弱点の力不足を補うことも可能。
戦力的な意味で特筆すべきは、同属性支援となるラーチェル。
必殺率と命中率と攻撃が最高に伸び殲滅力に磨きがかかるだけでなく、防御の数値で受けるダメージを減らし打たれ弱さをカバーできる。ラーチェルは魔防と合わせて魔法戦にはかなり強くなれるだろう。
残念なのは回避率がまったく伸びない点。まぁこの二人は支援に頼らずとも自前の能力で避けながら戦えるぐらいには育つので、そういう意味では悪くはない。
エイリークの回避率を支援で更に高めたいなら、エフラム、ゼト、ヒーニアスの3人から選ぶと良い。中でも必殺率と攻撃の数値が最高に伸び、支援A成立のターン数も作中2位のエフラムは王道かつ好相性と言えよう。
FEにおける妹は近親相姦を連想しやすいが、この兄妹も例外ではなく、支援Cではエフラムに頭をなでられて顔を赤くして恥ずかしがりつつもまんざらではなさそうなエイリークが見られ、さらに支援AをつけるとペアEDになる。
また、二人の専用武器である
ジークムントと
ジークリンデの名前は、
ドイツの楽劇『ニーベルングの指環』に登場する、近親相姦して子供を作った双子の兄妹から取られている。
最終更新:2025年04月08日 00:50