ファイアーエムブレム 聖魔の光石

ファイアーエムブレム 聖魔の光石

日本では2004年10月7日にゲームボーイアドバンスで発売されたシリーズ第8作目。希望小売価格4571円(税抜)。
2025年4月22日からは「ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online」にて配信が開始された。

マギ・ヴァル大陸を舞台に、グラド帝国の侵攻から始まる動乱を描いている。なおシリーズ他作品との関連は無い。
主人公はグラドによって陥落したルネス王国の王女エイリークと王子のエフラムの二人。
序盤は陥落したルネスから同盟国フレリア王国へ落ち延びるエイリークの逃避行、中盤からはエイリークか合流したエフラムのどちらかを選択してルネス奪還を目指すといった筋。
この選択で分岐となり二人は一時別れて行動する事になるが、他の仲間たちは選んだ主人公の部隊に同行する他、分岐先で加入する仲間が変わるという事はない。

システムとしては概ね烈火の剣の流用で、新要素としてはクラスチェンジ先を選択出来る(例:ソシアルナイトパラディンorグレートナイト)システムが採用。
新規クラスや特徴が変更されて復活採用されたクラスがある他、世界観の関係で遊牧民がリストラされた。(遊牧騎兵はフォレストナイトに変更、同じように倭刀シャムシールに変更されている。)
他にはフィールドマップを移動する形式が採られていて、ランダムで各地に魔物が出現、EXマップで制限なく育てられるなど外伝にあった要素が色濃く見られる。
また一部上級職にスキルの追加(スナイパー必的等)、見習いクラスの追加など、育成関係における新規要素が多いのも特徴。

ストーリーは短めで、登場する自軍キャラもGBA作品の中では一番少ない。
難易度は「はじめて」「ふつう」「むずかしい」の三種類があるが、育成し放題なゲームシステムと合わさって「むずかしい」でも従来に比べて簡単。
チュートリアルの充実や辞書の存在から初心者を意識しているように思える。
新規戦闘アニメは多いが既存職の専用アニメや専用アニメ武器、いわゆる神器ポジションの双聖器の影が薄い事など物足りないと指摘される点もある。
FEシリーズには珍しくクリア後もEXマップ等で遊ぶことができるため、マップ数はストーリーだけだと少ないがEXマップ等を含めるとむしろ多め。
さらにクリア後敵キャラ等を使うことも可能で、育成もできる。
CC分岐等もあって、自由度はかなり高い作品となっている。

章タイトル

序章 ルネス陥落
第1章 脱出行
第2章 守るべきもの
第3章 ボルゴ峠の山賊
第4章 異形の者たち
第5章 帝国の影
第5章外伝 砕けぬ心
第6章 憎悪の泥濘
第7章 水城レンバール
第8章 陥穽 そして

エフラム編

第9章 リグバルド要塞
第10章 不忠の徒
第11章 幽霊船
第12章 上陸タイゼル港
第13章 蛍石の誓い
第14章 父と子と

エイリーク編

第9章 後背の刃
第10章 カルチノの内乱
第11章 這いうねる闇
第12章 静寂の里
第13章 ハミル渓谷
第14章 白抄の女王

エフラムとエイリークが合流

第15章 灼けた砂
第16章 荒れ果てた王都
第17章 決別の大河
第18章 魔の双面
第19章 残されし希望
第20章 闇の樹海
終章 聖魔の光石
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最終更新:2025年04月22日 20:42