目次
概要
| 状態 | 解決 |
| 犯人 | 高根沢智明、小野川光紀 |
| 被害者 | 2人死亡 |
| 罪状 | 強盗殺人、死体遺棄、窃盗(未遂)、建造物侵入 |
| 判決 | 死刑(2021年執行) |
| 発生国 | 日本 |
| 発生年 | 2003年 |
| 残虐度 | ★★★☆☆ |
| 計画性 | ★★★☆☆ |
| 影響力 | ★★☆☆☆ |
パチンコ仲間であるろくでなし2人による強盗殺人事件。
2人の逮捕直後に緒方英紀による熊谷男女4人殺傷事件が発生したためあまり話題にならず、死刑執行の際もそれなりに知名度があった藤城康孝との同時執行であったため、正直なところ知名度は皆無といってよいだろう。
2人の逮捕直後に緒方英紀による熊谷男女4人殺傷事件が発生したためあまり話題にならず、死刑執行の際もそれなりに知名度があった藤城康孝との同時執行であったため、正直なところ知名度は皆無といってよいだろう。
当時36歳の無職・高根沢智明はパチンコ仲間の当時25歳のコンビニ店員・小野川光紀(みつのり)に遊ぶ金欲しさの強盗殺人を持ちかける。第一の強盗の標的となったパチンコ店はかつて二人が勤めていた「パーラーマリーン」であった。
2月23日、高根沢らは元同僚でもあったNさんをコンビニに行こうとしている際に呼び止め、小野川の自家用車内に拉致して山林に連れ込み、絞殺した。二人はNさんの遺体を運びつつパチンコ店に戻り、Nさんが持っていた鍵を用いてパチンコ店の売上金約300万円を盗み出している。Nさんの遺体は埼玉県の福川に捨てられて、3月18日に発見されている。
こうして得た300万円は5000円札と500円玉のみで構成されていたため、小野川が複数の銀行で一万円札に両替して150万円ずつ折半した。(*1)しかし、結局すぐ遊興費として消えてしまったことにより二人は二件目の強盗を計画することになる…
2月23日、高根沢らは元同僚でもあったNさんをコンビニに行こうとしている際に呼び止め、小野川の自家用車内に拉致して山林に連れ込み、絞殺した。二人はNさんの遺体を運びつつパチンコ店に戻り、Nさんが持っていた鍵を用いてパチンコ店の売上金約300万円を盗み出している。Nさんの遺体は埼玉県の福川に捨てられて、3月18日に発見されている。
こうして得た300万円は5000円札と500円玉のみで構成されていたため、小野川が複数の銀行で一万円札に両替して150万円ずつ折半した。(*1)しかし、結局すぐ遊興費として消えてしまったことにより二人は二件目の強盗を計画することになる…
今度は4月1日に「タイガージャンボ」駐車場にて従業員Iさんを襲撃し、一件目の殺人とほぼ同じように車に乗せて絞殺して遺棄した。この時の遺体はNさんの遺留品捜査に来ていた捜査員によって発見されている。
奪ったのは店の合鍵とIさんの財布に入っていた11万9000円で、合鍵を用いて店舗に侵入したが、金庫の開錠に失敗して撤退している。
奪ったのは店の合鍵とIさんの財布に入っていた11万9000円で、合鍵を用いて店舗に侵入したが、金庫の開錠に失敗して撤退している。
その後、交友関係から高根沢らが逮捕された。
裁判・死刑執行
2人とも容疑を認めていたので、事実関係においては動かなかった。
高根沢智明
一審死刑判決。その後、「裁判を続けても結果は見えている」「死んでお詫びしたい」と述べ控訴を取り下げた。これに対し高根沢の弁護人が「正常な判断ができない状態で控訴を取り下げた」と訴えるも退けられ、2005年に確定。
小野川光紀
主な争点は犯行が高根沢の主導で行われたかどうか。一審で死刑判決が下され控訴、上告棄却。
2009年6月1日に死刑確定。
2009年6月1日に死刑確定。
死刑執行
事件から約18年後、小野川の確定からの約12年後、2021年12月21日、藤城康孝と同日に二人の死刑が執行された。
基本的に高根沢のように控訴取り下げを行った死刑囚は(再審請求していたが)早期に執行される傾向がある。しかし小野川が控訴・上告をしたうえ再審請求も行っていたため、共犯の同日執行の原則に基づいてここまで時間がかかることとなった模様。
基本的に高根沢のように控訴取り下げを行った死刑囚は(再審請求していたが)早期に執行される傾向がある。しかし小野川が控訴・上告をしたうえ再審請求も行っていたため、共犯の同日執行の原則に基づいてここまで時間がかかることとなった模様。
補足
スコア
残虐度:2人を絞殺する犯行に酌量の余地はない。そのためスコアは★★★☆☆とする。
計画性:やや杜撰な犯行だが死体を遺棄するなどの計画性は見られるのでスコアは★★★☆☆とする。
影響力:前述のとおり死刑案件の中でも最低クラスの知名度であるのでスコアは★★☆☆☆とする。