ロービーム

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FIAT500のちょうちんライトを何とかしよう作戦の第2段で市販のリレーを使ってハーネスキットを自作します。
前回では現在主流のバルブに改造しましたが、それだけでは効率が悪いため、バルブ本来の力を発揮できないばかりか、あまりハイワッテージの物を入れるとスイッチの接点が熔けてしまいます。

そうなると破壊覚悟で修理するか、アッセン交換(2万円!!)しかありません。
かなり痛いのでスイッチングリレーを使ってスイッチに負荷がかからないようにしましょう。

準備する物

今回はエーモン製のリレー
ITEM No 1244

(一個1400円程度これを使います)

普通の平ギボシ

ヘッドライト用のギボシ
(これは量販店では売ってないので部品交換会で購入しました。H4ギボシといいます。)

2.0sqの配線5~10メートル

ヒューズホルダー(20A程度の物で十分です)

作業手順

まずスイッチングリレーとは小さい電流で大きい電流を流すためのスイッチです。
図のように内部には電磁石とスイッチが入っています。
Aのスイッチを入れると電磁石に電流が流れます。
すると磁力でBのスイッチが引っ張られて電気が流れます。

電磁石に流れる電気はほんのわずかなので接点に負担をかけずに大電流を流せるようになるわけです。

Aのスイッチをハンドルの部分のスイッチと考えてください。
そこのスイッチをオンにするとリレーの中の接点が導通してバッテリーから電気がライトに直接流れるようになります。

僕の車はLタイプなのでそれの解説になってしまいますが、FやD、Rでも方法は一緒です。
配線図を見てハンドル部のスイッチから出てくる配線、ロービームのLタイプなら赤/灰色の線、Fタイプなら灰色という具合です。
簡単な配線図です(ロービーム)

01

リレーから出ている青の配線を、今言ったスイッチからの配線につなげます。
Lタイプならヒューズボックスの3.4につながっている線です。
Fタイプも同じ3.4につながっています。
色は灰色です。
これが青の配線につながるようにギボシをカシメます。
この線がリレーの中の電磁石につながる線です。

02

リレーの黒い線はそのマイナス側です。
これはボディーアースしましょう。

03

赤い線はバッテリーからのプラス電源です。
間にヒューズをかましてバッテリーとつなげます。

04

黄色い線はライトに行く線です。
これを2又になるように線を繋ぎます。

このまま今までの配線に繋いでもいいのですが、折角ですので太い配線で引き直します。

F、Lタイプ共に左が灰/黒、右が灰色の所がロービームになります。
この端子を抜くのですが少しコツがあります。

画像のように抜け止めの爪があるのですが、これを細いマイナスドライバーか平べったい針金で押しながら抜きます。

ここに長さを合わせて作った2.0sqの太い配線を差し込みます。
このギボシは少し特殊なので気を付けましょう。
カチッというまで押し込んで下さい。
左右ともに行います。
これでロービームの引き直しは終わりです。
ちゃんと点くか確かめて下さい。

普段使うのはロービームなのでこれで大丈夫ですが、
ハイビームもやりたいという方はこちらをご覧下さい。

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