もう一つの電磁ポンプ

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ここに三菱製の電磁ポンプがあります。
これは機械部分が簡単に分解修理できるタイプです。
その代わり、ポンプ部分がカシメられていて分解不可です。
が、どうせ部品交換会で300円で買った物なので後学のために分解してみようと思います。

まず機械部分の蓋を開けます。
  1. ネジ1本で止まっているだけなので簡単に外せます。
中にはポイントとシャフト、それを繋ぐプレート、スプリングなどが入っています。

機械部分を外すとシャフトが見えます
要はこれを電磁石で動かしているだけのようです。
シャフトが上がると接点が開いてオフになり
グレーのブロックはゴム製でポイントが動くときの緩衝材になっています。
絶縁とかの意味もあるのでしょう。

すると スプリングでシャフトが下に下がると同時に、また電磁石がオンになる、これの繰り返し。
ミツバ製と三菱製の違いはダイヤフラムが在るか無いかです。
ダイヤフラムの更に下には弁が設けてありました。
これで逆流を防いでいます。

ミツバ製は機械部分がカシメられていて、分解不可なのは前にも書きましたが、それって「ユーザーは触るんじゃねぇ!」というメーカーの意思表示なんでしょうか?
それとも接点の火花がガソリンに引火しないようにするための安全に対する処置なんでしょうか?

しかしそんな問題は大したことありません。
重要なのは壊れたとき直せるか否かなのです!

ボクにとっては機械部分が丸見えの三菱製の方が向いてるのかも。
とりあえずもう一つ予備があるので三菱製電磁ポンプを取り付けてみます。

配線方法はミツバ製と変わりありません。
取り付け方法は大抵の電磁ポンプには上下方向が書いてあるので、その通りに設置すれば問題ないと思います。
書いてない場合はガソリンがまわっている部分を(ダイヤフラムやタンクなど)下にして取り付ければ、万一、ガソリンが漏れたときも引火の危険性を軽減する事が出来ます。

さて、インプレです。
メインキーオン!
さぁ!ポンピング開始だ!
...音がしない...
ミツバの時はうるさいくらいカチカチ言ってたのに何の反応もありません。
と思ったら「カチッ!」あ、動いた。
もしかして?

そのままエンジンスタート。
アイドリングで放置します。
しばらくすると...「カチ...カチ...」動いてます。
これは意外と大人しくて良いかも。
問題は吐出量ですね。
暖気が済んだのでちょっと試運転...
うん!6000回転でもバッチリ燃料が送られています。
しばらくこれで走ってみます。
(ちなみにこれはK島さんの所に転がっていたVF750の物と思われます。お菓子1000円分とトレードしました。)

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