FIAT500は自転車のように単相直流発電です。
これはとても効率が悪くアイドリング状態ではほとんどバッテリーに充電されません。
これはとても効率が悪くアイドリング状態ではほとんどバッテリーに充電されません。
もっとも、普通に乗る分には問題ありませんが、3相交流発電のオルタネーターに変えるとゴーアンドストップの多い街乗りでも不安なく乗ることが出来ます。
コンマさんはこのオルタネーターにコンバートしています。
配線図と配線方法をいただいたので紹介します。
01
バッテリーのマイナスを外す。
02
まずダイナモレギュレターに入ってる配線端子を全てニッパーで切る。
03
スターター、ダイナモの配線を本体より外す。
04
レギュレター~ダイナモ、レギュレター~スターターの間の配線、茶色コード2本、黒色コード1本を取り除きます。
05
ダイナモレギュレーターに入っていた赤の配線を同じ太さのコードでスターターまで延長させます。
06
ダイナモレギュレーターに入っていた緑の配線を延長させ、オルタネーターのD+端子へ接続します。
07
先の使用した赤の太いコードと同じ太さのコードで、新たにオルタネーター+B端子へ配線を引きます。
08
スターターの配線(バッテリーからの+ケーブル1本、赤コード2本の合計3本)を接続して完了です。
難しそうですが、要するにD+端子がチャージランプ系のダイナモレギュレターの緑線(向かって一番左側)に接続。
- Bがスターター直結のバッテリーの+行き。

図ではわかり易くするため端子の位置が実物と違いますが、色を合わせてあるので、そちらを参考にしてください。



右の写真では端子が2股になっていますが配線が太いので1個では収まらず、このようになっています。
これくらいの太い配線でないと熱を持って危険です。
白い矢印が図2のD+端子です。
平ギボシのメスで配線が可能です。
平ギボシのメスで配線が可能です。
配線は簡単ですが装着は結構手間が掛かるそうです。
ファンカバーの形状からしてダイナモとは違うので、外す必要があります。
エンジンを下ろしたほうが作業性は良いそうです。
エンジンの下ろし方はこちらを参照ください。
ファンカバーの形状からしてダイナモとは違うので、外す必要があります。
エンジンを下ろしたほうが作業性は良いそうです。
エンジンの下ろし方はこちらを参照ください。