キャブレターのニップルもげた

最終更新:

fiat500-onlinemanual

- view
だれでも歓迎! 編集
ここに2つのキャブレターを並べた写真がございます。
Rタイプにはほぼ標準でついているWEBERの28IMB(もしくはその代替互換品)で同じものですが、明らかに違う点が一つあります。
左のキャブレターにはある真鍮の燃料吸入口が
右のキャブレターにはありません。
この右のキャブレターは少し前にエンジンをオーバーヒートさせてしまっていていたのですが、その際にこのパーツにも熱が加わっていた為、接合部がもろくなっていたようです。
結果、首都高速を走行中にホースに持っていかれる形で吸入口が抜けて燃料は吹き出し、走行不能に陥りました。
他の500乗りの方たちから複数の同意があったのですが、このパーツはそのようなことがなくても経年劣化で外れることがあるようです。
経年劣化でいちいち燃料吹き出していてはたまらないので、補修方法を模索していたところTwitterでヒントを頂きました。
元の穴にタップでネジを切って、そこにネジ式のニップルをねじ込むというものです。

ネットを徘徊して良いものを見つけることが出来ました。
このシリーズには穴の径違いで数種類販売されておりました。

キャブレターの元穴はノギスで測ったところ6.8mm程度でした。
M8ネジはタップ着る際の下穴は6.5mm前後と思われたのでM8×P1.25のネジの付いたモノを購入。

ホース側の径も2種類ありましたが、6mmホース用をチョイス。
私の燃料ホースは穴径が6mmです(5mmホースの人もいるかも知れませんが、5mm用は売られていないようです。)
タップでネジ山を切るときは注油を忘れず、半回転ねじ切っては戻して、穴の切りカスを掃除して、を繰り返すようにしています。

無事取り付けてリペア完了です。ただし、まだ燃料漏れなどのテストを行っておりませんので、いつかエンジンにこのキャブレターを取り付けて試運転終わりましたら、追記したいと思います。万が一燃料が染み出すなどあればシール材なども併用するかもしれません。

(written by 大塚)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー