間欠ワイパーユニットを付けてみた2025

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pasota

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間欠ワイパーを付けてみた(2025年)

間欠ワイパーユニット 商品選定


当方、基本的に雨天では乗らない甘ちゃんチンク乗りですが、イベントで遠出した際に微妙な降り加減の雨に遭遇したことがきっかけで間欠ワイパーが欲しくなりました。

調べてみたところ、みんカラやこちらでも紹介され多数の先輩方が使っているミツバの「ワイパーコントロールシステム IS-0403」は、とうの昔に生産終了。

Amazonなどで他の後付けユニットも販売していましたが、熟慮の結果、今回選んだのはヤフオクで販売していたこちら。

<ヤフオク>

件名:送料込み!! S/W内蔵 無段階調整式間欠ワイパーⅤ 12V用だけど6Vモーター使用可能 ブラック
送料無料 即決 2,750円

値段もリーズナブルで商品説明も詳しく、以下の取付説明サイトを読んでみて、チンクでもいけそうかなと。

間欠ワイパーVの取付等説明ページ
https://vw.irontail88.info/intermittentwiperVinstructions.html

取付方


チンクのワイパーの回路と間欠ユニットの取付にあたっては、Okaponさんの「間欠ワイパーの補機(停止前のスローダウン用リレー考)」を大いに参照させていただいた。
非常に詳しく解説されているので、まずはそちらを精読いただきたい。
結論から言うと、同ページの最後の方で言及されている「間欠ワイパー・コントロール(黄線廃止)」の配線に則って取り付けることで無事機能することを確認した。

以下、実際の配線です
※なお、当方は文字通り素人につき、下記説明に安全上の重大な誤りを発見した場合は指摘もしくは修正してください。

1.ワイパースイッチの配線の確認

レストアされていたりすると純正と同じではない配色で配線されているケースがあります。
また、スイッチの取付の向きが上下しているケースもあり、実際のスイッチでテスターで確認しました。

結果、私のチンクの場合は写真の通り。
  • 左上がヒューズボックスからのプラス線(青黒線)
  • 右上がワイパーモーターへのプラス線(青線)
  • 左下がアース(黒線)
  • 右下がPARKING回路へのプラス線(青白線)
※線色は純正配線色で記載しています(私のチンクでは違う色が使われていました)

2.間欠ワイパーユニットへの配線と接続、設置

購入した商品はユニット本体のみで、必要な長さの配線やヒューズユニットは自分で揃える必要があります。

(用意したもの)
  • 二股配線×3 (スイッチからの分岐×2、ワイパー本体の動作用と間欠ワイパーユニット動作用のプラス線分岐×1)
  • ヒューズホルダー×2
  • 10Aヒューズ×1
  • 2Aヒューズ×1
  • 延長用配線(色は適宜)

「間欠ワイパー・コントロール(黄線廃止)」配線図上では、説明上配線の途中に割り込ませる表記となっていましたが、ワイパースイッチへの入力線を二股にする配線を2つ用意しました。(純正配線色で作るのが王道ですが、既に違う配線色であるのと手元に純正色が無かったので単色で作っています)

①ワイパースイッチ左上:二股配線で(純正色:青黒線)を接続しヒューズボックスからのプラスを入力
②ワイパースイッチ左上:スイッチ経由で分岐から出力し、ヒューズホルダー(10Aヒューズ)に接続

③二股配線で分岐
④片方は配線を延長して間欠ワイパーユニットの茶線に接続
⑤もう片方はヒューズホルダー(2Aヒューズ)に接続
⑥配線を延長して間欠ワイパーユニットの赤線に接続
⑦ワイパースイッチ右上:二股配線で(純正色:青線)を接続してワイパーモーター本体に接続
⑧ワイパースイッチ右上:スイッチ経由で分岐から出力し、配線を延長して間欠ワイパーユニットの青線に接続
⑨間欠ワイパーユニットの黒線をアースに接続(写真なし)

(表現がこなれてなくてすみません!意味は伝わるはず!)
※間欠ワイパーユニット側の緑線と黄色は使いません、

配線は以上です。
あとは、間欠ワイパーユニット本体を適当な場所に設置するだけ。

もう目一杯だと思っていた配線穴も、潤滑油を吹き付けると意外に配線がスルスル入って驚きました!ここからあと2本余裕で入りました♪

間欠ワイパーユニット本体は、ダッシュボードの左下に仮付けしています


3.動作確認

①ワイパースイッチ/オン 
(間欠ワイパーユニットはスイッチ/オフ)

通常動作です

②間欠ワイパーユニット スイッチ/オン 
(ワイパースイッチ/オフ) 

間欠動作です(ダイアル操作で2秒~10秒設定可能)

「ただしワイパースイッチOFFで間欠ワイパーコントローラーを使用した場合はParking回路が生きたままなのでワイパー可動範囲の全域に渡ってワイパーブレードのスローダウンが起きる。しかしもともと雨量が少ない時に使うものだからこれが問題になることはない。」(「間欠ワイパーの補機(停止前のスローダウン用リレー考)」より)
の記載の通り動きは緩慢であるが、実用上の問題はありません。



Olaponさんの詳細な解説と、間欠ワイパーユニット販売者のirontail88さん(https://vw.irontail88.info/intermittentwiperVinstructions.html)の手厚いサポートにより、さして戸惑うことなくユニットを取り付けることができたことに、この場を借りて謝意を表します。
あくまで1つの事例として、これから間欠ワイパーユニットを取り付けようと思っているチンクオーナーのお役に立てれば幸いです。

2025/09/16初稿

by PASOTA

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