注:フロントホイールのトーインの調節は自分で行うことも可能ですが
専門業者に頼んだ方が無難です
専門業者に頼んだ方が無難です
準備する物
長さ150cmのアルミのアングル材2本
作業手順
1、
アングル材に端から30cmともう一端に60cmの所に目印を付けます


片方ともう片方
アングル材に端から30cmともう一端に60cmの所に目印を付けます


片方ともう片方
2、
ステアリングを左右にめいっぱい切って、ちょうど真ん中の位置を探します。
その真ん中の位置でトーインを調節します
ステアリングを左右にめいっぱい切って、ちょうど真ん中の位置を探します。
その真ん中の位置でトーインを調節します
3、
真ん中の位置にしたら、アングル材の30cm目印をホイールのセンターに合わせます。
適当な台などを使って、アングル材を地面に水平に保ち、しっかりと固定します。
それを左右のホイールに同様に行います

ホイールの中心に合わせます

オイル缶がちょうど良いです
真ん中の位置にしたら、アングル材の30cm目印をホイールのセンターに合わせます。
適当な台などを使って、アングル材を地面に水平に保ち、しっかりと固定します。
それを左右のホイールに同様に行います


4、
画像のようにYとXの距離を測ります。
そしてXからYを引き2で割った数値がトーインになります。

画像のようにYとXの距離を測ります。
そしてXからYを引き2で割った数値がトーインになります。

5、
3と4を何回か行い、平均値を出します。
その時、2回目以降は車体を少し前に押して測定します。
3と4を何回か行い、平均値を出します。
その時、2回目以降は車体を少し前に押して測定します。
6、
タイロッドクランプボルトを緩めてタイロッドを少しずつ回して調節します。
トーインの平均値が0~2mmになったらOKです。
ただし、車体に対してのそれぞれの角度を測っているわけではありません。
くどいようですが、応急処置的な物と思った方が間違いが無いでしょう

赤 タイロッドクランプボルト
緑 タイロッド
タイロッドクランプボルトを緩めてタイロッドを少しずつ回して調節します。
トーインの平均値が0~2mmになったらOKです。
ただし、車体に対してのそれぞれの角度を測っているわけではありません。
くどいようですが、応急処置的な物と思った方が間違いが無いでしょう

赤 タイロッドクランプボルト
緑 タイロッド
7、
タイロッドクランプボルト(1.0~1.5kgf-m)を締めて終了です
タイロッドクランプボルト(1.0~1.5kgf-m)を締めて終了です