シリンダーヘッドの取り付け

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準備する物

耐油性の液体ガスケット
トルクレンチ

作業手順

01

プッシュロッドチューブにOリングをはめます。
液体ガスケットをたっぷりと塗ります。(はみ出たら拭き取ります)

クランクケース側を脱脂して、そこにチューブを取り付けます。
真ん中のオイルパイプシャフトは塗らずに差し込んであるだけです。
ここにもチューブをかぶせます。

02

シリンダーにヘッドガスケットを取りつけます。
曲がると一発で駄目になってしまうので 丁寧にスタッドボルトに通していきます。

シリンダーヘッドを固定します。
まだ仮止めです。

03

ナットの種類はプラグ側4つが普通のナット、ロッカーアームの下の4つが袋ナットです。

均一にトルクを掛けていきます。

ヘインズのマニュアルを見ると順番が振ってあります。
普通、中心から締めていく物なんですが1,2と締めた後3に飛んで今度は4です
燃焼室一つ一つを別の物と考えて締めているみたいです。
ボクはいつも1,5,2,6、8,3,4,7とヘッドの歪みが残りにくいように締めています。
今回も自己流で締めちゃいましたすんませんyamameさん。

規定トルクは3.3kg・mとなっています。
いきなりこのトルクで締めるとあまりよろしくないので、数回に分けてトルクを掛けていきます。
1度目は1.5kg・m、2度目は3kg・m
3度目で3.3kg・mといった感じです。

ロッカーアームはまだつけません。
この状態で一晩寝かせて応力を散らします。
焦らずに焦らずに。

04

もう一度トルクを確認してロッカーアームを取り付けます。

プッシュロッドを入れ、オイルパイプシャフトを忘れないようにし、念のためロッカーアームのアジャスタスクリューは緩めにして規定トルクで締めます
トルクは2.1kg・mです

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