ドアのメンテの巻 其の弐

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ドアが閉まりづらい原因の一つにロック部分の動作不良があります。
これにも古いグリスが固着したり、金属粉が溜まったり、クリアランスが変わったりと色々あります。

FIAT500の場合、カシメてある所があるので完全な分解洗浄は出来ませんが、出来るだけ綺麗にしてやりましょう。

準備する物

プラスドライバー
マイナスドライバー
パーツクリーナーなど(灯油でも可)
ポンチ 又は タガネ 
ハンマー
新しいグリス

作業手順

1、
ドアの内張りを外します。
詳しくはここを参照下さい。

2、
ドアロックノブを外します。
(ネジになっているだけなので 簡単にとれます)

3、
ドアのサイドのプラスネジを5個全て外します。
上下の2個はドアガラスのインナーステーをとめているネジです。
インナーのゴムが劣化している場合がありますので、注意しながら外しましょう。
開閉レバーのプラスネジを外します。
(外した方が作業性が良くなります)

開閉レバーにつながっている針金を外します。
ゴムの板でとめているだけです。
切らないように気を付けましょう。
画像のロッドは矢印部分からポコッと取れます。
マイナスドライバーなどで外せますが、その際、樹脂の部分を割らないように気を付けましょう。

4、
これでユニットを外すことが出来ます。
うまく取り出します。

5、
外したユニットを洗浄します。

6、
各部の緩みを見ます。
画像の部分が緩みやすいので、緩んでいる場合はポンチやタガネでカシメ直します。

7、
新しいグリスを塗布し、元通りに組み付けていきます。
樹脂の部分は無理をせずにシリコングリスを薄く塗ってはめ込みます。
(シリコングリスは樹脂を保護します)

8、
動作確認をして終了です。

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