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クリテリウム 2006.12.17

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  • 日時:2006/12/17
  • 場所:菖蒲町
  • 種目:クリテリウム
  • 写真と動画

県連主催のクリテリウムに出場した。12~3月で行われる4連戦の第1戦目だ。
オフトレのはずが、今年はこんな時期まで走ることになった。
ちゃんとしたレースで走るのは初めてなので、初級クラスにエントリーした。
天気予報では雨が降りそうだったが、この時期にしては風もなく暖かくなった。

農道と少し広いサイクリングロードを組み合わせたコースは非常に狭くてコーナーが多い。コーナー立ち上がりでの加速が連続するので難しいし、つらそうだ。
1周3kmのコースを初級クラスは4周する。総距離は短いけど、その分ハイスピードになりそうだ。
最初はJCRCの登録選手たちのレースが行われる。やはりコースが狭いのとコーナーが多いので、集団の前にいた方が有利なようだ。特に私はダッシュが苦手なので、コーナーの立ち上がりで遅れないように気をつけなければならない。
仲間の話では、最初の1~2周はペースが速いので、頑張ってついていったほうが良いそうだ。その後はペースが落ち着いてくるので、最初が肝心なようだ。
ALPHAWKのメンバーは実力通り良い順位に入っている。

回りの道路でアップしてからスタートに向かう。スタート位置が前になるように、少し余裕をもって移動した。3,4列目のまずまずの場所だ。周りはやっぱりDURA-ACEが多い。私のような年季の入った自転車は見かけない。
中級クラスのスタート30秒後にスタートになる。最初にクリートが一発で入らなくて、出遅れてしまったので、最初のコーナーまでに前に上がっておいた。いい位置でコーナーに入って、その後すぐに細いクランクになる。ハイペースの集団でこんなに細い道を走るのは初めてなので、位置取りが難しい。コーナリングには自信があるが、集団だとブレーキのタイミングが違うし、周りの選手とラインも違う。それに、コーナーの立ち上がりはちょっとでも気を抜くとすぐに遅れてしまう。最初が肝心と言われていたので、頑張って前の選手にぴったりとついていく。

しかし、1周目の最後のコーナーで数人の先頭集団から5mほど間ができてしまった。ここで遅れたらもう終わりだと思って必死に踏んだが、差は一向に縮まらない。そして、じりじりと離されていき、後ろから抜かされてしまう。気持ちが切れてしまうと一気にペースが落ちたが、数秒足を休ませて何とか第2集団の後ろあたりにつくことができた。
レースとしてはもう終わったかなと思ったけど、2周目になってから少しペースが落ちて、また1つの集団になった。これをチャンスに、少しずつ前に上がっていった。

その後もコーナーで離されたり追いついたりを繰り返した。3周目になってわかったが、多少差がついても集団の形が柔軟に変わって、また元に戻れる。必死になってベッタリついていかなくてもよかったようだ。1周目で足を使いすぎた。でも3周目になるとペースが落ち着いてきて、足に余裕が出てきた。

最後の4周目でもついていくだけなら余裕が出てきた。終盤はゴールスプリントに向けて前に上がっていったが、みんな考えることが同じで、抜かしたり抜かされたりを繰り返す。
ゴール近くになって徐々にペースが上がるが、足はまだ動かせる。でも、周りを囲まれて前に上がることができなくなってしまった。コースの脇から抜かした選手が真ん中に入る。さらに脇から抜かした選手がまた真ん中に入るというように前に溜まっていく。でもコース脇に入る隙間がなかなか見つからない。
スペースをみつけたときにはゴール直前になっていて、必死に追い上げたが10番目くらいまでいくのが精一杯だった。もう50mくらい距離があれば順位を上げられたと思うと悔しい。新しいタイヤだったら、もっと走れたかな?

後で順位を見ると12位だった。初めてのレースで、集団内での位置取りの難しさがよくわかった。最後に全力を出し切れなかったのは悔しかったが、きっと周りの選手も同じことを考えているのだろう。コースの難易度も高く、いい勉強になった。
また出てみたいとは思ったけど、来年もこの時期まで自転車に乗っているだろうか。


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