リンダ=フィッシャー



「まだまだまだぁぁぁっっ!!亡霊を装おいて戯れなりゃ貴様ら亡霊になって死ぬべしぃぃぃぃ!!!」

概要


モイライの月の構成員。
金髪とそばかすを持つ女性。
普段は陰気で陰湿、人見知りで臆病。
だが麻薬の服用により気分が異常に昂揚、狂気的で猟奇的な性格に変貌する。
重度の麻薬中毒者でもあり、定期的に麻薬を摂取しないと暴れ出す。

元はカーマの愛玩奴隷であり、彼からは「アルエット」と呼ばれていた。
「ローラ」「セーラ」とも当時の顔見知り。
カーマとその関係者には極度のトラウマを抱いており、麻薬の常用も辛い記憶を忘れ去るためのもの。
トラウマにより「アルエット」の名で呼ばれると狂乱し、手が付けられなくなる。
トラウマと精神の安定のため、カーマの関係者の根絶やしを渇望している。

狙撃銃型魔術銃の使い手で、普段は凡庸だが麻薬服用時の命中精度は驚異的。
この技量により本来は組織を追放されかねない麻薬中毒にも関わらず、未だに在籍している。
魔月器は二段階の解放を備えた狙撃銃型魔術銃「凶弾魔王(ザミエル)」。
一段階目の解放で「凶弾魔王(ザミエル)」がパワーアップ、強力なホーミング弾を放てるようになる。
二段階目の解放でリンダと「凶弾魔王(ザミエル)」が融合、リンダが触れたものをホーミング弾として発射できるようになる。



技・魔法


精密狙撃(シャルフシーセン)
狙いを澄ませた狙撃攻撃。

魔王の魔弾(フライシュッツ)
「凶弾魔王(ザミエル)」一段階目解放時限定。
強力なホーミング魔法弾を放つ。

魔王の魔弾・弐(フライシュッツ・ツヴァイ)
「凶弾魔王(ザミエル)」二段階目解放時限定。
触れたものをホーミング弾として打ち出す。
リンダが視認できるものでないとホーミング弾には変えられない。

解放
「凶弾魔王(ザミエル)」の一段階目の解放をする。
掛け声は「狩れ、『凶弾魔王(ザミエル)』」。

完全解放
「凶弾魔王(ザミエル)」の二段階目の解放をする。
掛け声は「狼谷(おおかみだに)に来たれ、『凶弾魔王(ザミエル)』」。


経歴


2010年12月11日『雷鳥の勇者』第一話 投げられた賽
賊の一員としてアウルエーヴェルトらと共に登場。
甲板からディプスゼフィスの乗る鳥獣を狙って狙撃。
ゼフィスの鳥獣を撃墜するもののゼフィスに狙撃し返され、左肩を負傷し逃亡した。

2011年4月16日 ツルギ救出なりチャ
ジャニスの配下としてデルタレイスレイらと共に登場。

ルナールエヴェリーを狙って狙撃攻撃を行うがディプスフォルアの攻撃で燻り出されてツルギムヴァの近くに転落。
だが、かつての奴隷仲間であるツルギに「アルエット」の名を告げられ、狂乱。
「凶弾魔王(ザミエル)」を完全開放して暴れ回るがフォルアムヴァの攻撃を受けて死亡した。



由来


「リンダ(Linda)」…英語圏に見られる女性名。


余談


「凶弾魔王(ザミエル)」の解放は漫画「BLEACH」に登場する「破面(アランカル)」の「帰刃(レスレクシオン)」が元ネタ。
「凶弾魔王(ザミエル)」の名前は歌劇「魔弾の射手」に登場する同名の人物が元ネタ。

最終更新:2012年03月29日 00:11