ツルギ=カーレンス
1: 名前
ツルギ=カーレンス
2: 年齢
15歳
3: 性別
男
4: 種族
魔族
悪魔が
光の女神ラスタルの力で変化して生まれた種族と言われている。
人間と変わらない外見と知能を持つが先天的に異形の器官を備える者も存在する。
器官の異形化は「変蝕(へんしょく)」と呼ばれ、地域によっては「女神ラスタルの慈愛を拒んだ証」、「悪魔の子」などとされ忌避される。
大陸北~中部に多く見られ、
モイロイドに次ぐ人口を誇っている。
5: 外見
明るい金色のストレートのショートヘア、瞳はアメジスト色。
少女のような可愛らしい顔立ちで目は垂れ目気味。
体つきはやや細めで中性的。
普段は若者らしいラフな服装をしていることが多い。
金縁の丸眼鏡(ちなみに伊達眼鏡)をかけている。
身長:160cm
体重:53kg
6: 性格
穏やかで社交的だが繊細で自己中心的で保身的。
いざとなれば卑劣なこともやってのける冷徹さも持つ。
過去、まともな愛情を得られなかったため軟派で女好き。
逆にトラウマから男性、特に筋骨逞しい者や同性愛者には特に苦手意識を持っており女性と共にいることを好む。
甘えさせてくれそうな年上の女性が特に好きだが格好がつかないとも思っているので周りには「年下の方が好き」ということにしている。
演劇も好きで気に入った劇の台本は蒐集している。
演技自体も得意で普段は慇懃で穏やか、物腰柔らかく飄々とした人物を演じている。
穏やかな笑顔を絶やさず、感情の起伏を表に出さない。
自身の弱みを隠すだけでなく、芝居がかった言動、舞台劇になぞらえた発言をすることで辛い現実を「演劇」だと自分に言い聞かせ、精神を安定させるための現実逃避のためでもある。
最近は穏やかな日常を過ごせているのでこう言った傾向はほぼ見られなくなっている。
実妹
ヤイバに恋心を寄せられているが彼女に対する態度は素っ気無い。
外見的には好みなのだが(ツルギ自身から見れば)完全に心が歪み、愛玩奴隷時代を想起させるため恐怖心を抱いている。
ただし完全に嫌っているわけではなく、それなりの家族愛はある。
百合男は珍しい男友達。
双子同士ということで親近感もある。
7: 過去
妹
ヤイバの双子(二卵性双生児)の兄として誕生。
5歳のとき、妹
ヤイバと共に街を散歩していた際に誤って劣悪な治安の歓楽街に迷い込み妹共々悪漢に誘拐されてしまう。
その後は兄と共に人買いの手に渡り、
ウルド王国のグリモワール家の分家の当主
カーマに兄共々愛玩奴隷として買い取られ、彼の快楽の餌食になった。
また、ヤイバに死霊術の才があることを見抜いたカーマは自身の死霊術をヤイバに叩き込んだ。
地獄のような日々が続いていく中、
ヤイバはツルギに対し異常なまでの依存心を抱きはじめる。
また、愛玩奴隷としての生活での苦痛は自ら現実感を失うことで乗り越えたものの自らを歪ませることになった。
そんな環境は4年後更に悪化した。
とある理由から
ツルギを手元に置いておけなくなった
カーマはツルギを
モイライの月へ渡され、双子は引き離されてしまう。
そこで組織の手駒となるべく暗殺者養成カリキュラムに参加させられ、強制的に暗殺者としての技能を会得させられた。
死者も続出するカリキュラムもなんとか無事に修了し、正式に組織の一員となった。
その後は様々な任務をこなしていたが先日、各界の重要人物が集うパーティーの襲撃任務に参加した際、パーティーの警護を行っていた
ティマフに捕獲され、その失態で「
モイライの月」を追放された。
身柄はティマフによって
ドレイクに届けられ、10年ぶりに両親や姉と再会し、恐怖の対象である妹
ヤイバとも再会。
警察に対し、「モイライの月」の情報の提供と多額の献金によりごく短期間の拘留まで減刑。
その後、監視のため、「モイライの月」の襲撃に対応するためなど諸々の理由で
ドレイク本部の
ヤイバの部屋で暮らすことになった。
現在は社会復帰のため、街の喫茶店「ブランドゥング」で店員として働いている。
8: 職業
喫茶店「ブランドゥング」の店員(元「
モイライの月」所属の暗殺者)
暗殺者
暗殺を生業とする者達。
何らかの組織に所属していることも多い。
9: 口調
演技モードだと穏やかで慇懃。
素だと「~だよ」「~だね」など普通の少年らしい口調。
どちらも舞台劇に例えた言い回しをすることも。
「私はツルギ=カーレンス。どうぞお見知り置きを」
「御身体にも、御顔にも傷が無いようで安心いたしました」
「いらっしゃいませ、只今期間限定メニューとして特別仕様のショートケーキがございます」
「大丈夫。やっと娑婆(しゃば)に戻れたことだし…バカなマネをするつもりはないから…」
「気に入らないよ、おまえ。いつもいつもボクのジャマばかりして、目障りだ…」
「ごめんね…やっぱり、自分の身が一番可愛いんだよ…ボクは…」
「助かるなんて…今回のあんたはデウス・エクス・マキーナだね…」
「感謝はしてるけど、それとこれとは別だからね
ヤイバ」
「次の休日、ご予定は空いておりませんか?よい菓子屋を存じておりまして」
「この世は舞台、誰も彼も、貴方も私も皆役者…ってね」
「こんな悪趣味な『残酷人形譚(グランギニョール)』で喜ぶなんてどうかしてる…!!!」
「ボクはケンカは趣味じゃないんだってば」
「クリームと季節のフルーツを合わせて…チョコパウダーを散らして…うーん…」
「誘拐事件の件ですか?実は私もよく事情を知らないので…ええ、申し訳ない」
10: 一人称、二人称
<<一人称>>
私
ボク
<<二人称>>
貴方
貴女
貴方様
貴女様
おまえ
あんた
<名前で呼ぶ場合>
呼び捨て
~さん
~様
11: 好きなもの
演劇
演劇の台本コレクション(全てコピー)
女性(特に年上)
鶏肉料理
12: 嫌いなもの
13: 好きな人
????
14: パートナー
15: 属性
金・雷
16: 苦手な属性
木
17: 戦闘スタイル
魔術を用いる中~遠距離タイプ。
火力よりも手数・命中率重視。
やや変則的な性能のものが多いのも特徴。
暗殺者らしく身のこなしも軽く、回避力も優れている。
18: 精神力
一般人よりは多少上、という程度。
19: 戦闘熟練度
未熟★★★☆☆完成
20: 技や魔法
<<自然魔術>>
万物に宿る魔法エネルギー「
マナ」を魔力で自在に操作・変質させる
魔術系統。
アースガルド大陸では最も一般的。
詠唱の内容は完全に個人の好みになる。
サンダーボルト
雷のマナを凝縮し、雷を放つ。
威力は下がるが枝分かれさせて攻撃範囲を広げることも出来る。
ツルギの技の中では比較的スタンダードな性能。
詠唱「凶暴な雷 獲物を狙って一直線」
サンダーボルト・マイン
「サンダーボルト」の変形版。
雷のマナを凝縮し、その場で停滞する雷の弾を設置する。
設置後、術者の指示で電撃を発射する。
触れた相手に強烈な電撃を浴びせる「機雷」としても機能する。
詠唱「狡猾な雷 獲物をじわりじわり狙ってる」(設置)
「食い千切れ」(発射)
サンダーボルト・トレーサー
「サンダーボルト」の変形版。
雷のマナを凝縮し、雷の弾を作り出す。
雷の弾はツルギ自身の意思で自由自在に移動させることが出来る。
発動中はツルギ自身が動けないという弱点がある。
詠唱「移り気な雷 獲物を追ってあちらへこちらへ」
ウィッチミラー
金のマナを凝縮し、その場で停滞する半透明な鏡の破片の塊を設置する。
これに触れた魔法はツルギの指定した方向へと方向転換する。
この魔術自体に殺傷能力はなく、触れようとしてもすり抜けてしまう。
詠唱「魔女の鏡はいつでも気紛れ」
<<源魔術>>
純粋に魔力だけを用いる魔術系統。
基本的に人間(亜人含む)が使うことはできない。
詠唱の内容は完全に個人の好みになる。
グランギニョール
ツルギ自身が記憶している人物のモノクロのニセモノを作り出して操り、攻撃させる。
ニセモノの攻撃は全て無属性の魔法攻撃扱いになり、追加効果は再現しない。
ニセモノは攻撃を受けるか数秒が経過すると消滅する。
詠唱「ご覧あれ 見るも無残なグランギニョル」
ゴーストキャスト
ツルギ自身が記憶している人物のニセモノを作りだして様々な動作をとらせ幻惑する。
ニセモノはオリジナルと寸分違わぬ姿をしている。
ニセモノは実体が無く、攻撃することも攻撃を受けることもない。
詠唱「ご覧あれ 姿無き役者の舞台」
<<その他>>
劫雷獣・解放
眼鏡型「魔月器」、「劫雷獣(ブリッツラプター)」を開放する。
解放すると眼鏡が雷で構成された獣に変化し、ツルギが自在に使役できるようになる。
掛け声は「噛み殺せ、『劫雷獣(ブリッツラプター)』」。
21: 特殊能力・特殊技能
<<特殊能力>>
魔族
魔族に特別な効果のある攻撃に弱い。
金属性強化
金属性の技・魔法の性能が上昇。
金属性耐性
金属性の技・魔法に対する防御力・抵抗力が上昇。
雷属性強化
雷属性の技・魔法の性能が上昇。
雷属性耐性
雷属性の技・魔法に対する防御力・抵抗力が上昇。
木属性弱化
木属性の技・魔法の性能が低下。
木属性弱点
木属性の技・魔法に対する防御力・抵抗力が低下。
フラッシュバック
突如として愛玩奴隷時代の虐待された記憶が鮮明に蘇ることがある。
錯乱して恐慌し、「混乱」状態になる。
現在では克服済み。
暗視
夜目が利く。
僅かな光でも暗い場所を見通せる。
<<特殊技能>>
尾行術
尾行に関する技術と知識。
拷問
拷問に関する技術と知識。
軽業
身のこなしが非常に軽い。
約4~5mの高さなら垂直に跳躍できる。
演技
いかにもそれらしく振舞う技能。
他人の演技の看破も可能。
変装
別人になりすます変装技能。
他人の変装の看破も可能。
料理
料理に関する知識と技術。
お菓子作りについてある程度の腕前を持つがまだまだ修行中。
手練の妙技
アレのテクニック。
すごく上手。
22: 必殺技
特になし
23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
体力:C
魔力:C++
腕力:C+
知力:C+
素早さ:B+
命中:B+
24: 武器やアイテム
ミスリルナイフ
軽くて頑丈な魔法金属ミスリル製のナイフ。
魔法攻撃力増強の効果がある。
やや大きいので投擲には向かない。
<特殊能力>
魔力強化
魔法攻撃力が上昇。
ミスリルリング
軽くて頑丈な魔法金属ミスリル製の指環。
付加された防御魔法により安物の鎧と同等の防御力を得られる。
<特殊能力>
物理防御力上昇
物理防御力が上昇。
魔防強化
魔法防御力が上昇。
劫雷獣(ブリッツラプター)
特殊な術式が込められた眼鏡。
ツルギの魔力とキーワードに反応して解放され、全身を雷で構成された猛獣に変化する。
25: その他
- 最初はホール係専門だったが後に厨房の仕事も手伝うようになった。
- ショテルからは「よく肉をくれるおじさん」と思われている。
最終更新:2014年12月17日 23:40