アローヘッド(arrowhead)とは、2010年1月4日からスタートした東京証券取引所の次世代(笑)株式売買システム。
参考↓
http://www.tse.or.jp/news/201001/100104_a.html

注文応答時間や情報配信スピードの高速化を実現し、注文、約定、注文板などの取引情報を異なるサーバ上で三重化して処理するなど、高速性と信頼性を兼ね備えた世界最高水準の取引所システム。


1. 高速性 ~ ミリ秒レベルでのマーケット・アクセスが可能に
2. 信頼性 ~ 最新技術を駆使し東京市場の高信頼性を確保
3. 拡張性 ~ 十分なキャパシティで安定した取引サービスを提供
4. 透明性 ~ 市場情報の大幅拡充によるマーケットの透明性向上
5. 先進性 ~ 「arrowhead」を支える先進技術への取り組み
 (1) 超高速データ管理ソフトウェア「Primesoft Server」の開発
 (2) 高信頼データベース「Symfoware」の機能強化


ニュースによる解説

http://mainichi.jp/select/biz/news/20091208ddm008020047000c.html?inb=yt
証券会社が注文を取引所に発注してから、注文受け付け通知を出すまでの時間は、現在の2~3秒から5ミリ秒(1ミリ秒=1000分の1秒)に短縮される。

高速化で注文処理件数も増加するため、機関投資家らによるコンピューターを使った大口の高速取引にも対応できるようになり「欧米らの顧客を呼び込むツールになる」(大手証券)と期待されている。

ニューヨークやロンドンなど海外の主要取引所の処理速度も4~5ミリ秒とされており、東証の宇治浩明・株式売買システム部長は「基本ソフト、ハードウエアなどシステム全般で高速化を図り、世界の取引所に追い付いた」と話している。



あれな意見

「反射神経」に頼るデイトレーダーは太刀打ちできなくなる(ww
http://mainichi.jp/life/money/kabu/ecomoney/summary/news/20091216org00m020034000c.html?inb=yt



システム投資額



取り消せない恐怖

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20091206k0000m070102000c.html
間違いが通った瞬間、取り消す云々の前に約定しちゃったりしてね。大量の間違いぽいのにはすぐぶつけれる用のプログラムも組めるわけだし。



金融機関への影響

新システムへの移行を機に、東証は午前のみの取引だった年末の大納会と年始の大発会を午後までの終日取引に変更する。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091208ddm008020047000c.html?inb=yt

大発会と大納会が午後もやるようになったから、仕事する日が1営業日分増加。
たいして流動性ないのに、いい迷惑やって某証券の人が言ってた。

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最終更新:2010年01月04日 21:09