日本(リュウ) / Ryu's Theme
概要
操作キャラクターの一人である「リュウ」のステージ音楽。初出は『
ストリートファイターII』。
作曲はカプコンサウンドチーム
ALPH LYLAに所属していた下村陽子氏によるもの。
作品ごとによって曲名が「RYU Stage」や「Theme of Ryu」などと分かれており、通称として「リュウのテーマ」や「リュウステージ」とも呼ばれる。
格好良い颯爽としたメロディーながらも、どこか飾らない渋さも併せ持った、「求道者」たるリュウのイメージに合った音楽。
リュウのステージは「朱雀城」という和風の城を背景としており、そのため曲のバックに和太鼓や拍子木の音が入っているなど和の要素も含まれている。
特に
深澤秀行氏が編曲した『ストリートファイターIV』のリュウのテーマは、シンセサイザーによるダイナミックなアレンジが特徴で人気が高い。
また『ストリートファイターIV』では上記の曲とは別に、ライバル戦での豪鬼戦と剛拳戦でそれぞれ違うアレンジが用意されている。
豪鬼と剛拳。2人ともリュウにとっては関係の深い相手であるので、リュウのテーマのアレンジが流れるのも納得である。
ゲーム以外では、ALPH LYLAの音楽アルバム『熱唱!!ストリートファイターII』で「嵐になれ」というタイトルでボーカルアレンジ版が作られている。歌唱は当時人気だったジャニーズのアイドルグループ、光GENJIの山本淳一。
また格闘ゲームの大会「EVO JAPAN 2023」では協賛企業にロート製薬が関わっており、その本社が大阪繋がりであるためか、同社の目薬「ロートZi」のCM「ロートZ!『疲れ目FighterZ』篇」にこのBGMのオリジナルの一部が使われ、イントロからお馴染みのCFのメロディに変わるという遊び心あふれるパロディが話題となった。
使用されている作品一覧
過去ランキング順位
サウンドトラック
ストリートファイターII -G.S.M.CAPCOM 4-
STREET FIGHTER IV オリジナル・サウンドトラック
ストリートファイターIVシリーズ サウンドBOX
最終更新:2025年01月24日 10:45